おひるねウサギ~不登校かまへんかまへんマイペース♪

ADHD母ダッチェ。小2で不登校のマシュは小5フリースクール、中2地元中学高校→他府県専門学校→社会人独り暮し3年目

中学入学にあたっての話し合い

2011-05-13 08:56:49 | 懇談
なぜか投稿画面に絵文字が出なくなり~(容量不足かなぁ)カタ~い感じになっちゃってますがスミマセン(^_^;)


マシュが中学に入学するにあたって、3回昨年度に入学予定の中学に足を運ばせていただいた。


1度目は夏になる前。前にお知らせしたように、特別支援担当の先生と、支援級担当の先生、長女の担任の先生。

「マシュちゃんにとって一番良い方法を考えて行きましょう」と力強いお言葉をいただいた。
その時点では、『支援級に入学』『普通学級に入学後年度途中から支援級に』『フリースクールとの両立』『通級の利用』などなどいろいな提案をいただいていた。

その後、通級のお部屋をマシュと一緒に訪問したり、支援級を見学したり、オープンスクールや行事の時に中学校には数回マシュと一緒に行った。もちろん、誘ってもマシュの気がのらない時には行かなかったけれど「新しい環境はどんな子でも不安があるものなので、場所に慣れておくだけでもずいぶん気分がちがいますよ。」と特別支援の先生からすすめていただいていた。

2度目はマシュの気持ちが『普通学級(この呼び方がどうもしっくりこないのだけれど、どう書けば伝わりやすいのか毎回悩む)で頑張りたい、無理ならフリースクールにする』と気持ちが固まったので、それをふまえて、前回と同じ方々にお話を聞いていただいた。
その時、こちらが受けた印象は「できれば支援級のようなゆっくりした環境のほうが良いのでは・・・」という感じだった。


そして迎えた作年12月3度目。小学校の校長先生のすすめで、中学の校長先生とお話させていただくことになった。
前回の話の流れから普通学級は断られるかも・・・と思っていたので、

『交渉事には男を連れて行け』でゴリさんと一緒に行きたかったのだが、多忙の校長先生のご都合と合わず、結局ダッチェひとりで行くことに。


「普通学級に入学をさせていただきたいのですが・・」見た目バリバリ体育会系の校長先生(若い、たぶんゴリさんより若い・・)

におそるおそる話を切り出すと、

「うちの市では、知的な遅れのない子は支援級には入れませんよ」と、バッサリ・・という感じでおっしゃった。

心の中で(ほんとかな・・・確か制度が変わって、親の希望と校長の判断で入れるようになったんじゃないのかな・・それって小学校だけだったのかしら・・それにマシュがそうだったように個別な対応が必要な状態の子っていると思うんだけどなぁ)と思いながらも、希望があっさり通った。

そして、フリースクールの話をすると「そんなところがあるんですか。じゃ、一度そこの先生にも来てもらってください。クラス決める際の参考にもしたいし、もし、そちらに通われる場合の成績の反映とか考えたいですので。」


あっさりしたものだった。


ちなみに「あの・・・塾で算数と国語はやっていますが、小3から、クラスの授業をほとんど受けていないのですが、もしついていくのが無理な時に途中から支援級に行ったりできるんですか?」と聞いてみた。

そうしたら「あのね。低学力の子なんていっぱいいるんですよ。そんな子達をみんな支援級に入れることなんてできませんよ」

と、叱られる始末だった。


実は、少し前に小学校の校長から「現場の先生と校長先生の考えは違うことがあるから」と今回の校長との話し合いをすすめられたのだった。


・・・・ほんまにその通りですやん。


現場の先生方は「途中から支援級にうつってもいい」っておっしゃってたし、フリースクールの話をした時に残念そうな顔をしてらしたもの~~


そして校長先生「中学は小学校と違って、教師も厳しいし、お母さんから入学にあたって、お子さんにしっかり言い聞かせてくださいよ」


と言われ「はーい」と返事はしたれど


心の中では『そんなこと言いますかいな~(むしろ言ったら逆効果)この3年間、どこに通おうと、元気に過ごしてれたらいいな』と思ってた。



たぶん、この校長先生の対応は、うちのようにすでにフリースクールも見つけていて、ある程度の方向性が決まっているところにとってはありがたかったけれど、どうしていいかわからない不安いっぱいの状態ならきっとキツいだろうな~~って感じた。


「ちなみに、ここの学校って保健室登校とか別室ってあるんですか?」って聞いてみたら「あんなことは私はやりませんよ」だって。

カナー先生は「中学のほうが不登校に対する支援の場は充実してますよ」とおっしゃってたけれど、やっぱ校長先生によるんだよな~~~と、つくづく。

まあ、『こういう場所を用意したから、学校に来い来い』と言われる環境が一概に良いとも言えなくて、その子の状況に応じた対応をしてもらえるのが一番ってのは大前提だけれど・・・。

確かに保健室は落ちつく場所ではないけれど、温かいまる子先生(小学校の養護の先生)の存在はマシュにとっては大きかったなって思う。
学校の中に安心できる場所や人がいるって結構大きなポイントなんだけどな・・・


ってな会話をする時間もエネルギーもなく、15分ほどでその話し合いは終わったのであった。


本当に、子ども時代は絶対どの時代の校長先生に顔を覚えられてない自信があるのに、おとなになってからこんなに校長先生とお話する日が来るとは・・・・。


どっと疲れました
でも、まあこれでやるだけやった感・・みたいなのはあった。


しかし・・・・実際今毎日はりきって登校しているマシュを見ると、クラスの雰囲気や担任の先生の存在って大きいから、なんだか「校長先生さすがプロ」とか思っちゃったりするのである。



