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~女性が活躍する会社~

2015年08月25日 | 日記
『女性の活躍する社会』を後押しする女性活躍推進法案が、今月28日にも参院本会議で可決、成立する見通しとなりました。
『女性の活躍』は、安倍政権の戦略の中でも中核をなしており、指導的地位(管理職)に占める女性の割合を、2020年度までに、30%に引き上げることを目標としています。
主な内容としては、就職活動の際に、就職活動生に開示される情報として『育休取得率』という項目を加えたり、女性管理職の数値目標を設定、それに伴う行動計画を公表する、などといったものがあるようです。

はたして、今回の法案は、どれほどの効力を発揮してくれるのでしょうか。
本来であれば、このような法案がなくとも、男性であれ、女性であれ、能力のある者は、積極的に登用されるべきだと思います。
しかし、女性は、子供を産む際、どうしても仕事を休まなければなりません。
産休・育休をとるという事は、どうしても、他の社員に仕事の負担が増えてしまうものです。
一方で、産休・育休というものは、仕事以前に、女性として、母親として取らなければならない休暇であることはまぎれもない事実です。
要は、『企業に女性を積極的に登用しなければいけない環境を作らせる』のではなく、『企業が女性の産休・育休を喜んで受け入れられる環境を作る』事が大事なのだと思います。
『出産』という喜ばれるべきイベントを、仕事の負担が増えて迷惑と捉えられないような、組織作りが重要なんですよね。

以前、何かの番組で、育休から復帰した女性をサプライズで迎え入れた会社が紹介されていました。
復帰後、初めての会議で、仕事からしばらく離れて不安がっていた女性に対し、社長を含む会議参加者全員が「おめでとう」と祝福するサプライズ、加えてご主人からエールのVTRが流れ、現在の仕事の流れをまとめた手書きノートが渡されるなど、会社全体が祝福している雰囲気が画面から見て取れました。

要するに『しなければならない環境』を整えたところで、社員一人一人の意識がまとまっていないと、産休・育休を取りづらい環境というものは変わらないんですよね。
上記の企業のように、社員一人一人が協力して仕事し、祝福ムードで迎え入れられる組織作りが必要なのだと思います。

また、女性が社会で活躍する場が増えてくるという事は、女性の仕事の負担も同時に増えていくという事。
その分、男性が家事の負担を減らしてあげることも、同時に重要となってきますよね。
結局のところ、男性が一生経験することがないであろう『出産の大変さ』、男性がなかなか理解しない『育児の大変さ』を、男性自身が共感し、協力していく事が、女性が活躍する社会に一番必要な事なのかもしれませんね。


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