目からうろこの焼酎研究会
NPO E-OJISANの焼酎研究会
26日に浅草「○吉八」で開催された
参加者は6名、ちょっと寂しいが
共通の話題で盛り上がるには良い人数
この日のテーマは
常圧蒸留と減圧蒸留の味の違い
常圧はもろみの温度が100℃まであがり
もろみの成分が変化するので
香ばしく豊かな香りとなる
一方、減圧は真空に近い状態で蒸留するので
沸点が40~50℃と低くなり
淡麗でソフトな味わい
ただ、ハナタレのようなセメダイン臭がする
研究の最初は大海酒造の「海」(減圧)と「くじら」(常圧)
「海」はさらさらで香りがたつというのが研究員の声
一方、「くじら」は芋焼酎らしい焼酎
(鯵のなめろう)
そして、米焼酎
豊永酒造の減圧「豊永蔵」有機米100%を原料としている
独特の風味とコクがあるが
セメダイン臭もかなり
常圧は山翡翠(やませみ)
百年の孤独(麦)の黒木本店の尾鈴山蒸留所製
吟醸香もたって、例えようのない味との評価
セメダイン臭がでたところで
初留取りの「南の島の貴婦人」(朝日酒造)
アルコール度数は44度
黒糖の甘味の中に初留取り独特の華やかな香り
( ↑ 自家製さつま揚げ ↓ )
麦焼酎の常圧は「万年星」(渡邊酒造)
はだか麦が原料だが
麦の香ばしい香りと甘さを感じさせる
減圧は「中々」(黒木本店)
二条大麦が原料で
雑味もなくすっきり
かといって、麦のほんのりとした香りも残る
( ↑ イカ墨ころっけ ↓ )
最後の一杯は自由研究
長雲の一番橋(原酒)と天使の誘惑に分かれたが
このあたりで〆の鶏飯
小生はカレー
この店のモットーは
「今日も元気に呑んで 笑って若返ろー」
大いに話して、笑って
本当に若返ったようだ!
by よしの ふくすけ