翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

ボンズカードの価値が急落

2007-11-19 10:30:18 | メジャーリーグ
ピッツバーグパイレーツ・ボンズ選手のデビューカード

米国では、野球選手のカードが高額で取引され大きなマーケットを形成している。1986年のバリーボンズのルーキーカードは、2006年の11月には2,625ドル、日本円にして約29万円の値がつけられていたが、先週ボンズが起訴されたことでその値を大きく下げてしまった。現在は、同じカードがなんと100ドルの価値しか持たないということである。

アマゾンの情報公開

2007-11-18 10:21:56 | グーグルやアマゾン
amazon.comは膨大な自社のデータベースを一般に公開しているため、世界中の人々がそれを利用し、さまざまなアプリケーションを作っている。それに伴い売り上げも順調に伸びているようだ。

ぼくはテレビで見る映画が大好きなんだけど、新聞をとっていないので、映画の放送スケジュールがわからない。不便なので、APIを使って、今週放送される映画をリストアップするようにした。その映画のリンクをクリックすると、アマゾンのデータベースにアクセスして、いろいろな人の意見を見られるようにもした。

各地の映画放送情報とその評判

ところで今でも地上波のテレビ映画なんて見る人いるのかなあ?

日本の貧富の差の拡大

2007-11-12 11:38:27 | 社会
下流社会 新たな階層集団の出現三浦 展¥ 819

今週号のニューズウィークの特集は「貧富の差の拡大」。香港のある強盗事件から物語が始まる。年老いた男が手に小さいナイフを持ってコンビニを襲う。警察が来るとすぐに男は武器を捨て逮捕される。

囚われれば、屋根と暖かい食事にありつける。男は安堵の表情を浮かべた。

場面転換、こちらは経済発展に沸く中国。数年以内に、贅沢品の消費量は世界一になると予想されている。長者たちは、高級なスーツに身を包み煌びやかな光の中でパーティを楽しむ。その明かりが届かない路上では、地方から職を求めてやってきた人々が奴隷のように土管を転がし街を整備する。

場面はさらに暗い路上に移る。死体のような男が寝そべっている。眼窩は深く落ち込み、長い毛で覆われた胸にはあばら骨の1本1本が暗い影を作っている。

これは日本だ。敗戦で日本は日本を失った。核家族化という名の下で老人は家を追われた。バブル崩壊で終身雇用の道は閉ざされた。富の2極化が進んだ。富むものはその富を元手にさらに富む。貧しいものは睡眠と肉体を切り売りする。

日本が、国内の貧富の差をすこしでも小さくするにはどうすればいいのか?

アメリカや中国といった大国から無理な要求があったとしても、国民の利益や意見に反するものであれば、勇気を持って断る。働いた人から預かったお金は、働いた人のために使う。それがスジというものだ。

絵で見る英語

2007-11-11 13:06:40 | おもしろいもの
絵で見る英語BOOK〈1〉 (スルーピクチャーズシリーズ)
I.A. リチャーズ,クリスティン ギブソン,I.A. Richards,Christine Gibson
アイビーシーパブリッシング

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友人に薦められて、絵で見る英語を買った。

すぐに小学三年生の娘は夢中になった。"You are there. We are here." のページがとくに気に入った様子。そのページの後、崖の向こう側にいる人間が熊にかわる。自分たちは安心して熊を"They are there! They are there!"とからかっているのだけれど、その次のコマで、熊たちはこちら側に渡ってくる "They are here!" と叫びながら逃げ惑う人を演じて、もう娘はおおよろこび。日本語の説明は一切ないのだけれど、英語の意味はよくわかる。

中一の息子の教科書を見て絶望していた反動からか、この本のすばらしさにはほんとうに驚いた。教科書なんか捨ててこの本を学校で使えばいい。子供たちは言葉の意味をしっかり理解できるようになる。

中身をもっと見たい人のために、Amazonは立ち読み機能を用意しているので、いろんなページを自分の目で確かめてください。


デート・レープ・ドラッグを捨てろ!

2007-11-10 10:28:34 | 社会
オーストラリアとアメリカで、中国製の原材料が使われている"Aqua Dots" と "Bindeez" というブランドの玩具がリコールされている。このビーズを舐めた多くの子供たちが病気になっているからだ。

アルジャジーラの報道によれば、それらの塗料には人体に危害を及ぼす危険な成分が含まれているということだ。その使用理由は価格の安さ。

ビーズが口に入ると、塗料に含まれている化学薬品が「デートレープドラッグ」のような物質に変化する。この物質を飲み込んだ人は、意識が混濁し、最悪の場合は死にいたるという。

これからクリスマスシーズンがはじまり、子供たちは多くのビーズを手にする。日本では、まだこれらの製品はリコールの対象になっていないのかもしれない。製造国にはくれぐれも注意しよう。

あ、100円ショップなどに売られているビーズは大丈夫か? ぼくは、うちにある子供のビーズをすべて捨てる。あなたはどうする?

実際の景色がミニチュアに 本城直季

2007-11-09 14:07:38 | おもしろいもの

NHKの「トップランナー」で本城直季が紹介されていた。蛇腹カメラの蛇腹をいじっているうちにおもしろい景色が撮れるようになった。貧乏だったのでフィルムをスキャンして自分のインクジェットプリンタで出力した。その結果に驚いた。ミニチュアの人や建物を並べたような写真ができあがったのだ。それは、盆栽や盆石とは正反対の世界。

なるほど、予想していなかった結果や誤差を効果として受け取り、それをそのまま楽しむ心が、技法や技術を進歩させる原動力なんだ。うん、ぼくも素直にならなくっちゃ。

USBレコードプレーヤー

2007-11-05 12:22:30 | おもしろいもの
フォークソングのレコードをたくさんもっている。ターンテーブルもある。でも、レコードは北海道に、ターンテーブルは東京に、という具合で氷の世界をかけられない。

今日、ネットで便利そうなものを見つけた。レコードプレーヤーにUSB端子がついたものだ。これを買えば、レコードがドロドロと溶けてしまう前に、MP3にして保存しておけるのではないか。かすかな希望が見えてきた、そんな朝のひと時でした。