話し合いはエネルギー消耗&チャージ②

2010-07-08 10:04:20 | 懇談
さて、中学の話しあい。

こっちはかなりドキドキしながら行った


初めてなので、マシュの今の状況と、入学にあたって、どんな選択肢があるのかをお聞きしたい。というのが今回の目的。

いづれはゴリさんにも一緒に頭を下げに行ってもらおうと思っているけれど、まだ入学までにも時間があるので、今回はひとりで参加。

結論から言えば「行って良かった~~」だった

支援級の先生と、特別支援担当の先生とカシュの担任の先生と4人でのお話。

マシュ自身がまだ支援級に行くか、普通級に行くか決めかねていることで、いつまでに決めればいいのか・・とか、通級制度を利用している子はいるのか・・など、不安に思っていたことを聞いてみた。

・支援級に在籍して普通級に交流の場合、マシュさんの希望を聞いて個別に時間割を組める
・通級用の部屋が、支援級とは別にある。実際に数名の子が利用しており、昼休みなどのざわついた時間が苦手な子が毎日クールダウンに来たりもしている。
・普通学級で入学後年度途中でも支援級にかわれる。
・通級を利用する場合、御両親と本人の了解を得て初めにクラスの子達に説明をすることもできる。
・元気の泉に通ったり、学校に通ったりしてもいい。

いろいろとお話下さったが、「中学になったから、といって頑張りすぎないように、環境が大きく変わってとまどうのは、他のお子さんにも言えることですし、マシュさんに無理のないように、マシュさんにとっていい形での登校をされるといいと思います」と、言っていただいた。

カナー先生に「登校にこだわらないように」と言われた話にも大きくうなづかれて「そうですよ~」とにっこり。

・・・ああ、わかってくださってる方たちだ・・・と素直に感じた

今まで「不登校のこと、わからないので教えてください」と言ってくださった先生もいらしたし、不登校や発達障害に詳しい・・というより「人間的に素晴らしい」先生方も何人もいらして、その方たちは天性のかかわりかたが素晴らしくて、ずいぶん助けてもらったと思う。

中学校は教科別だし、他の先生方のことはわからないし、クラスの雰囲気なんかも小学校とは違うだろうけれど、少なくともこの先生方がいらっしゃるということで大丈夫だな・・居場所はありそうだ、と、とても安心した。


そして中学には今まで2度ほど参観の時にマシュと来た話をすると、「人の多い時は疲れると思うので、夏休みにでもマシュさんさえ良ければ、通級のお部屋に遊びに来てください、場所に慣れておくと少しは不安も少なくなるかな・・と思うので」とおっしゃってくださった。

ダッチェが「では、夏休みに来ます~~」と喜んで言うと、

「『中学にこういう場所があるらしいよ。気が向いたら行ってみない?』という感じで、マシュさんが『行ってみたい』っておっしゃったら是非来てくださいね、こちらはいつでもいいですので」


・・・・はい。もう無理はさせませんから~安心してくださいまし~。


目の前を見過ぎず、先のことを心配しすぎず・・・だな・・といつも思うけれど、心配って、しないでおこうと思ってもわいてくるのが困りもの。

こうやって、話に行って、ダッチェが落ち着くと、マシュも落ち着く。


しかし、まあ行くまでにエネルギーがいるのです。ホンマ。


やっぱりテンパってたみたいで、自転車の鍵がどこさがしてもなくて、先生にも一緒に探してもらって・・お財布にはさまってた。

まあ、自転車に乗って行ったことを覚えてただけでも上等上等・・・・・

話し合いはエネルギー消耗&チャージ①

2010-07-06 14:42:10 | 懇談
またまた超ごぶさたしております。

商売の決算と、自分の趣味と、更年期で(笑)なかなかPCの前にゆっくり座れる日がございません(夏中続く)。

この3週間の間に、カナー先生、来年入学する中学、元気の泉・・といろいろなところに話し合いに行ってまいりました。不登校の親の会にも初参加したし

まず、半年ぶりのカナー先生では、修学旅行や運動会の話など、いろいろと意欲的にとりくんでいるという話もしながら、来年度中学ということでいろいろと不安もあり・・というような話をした。

カナー先生は出席日数が増えてきている話にノルこともなく「中学は出席日数には是非こだわらないで、マシュちゃんのペースで行けるようにしてくださいね」とニッコリおっしゃった

そして「通信、単位制に限らず全日制の高校でも「不登校」だった子を対象にしたコースができているところもありますから、中学の先生がもし「出席日数」とおっしゃっても、それは気にしなくていいですよ」と言ってくださった。

そうそう「あせり」が一番禁物なのである。
わかっちゃいるのだが、ついつい動きだした子にハッパをかけてしまう。
そのあたり、カナー先生はお見通しなんだろうなぁ・・・

のんきそうにしてるように見えても子どもは内心あせってるんだから、こうやって安心材料をもらうことで親のほうがまず落ち着けるのだ。

そして「お母さんは今まで通り、マシュちゃんの話をよく聞いて、マシュちゃんのペースで今までどおりにしていかれたらいいですよ。ここには、「それでいいですよ」という確認に来ていただいているようなものですね」とおっしゃった。

今回は『目からウロコ~~』のような感じではなかったけれど、カナー先生の存在が大きな安心になっているのは間違いないなぁ・・とあらためて思った。


そして次は中学。

と思ったら時間切れ
分けます、すみません