マシュが小学校2年生の時に学校に行けなくなっちゃってから、たくさんの先生とお話させていただく機会があった。
担任の先生や、交流学級の先生などを合わせると10人以上になるかな・・。
今、小学校を離れて、うちのスタイルっていうか姿勢、みたいなのがある程度しっかり決まって、あらためて感じたこと。
『先生だって不登校に慣れてない』ってこと。
若い先生はもちろん、長く教師をされているかたでもそうそう不登校の生徒に出会うわけじゃないし。
今は不登校関係の講演会があったり、本なんかもたくさん出ているけれど、先生のお仕事の忙しさったら、そりゃもう大変だし、なかなか来ていない子のことまでじゅうぶんに勉強する時間もないと思う。
実際、マシュが行けなくなった時の担任の先生は「テストが受けれてないんで来てください」とか、「図工展の作品がまだなんで」とか、今から思えば「はーーー・・・」ってなるようなことばかりおっしゃってたなぁと笑えるほどである。
でも、その時は先生にとっては「クラス全員に課題をやらせる」ことは大事なことで、「自分のクラスから不登校の子が出た」っていうのは一大事だったろうから、気持もわかるのであるが、こっちはこっちでほぼパニクッてたし、マシュは毎日泣いてるし・・先生と話し合いに行けば「私もどうしていいかわからなくて・・」って泣かれるし、基本、学校に対してはずっと受け身だったから、言われるままに「マシュちゃんに直接話したいので」と言われれば連れて行き、どんどんよけいに調子悪くなって行き・・・。
その頃、教頭先生だったのちの校長先生に出会った時、「無理しないほうが良いと聞いたりするので、わたしもどう声をかけていいのか、かけないほうが・・と思ったりして」と言われたことも覚えている。
わからない者同士でなんとか学校にもどそうとして。
たぶん、親である自分のほうから「こうしてほしい」というようなスキルもなかったのだ・・と思う。
カナー先生に出会って、「先生は教育のプロですけれど、マシュちゃんのことはお母さんが一番よくわかってらっしゃるから、どんどん先生に伝えていったらよいですよ。」と言われた時も「休んでるだけでも迷惑かけてるのに、そんなことしたらモンペレみたいじゃないですか」って感じで。
でも、その時に
「先生に感謝をしている人はモンペレじゃありませんよ。先生も情報が欲しいんですよ」とおっしゃっていただいた。
そのあたりから、少しずつ少しずつ、受動的じゃなく、能動的に学校に対して動くようになっていった。
いろんな先生と話すうち、「理解してくれようとする先生」がほとんどなことにも気づいた。
もちろん、中には素晴らしき持論みたいなのを持ってらして、たぶんそれはその人の生きかたそのものだから、うちの子のような生きかたを受け入れることはその人自身の過去から現在をも否定することになるんだろうなーなんて感じて、それをなんとかしたいというエネルギーもこちらにはないっす~という時もあり。
「先生の声も聞きたくない」のか「訪問してほしい」のか「電話してほしい」のか、今学校でどんなことをしているかの情報は欲しいのかそれとも学校に関することから遠ざけたいのか、「行事には誘ってほしい」のか・・・。
ぶっちゃけ先生にはわからないのである。
なので、今回は最初「会いたい」とおっしゃる先生には断り続け、しばらくは、電話も控えて欲しいとか、こちらの希望を早めに学校に出向いて伝えた。
で、今は電話も大丈夫。ただし、登校は、うながさないでくださいと、お願いずみ。
自分のクラスにいる時に不登校になっちゃった担任の先生はやっぱり動揺される。先生には感謝を伝え、先日スクールカウンセラーの先生にお会いした時にもそのあたりのこともフォローしていただけていることを聞いて安心した。
不登校な状態の子を担任した先生は、それこそどんな感じでかかわったらよいのか全然わからないだろうし、意気込まれたり、放置されたりでこちらが振り回されないように、親のほうはエネルギー使うけど、ちょっと学校に出向いたりすると、家で落ち着いて子どもが暮らせるなぁと感じた。
あと、トップの校長先生と話しておくのもかなり大きい。
校長先生と現場の先生の考えかたの違いもあるし、マシュの小学校の校長先生は「できることはなんでもしたい」とおっしゃってくださったので、保健室に机をおいてもらったり、あいている先生が相手をして下さったり・・。でも、中学の校長先生は「保健室は過ごすところじゃありませんよ~」と別室登校とかあんまり考えるタイプじゃないみたいだった。
担任の先生にとっては校長先生が上司だもんね。
小学校では、特に不登校は少ないと思うから、給食を止める止めないとか、欠席連絡をするしないとか、親のほうのストレスになることも多いと聞く。
うちは「行く時に連絡します」ってことで毎日の欠席連絡は勘弁させてもらっていた。
給食も校長先生が「一人分くらいなんとかなりますから、給食だけでも食べに来ようかなと思ったら来てくださいね」とおっしゃって下さっていた。
せっかく休むことでエネルギーためたいのに、休みながら消費しちゃってたらホント疲れますもん。
家庭訪問は家でほっとしたいマシュにとっては「先生が来る」と思うだけで緊張するし、そうかと言って突然来られたら「また突然来るかも」と思うのでよけいフラフラになる。
なので、ここんとこ毎週、学校に出向いて様子をお話してるけど、そのほうが私も実は楽なのだ。
学校との、先生とのつきあいかたは担任の先生のキャラや校長先生の考え方でほんといろいろ。
本当は熱くかかわりたいのに「お母さんから様子を聞けていたら私はそれで安心なので」と引いて下さってる今の先生には感謝。
