どぅかさんちのあまの尺

たとえばぼくがまちがっていても。。しゃ~ないじゃん。。
心に勝手な物差しがあるんだから・・・・

夏に冬の思い出

2017-07-23 23:51:17 | 記憶の中のモノたち


もうホントほとほと暑いですね、この頃。

この数日、買い物に行けば、気になる土用の文字。
冷蔵ストッカーの中に並ぶ「鰻」の数々。

実際の丑の日は二日後らしいのですが、今日、買ってきました。
数日悩みましたが今年は国産の鹿児島産を奮発しました。

鰻丼、お吸い物と昨日のうちに仕込んでおいた胡瓜と烏賊とわかめのマリネ(酢の物ともいう)
これが今日の夕食。




さて、鰻といえば思い出すことがある。

卒業制作もほぼ終わり、大学最後の新年に
同級生と浅草寺まで初詣みたいなものに出かけた。

なぜ浅草だったのか?は全然はっきりしないのだが、
一緒に行ったうちのひとりが卒業後、実家に帰るということも関係していたのかな?
東京にいる限りいろいろ行ってみようと考えていたのかもしれないし
その数年前の夏だったか「ほおずき市」に出かけたメンバーだったことが遠因だったのか。。
まあこの頃、とにかくなにかといえば集まって延々話をしたり、出かけていったりしていた。

三箇日をすっかり過ぎた頃とはいえ
まあ当然かなりの人混みのなかお参りをすまし、なにか食べて帰ろうということになった。
それがなぜ「鰻」になったのかは定かでないのだが、
かなり大きなそして混雑したお店に入った。

で、鰻丼だったか鰻重だったかをを頼んだのだが、
出てきた鰻がまあこれでもかというくらい不味かった。
食べ物には頓着ない方だと思うんだけれど、きっぱりと「不味い!!」と言える代物。
その頃、読んでいた「美味しんぼ」の中に出てきたガス臭い鰻....
まさにそのものがそこにあった。(イヤほんとにあるんだなあと変な感心をしてしまったよ。)


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