春、ど~んと とんかつ!
新年度のスタートした4月1日
天気も桜も外出を誘っている
いつかのとんかつが期待外れだったので
やっぱり、ここで本物を食べておかねばと
御成門にある「燕楽」にでかけた
ここの弟子たちが暖簾分けをしてもらった店が
池上と千鳥町にあって旨いとんかつを出しているが
燕楽グループにはこだわりがある(↓ 千鳥町店の掲示)
その親方筋だから旨くないはずはないと初めて店に行った
店の外の岡持ちが何やら不思議
11時45分だが店はほぼ満員
入るとまず「今日から消費税が上がったので値段が変更になりました」
眺めるとロースカツ定食が2,350円(単品1,750円)
『旨いとんかつを食べに来たのだからこの際ロースカツ定食』
『いや、昼飯は1,000円でしょう!』
心の葛藤のあげく『菊川のうな重を食べると思えば安いもの!』と
ロースカツ定食を注文
この日は弁当の注文が入っていて
中々、店に手がまわらない
外の岡持ちが置いてある意味がよくわかった
おろしたての透明なラード(塊から溶かしていく)で
じっくり低温から揚げていく
他のランチカツなどの注文はというと茶色くなったラードでザァーっと
一度に7枚くらいを入れて鍋いっぱい
温度が下がらないのだろうかと心配になる
20分以上揚げて余熱で火を通すので数分留め置き
出てきたものはこんなもの
厚さ3㎝程はある
横で食べている人のランチカツと比べると3倍以上の厚みだ
最初の3切れ程は岩塩をかけていただく
衣はサックリ、豚肉はしっとり
旨味が濃厚で脂身の甘さも塩で引き出される
これは天国の美味しさ
トン汁も具だくさん、ご飯もふっくらと旨い
後はソースをかけていただきました
ちょっと、客を入れすぎじゃないの?!という以外は
100点越えのとんかつでした
by よしの ふくすけ