というわけで、フリースクールのほうは行き始めに一日休んだだけで毎日楽しく通っております。
担任の先生や、交流学級の先生などを合わせると10人以上になるかな・・。
今、小学校を離れて、うちのスタイルっていうか姿勢、みたいなのがある程度しっかり決まって、あらためて感じたこと。
『先生だって不登校に慣れてない』ってこと。
若い先生はもちろん、長く教師をされているかたでもそうそう不登校の生徒に出会うわけじゃないし。
今は不登校関係の講演会があったり、本なんかもたくさん出ているけれど、先生のお仕事の忙しさったら、そりゃもう大変だし、なかなか来ていない子のことまでじゅうぶんに勉強する時間もないと思う。
実際、マシュが行けなくなった時の担任の先生は「テストが受けれてないんで来てください」とか、「図工展の作品がまだなんで」とか、今から思えば「はーーー・・・」ってなるようなことばかりおっしゃってたなぁと笑えるほどである。
でも、その時は先生にとっては「クラス全員に課題をやらせる」ことは大事なことで、「自分のクラスから不登校の子が出た」っていうのは一大事だったろうから、気持もわかるのであるが、こっちはこっちでほぼパニクッてたし、マシュは毎日泣いてるし・・先生と話し合いに行けば「私もどうしていいかわからなくて・・」って泣かれるし、基本、学校に対してはずっと受け身だったから、言われるままに「マシュちゃんに直接話したいので」と言われれば連れて行き、どんどんよけいに調子悪くなって行き・・・。
その頃、教頭先生だったのちの校長先生に出会った時、「無理しないほうが良いと聞いたりするので、わたしもどう声をかけていいのか、かけないほうが・・と思ったりして」と言われたことも覚えている。
わからない者同士でなんとか学校にもどそうとして。
たぶん、親である自分のほうから「こうしてほしい」というようなスキルもなかったのだ・・と思う。
カナー先生に出会って、「先生は教育のプロですけれど、マシュちゃんのことはお母さんが一番よくわかってらっしゃるから、どんどん先生に伝えていったらよいですよ。」と言われた時も「休んでるだけでも迷惑かけてるのに、そんなことしたらモンペレみたいじゃないですか」って感じで。
でも、その時に
「先生に感謝をしている人はモンペレじゃありませんよ。先生も情報が欲しいんですよ」とおっしゃっていただいた。
そのあたりから、少しずつ少しずつ、受動的じゃなく、能動的に学校に対して動くようになっていった。
いろんな先生と話すうち、「理解してくれようとする先生」がほとんどなことにも気づいた。
もちろん、中には素晴らしき持論みたいなのを持ってらして、たぶんそれはその人の生きかたそのものだから、うちの子のような生きかたを受け入れることはその人自身の過去から現在をも否定することになるんだろうなーなんて感じて、それをなんとかしたいというエネルギーもこちらにはないっす~という時もあり。
「先生の声も聞きたくない」のか「訪問してほしい」のか「電話してほしい」のか、今学校でどんなことをしているかの情報は欲しいのかそれとも学校に関することから遠ざけたいのか、「行事には誘ってほしい」のか・・・。
ぶっちゃけ先生にはわからないのである。
なので、今回は最初「会いたい」とおっしゃる先生には断り続け、しばらくは、電話も控えて欲しいとか、こちらの希望を早めに学校に出向いて伝えた。
で、今は電話も大丈夫。ただし、登校は、うながさないでくださいと、お願いずみ。
自分のクラスにいる時に不登校になっちゃった担任の先生はやっぱり動揺される。先生には感謝を伝え、先日スクールカウンセラーの先生にお会いした時にもそのあたりのこともフォローしていただけていることを聞いて安心した。
不登校な状態の子を担任した先生は、それこそどんな感じでかかわったらよいのか全然わからないだろうし、意気込まれたり、放置されたりでこちらが振り回されないように、親のほうはエネルギー使うけど、ちょっと学校に出向いたりすると、家で落ち着いて子どもが暮らせるなぁと感じた。
あと、トップの校長先生と話しておくのもかなり大きい。
校長先生と現場の先生の考えかたの違いもあるし、マシュの小学校の校長先生は「できることはなんでもしたい」とおっしゃってくださったので、保健室に机をおいてもらったり、あいている先生が相手をして下さったり・・。でも、中学の校長先生は「保健室は過ごすところじゃありませんよ~」と別室登校とかあんまり考えるタイプじゃないみたいだった。
担任の先生にとっては校長先生が上司だもんね。
小学校では、特に不登校は少ないと思うから、給食を止める止めないとか、欠席連絡をするしないとか、親のほうのストレスになることも多いと聞く。
うちは「行く時に連絡します」ってことで毎日の欠席連絡は勘弁させてもらっていた。
給食も校長先生が「一人分くらいなんとかなりますから、給食だけでも食べに来ようかなと思ったら来てくださいね」とおっしゃって下さっていた。
せっかく休むことでエネルギーためたいのに、休みながら消費しちゃってたらホント疲れますもん。
家庭訪問は家でほっとしたいマシュにとっては「先生が来る」と思うだけで緊張するし、そうかと言って突然来られたら「また突然来るかも」と思うのでよけいフラフラになる。
なので、ここんとこ毎週、学校に出向いて様子をお話してるけど、そのほうが私も実は楽なのだ。
学校との、先生とのつきあいかたは担任の先生のキャラや校長先生の考え方でほんといろいろ。
本当は熱くかかわりたいのに「お母さんから様子を聞けていたら私はそれで安心なので」と引いて下さってる今の先生には感謝。
というわけで、フリースクールのほうは行き始めに一日休んだだけで毎日楽しく通っております。