Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

冬のサバイバル術

2013-12-14 | 日記的な


サバイバル術っていう域には達していませんが、
裏磐梯は雪の時期が長く、畑ができる期間も短いため、
自給的な暮らしはいかに?
と思っていたのですが、意外になんとかなっています。

そのため、グリーンシーズンは忙しいです^^;
すべては冬眠のために。

1.食糧自給

畑は、冬の自給も考えて加工しやすいものや保存がきくものをつくることになります。

●手がかからない上に保存性が良いジャガイモや大豆
ジャガイモや大豆はあまり手もかからず春まで(大豆ならもっと)保存ができるので、
いざというときのたくわえとしては心強いです。
ジャガイモが好物の私は、いざとなればコメがなくてもやっていけると思います。たぶん。
大豆は味噌作りにも使っています。だた、収穫後の作業が結構大変。

●ウリ科の野菜たち
今年初めて作ってみたソーメンかぼちゃ(金糸瓜)とツルアリズッキーニは、
育てるのは簡単で、保存性は、普通のかぼちゃと同じぐらいかと思われ、
12月現在でも、痛まずに残っています。



かぼちゃは定番。個人的にはイモ栗かぼちゃ苦手ですが、
最近は玉ねぎと薪ストーブ上で重ね煮して、スープとして使うことが多いです。
塩と豆乳を加えて、なかなか美味しいです。



●根菜類
今年はニンジンが結構うまくできました。





大根と蕪は近所の方からたくさんいただき(大根は20本ぐらい!)ました。
ビニール袋に入れて土間(冷蔵庫代わり)に置いておくと春まで持ちます。
いただいた時に大量に出た葉っぱ類は、緑のものが少ない時期で貴重なので、
塩漬けにして保存。アブラナ科の葉っぱはすぐに黄色くなりますが、
塩漬けにしておくとなりません。
塩抜きして納豆やサラダに混ぜたり、お味噌汁に入れたりして使えます。
ニンジン収穫の時は忙しくて葉っぱは畑に捨ててしまったのですが、そうしとけばよかった。





土間は、薪置場でもあり、冬の冷蔵庫がわり(笑)





●トマトソース
夏に大量にできた野菜は、冬用に加工することもあります。
トマトは煮て冷凍。塩も何も入れないので、冬に使うときに味付けなどはします。
だいたい、パスタソースになることが多いです。
あとは、今年は乾燥ズッキーニを作ってみました。
ドライトマトは天候不順のせいで作れなかったです。

●その他
ネギは土から抜いて根元を乾燥しないようにビニール袋に入れておけば、まあまあ持ちます。
玉ねぎは気候的にあわないので、周囲の人たちは作っていません。
でも薪ストーブ料理では定番なので、生協で箱買いします。

お米は信頼できるところから玄米30キロ買ってます。
うちは私がパスタとパン好きのため、それで間に合ってます。
もうちょっと米食べないとね^^;

上記の野菜以外は、購入することになります。
だいたい、生協で頼むか、猪苗代のスーパーで買います。

10月~直売所で大根や白菜が安く売り出されるので、
冬ぎりぎり11月終わりぐらいに大根を買ってみたりします。
白菜は早めに売り切れちゃいます。

5回目の冬を迎えるに当たり、だいたい、保存のきく野菜などわかってきたので、
何を備えといたらよいかは、見えてきた感じです。
まだまだ、試行錯誤ですが、畑の作付け時は、冬のことを考えてやることにしています。

2.生ごみ処理

冬になると何が大変って、生ごみ処理。
ゴミの日に出せばいいでしょ、って思うかもしれませんが、
土にかえるものをゴミの日に出すなんて野蛮なことはできません。
習慣になってくると、それはそれは気持ち悪い感じになります。

●グリーンシーズンの生ごみ処理
生ごみの場合、ミミズコンポストか畑の土に埋めるか2者択一です。
ミミズは柑橘類、ユリ科のもの(ネギ類、ニンニクなど)がダメなので、
それらは土に埋めます。

●冬の生ごみ処理
すっかり雪に覆われるため、土に埋めるという選択肢がなくなり、
ミミズも活動が不活発になるため、ちょっと考えどころです。

去年までは、ポリバケツにためて、臭くならないようにEM菌や炭の粉、
コーヒーかすを混ぜて、それでなんとかなっていました。
それでも30リットルぐらいのポリバケツでなんとかなっていました。
でも、水を排出できないバケツなので、下の方にたまって嫌気性発酵になり、
出した時に、とっても臭い!

そこで、今年は生ごみを3つに分けるシステムを考え中です。
①薪ストーブ
②ミミズコンポスト
③段ボールコンポスト

皮など薄いものは薪ストーブ横で乾かして、薪と一緒に燃やす作戦。
ミカンの皮は、いわずもがな、よく燃えます。焚き付けに最高。



薪ストーブが無理なものは、ミミズが食べられるものはミミズコンポストへ。
ミミズが食べられないものは、段ボールコンポストへ。



今のところ、ほとんどが薪ストーブ行きとなっています。
ミミズは寒さのため活動低下しているので、上げるときは小さく切って早く分解するようにしてます。
段ボールコンポストへはほとんど投入するものがありません。
投入しても、寒くてたぶん、分解しないです^^;

去年は卵の殻は別にためておいて、砕いて土にまくようにしたのですが、たまりすぎて使っていないので、
今年は、それは、ゴミの日に出すことになりました。ちょっと悔しい。
卵の殻、梅干しの種など、ちょっと硬めのものはゴミの日に出すことに…。

もうちょっと美しく循環するシステムをつくりたいものです。

●薪ストーブクッキング
冬になると、ガスボンベ設置している場所に、雪が落ちるので、危険、ということもあり、
ガスボンベは12月~3月ごろまで撤去します。
そうすると、料理は薪ストーブでやらねばなりません。
いちおう、いざというときのために、カセットコンロを用意しておきます。



ゴミ処理も薪ストーブクッキングも、余裕がないとね…って思われるかもしれませんが、
確かに、これは、人間の都合ではなく、ミミズとか土がゴミを分解できる時間とか、
薪が燃えてストーブが温まるペースとか、そういうのに合わせなければいけません。
それが、「余裕がないとできない」っていう話なのかというと、それも変ですよね。

まあ、まだ無駄も多いし、お金がないと立ち行かないところもありますが、
いざとなったらどうするか、っていう知恵と備えは結構蓄えられてきてます。

全部薪で煮炊きだと!って私も思ったことがあるし、
冬の間、野菜保存できるってほんとかよ?って思ったこともありますが、
人間やってみればできるものです。はい。



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