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変額年金保険 ターゲットは「安定志向の人」

2007年09月03日 15時35分24秒 | 保険マーケティング
(2007年8月28日 読売新聞)

原資100%保証 なら 手数料は高め 年金の原資(元本)を保証するタ
イプの変額年金保険が好調だ。運用成績が悪くても、原資は100%保証
されるため、定期預金に比べて資産を高利回りで、安定的に運用できるメ
リットがある。だが、年間手数料は高めに設定されており、途中で解約し
た場合は原資が保証されない。契約条件を入念に調べる必要がある。(大
木聖馬)
 変額年金保険の最近の主流は、年金原資を100%保証する商品だ。運
用成果が悪くても、運用期間終了後、年金原資は減らずに戻る。運用期間
中に被保険者が死亡した場合にも、受取人に年金原資が100%支払われ
る死亡保険金の最低保証が付いている。
 年金原資を保証するタイプの商品が増えている背景には、日本人の投資
に対する「安定志向」がある。
 ハートフォード生命保険が昨年、日米英3か国で行った調査によると、
日本では「利益が少なくても、リスクは少ない方が良い」「利益がごくわ
ずかでも、リスクが全くない方が良い」が計72%を占めた。米国は42%、
英国は48%と日本人の安定志向は際だっており、生保各社の商品もこう
した傾向に合わせている。
ただし、年金原資を保証する商品は、元本割れの恐れがない分、運用にかかる諸費用は高めになる。
 費用には、年金原資を保証する保険費や、信託報酬などの運用にかかる
経費が含まれ、運用額に対して毎年3%近くが引かれる。このため、年金
原資を保証しない商品よりも、運用効率は低くなってしまう。
 契約する際には、初期契約料や解約料の確認も必要だ。大半の商品はい
ずれか一方を設定している。
 初期契約料は、契約時に運用額の4~5%を徴収し、残りの95~9
6%で運用を開始する。
 解約料がかかる商品は、運用期間が短いほど、一般的に解約料は高くな
る。 さらに、途中で解約すると年金原資は保証されないため、元本割れ
に注意する必要もある。
 アイエヌジー生命保険、東京海上日動フィナンシャル生命、ハートフォ
ード生命保険、マニュライフ生命保険は、運用の目標額を契約者が設定す
る「ターゲット型」だ。運用額が目標に到達すれば、運用を終了して年金
を受け取れる。そのまま運用を継続できる商品もある。
 明治安田生命保険と住友生命保険の商品は、目標額を設定せずに運用す
る。
変額年金保険
個人が払い込んだ年金原資を、生命保険会社が株や債券などに投資して運
用する金融商品。運用の成果に応じて受取額が変わり、定期預金などに比
べて高利回りを期待できる反面、「元本割れ」の恐れもある。年金は一括
での受け取りや、5~15年などの確定年金の形で受け取ることができる。

【花田】
ついにここまで来た。1998年ごろ、当初の変額年金の元本保証は保険期
間の死亡、高度障害のみだった。

満期金の保証はなかったのである。 
その後、満期金は完本保証でも死亡は元本保証なしのもの。

また、満期を迎えても終身保険になるもの。死亡保障が運用によって増え
て増えたら減らない(ラチェット型)もの。

などなど、次々と販売側からのニーズ(銀行、証券)で開発が進んできた。
つまり、消費者のニーズを反映したのもであろう。

結局、今の日本人は安定志向からは脱却できず、リスクはなるべくとらな
いという結論だ。

よくわかるが、リスクをとらないこともリスクである。このことも消費者
には教育する必要があるだろう。

役に立つ!!すごい!! 社長ブログへGO ←なるほど賛成!!


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