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【現代思想とジャーナリスト精神】

【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ

【永岡浩一さんからの通信】
文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ(2022/4/23) 田中龍作 プーチン大統領のウクライナ侵略戦争、キーウ現地報告、ウクライナはロシア軍に大日本帝国なみの蛮行・虐殺をされて、何百年もロシアに蹂躙された怒りで闘い、その現地を田中さん取材、日本のテレビだけではわからない現地のえげつない実情を報告する



 永岡です、文化放送ラジオの、ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ、今週のすごい人はキーウ(キエフ)から取材されているジャーナリストの田中龍作さんでした。弁護士の正木裕美さん、アナウンサーの砂山圭太郎さんも同席でした。

 ロシアに関して、ウインブルドン選手権からロシアとベラルーシの選手拒否、またチャイコフスキーコンクール(過去、日本人も多数入賞)を国際コンクールから除名と、文化・スポーツでもロシア拒否のラッシュ、過去にこの手のものはソ連のアフガン侵攻に際してモスクワ五輪をアメリカ他がボイコットしたものくらいですが、それもヨーロッパ各国は参加したものだから今回は桁が違い、この戦争のえげつなさは1945年以降類例がないです。そして、田中さんの報告、かなりえげつないものもあり、気分が悪くなったら読むの止めてください。

 文筆家の古谷経衡さんも参加されて、物価高対策(コロナと戦争による)は何より消費税減税だが、一度上げたものを下げたくない意思を感じるが、低所得者には消費税減税が現金給付よりいいと説かれて、正木さんも賛同されていました。

 田中さん、電話出演、田中龍作ジャーナル(https://tanakaryusaku.jp/ )やSNSでも現地から発信されているもの、現地は朝8時ごろ、ホテルから電話、ワイファイはあり、田中さんは世界の紛争地域を取材、キーウは昨年の12月24日に入り、戦争の2カ月前。田中さんは2014年のクリミア侵攻、プーチン氏の電撃侵略も取材、プーチン氏は気づいたら遅く、それで入り、ここまで戦争が長引くとは思わず、キーウは直接攻撃の危険性は低く、住宅や食料はOK、ウクライナ軍が善戦してそれで食料は大丈夫、攻め込まれた当初はなかなか大変だが改善された。

 古谷さん、当初ロシアが攻め込んでウクライナが反撃、しかしベラルーシの参戦もあると問われて、田中さん、ロシア軍の撤退は誰も信じていない。そして簡易トーチなど用意されて、今月ロシア軍撤退後バリケードなど減ったものの、道路わきの森に仮の基地が無数あり装甲車を置いて、いつでも戦闘に対応できるようにしている。砂山さん、恐怖心は感じないかと問われて、田中さん、2014年のイスラエルによるガザ空爆時も取材して、軍事ドローンで空爆、近づくとエンジン音(芝刈り機が耳元)でわかりそれで逃げられたもの、その経験があり対応、空爆をされた際には、パレスチナ人のジャーナリストから撤退しろと示唆されたもの、田中さん一人だと危なく、ジャーナリスト複数で行く意味はある。

 キーウもミサイルが着弾、その衝撃は、3月8日の攻撃、ショッピングモールや住宅街に1発落ちて20階建ての建物全滅、スポーツセンターも破壊されて、アパートは日本の団地と同じ、爆心地から300mでも爆風で地震のように揺れて、その後軍の許可を得て現場を取材したら瓦礫の山が映画のセットみたい!一発のミサイルですさまじい破壊力。

 ロシア軍の蛮行、虐殺がわかり、ウクライナ人はフェイクだと思わず、田中さんもウクライナの言い分はある政治家(H下氏のこと)の言葉を借りると2万%正しく、神父さん、墓地を堀り、住民のお話と一致、2019年のガザの時も同様。ブチャの場合、国際刑事裁判所の検事が入り、法医学鑑定のチームも参加して、ロシアの虐殺と疑いはなく、カラシニコフ銃でやられた遺体、法医学鑑定で誰の遺体かわかり、多数の村で殺戮・虐殺・略奪はロシア軍の3点セット、ウクライナの自作自演というのはもちろんフェイク、住民がウクライナの兵に救出されて、恐怖と飢餓で大変、ウクライナ軍が殺戮したわけがない。

 古谷さん、ロシア軍が非戦闘員虐殺を現地はどう見ているかと問われて、田中さん、携帯で電話していたら撃たれて、携帯を使う人が道路で先にやられる、情報を拡散しないため、非戦闘員を無差別に殺しているのではなく、そしてロシア軍の略奪隠すために、事実を知っている人を殺して、ある方は家族をロシア軍に殺されて、まず殺して略奪、女性の下着も盗む!淳さんもロシア兵の精神状態がおかしいと説かれて、古谷さんも初期は虐殺について聞かず、しかし物資、兵站がロシア軍になくそのストレスかと指摘されて、戦争だとまともな心理状態でないと説かれて、田中さん、ロシア兵の食糧の袋、ロシア語で書かれたものの中にウクライナ語の食糧がある=略奪。どこの村でもその袋があり、破壊、略奪のボルランカにて、ロシア軍は略奪で電気のこぎりとスコップを奪い、後者は遺体を土に埋めるため!証拠隠滅のため、自分が悪いことをした、隠さないという意図かと淳さん問われて、田中さんその通り。砂山さん、統制が取れていないのかと問われて、田中さん、ブチャだと住民に埋葬させない!

 古谷さん、食料を民家でなく、スーパーとかから奪わないのかと問われて、田中さん、民家の方が簡単に襲えて、キーウの近くにイルピン、ブチャがあり、キーウ陥落のために住民虐殺、食品工場を襲うより民家を襲う方が早く、そして食品工場もウクライナ人を飢えさせるために破壊するが、ロシア軍も飢えて、80年前の大日本帝国真っ青。

 淳さん、ロシア兵の士気が下がると説かれて、古谷さん、軍規違反、モラルゼロに驚かれて、砂山さん、田中さんは危険な目に会わなかったかと問われて、田中さん、ブチャが落ちたらキーウは陥落、プーチン氏勝利宣言もの、しかしアメリカ人ジャーナリストが殺されて、その遺体を田中さん確認、その際には身の危険を感じて、このジャーナリストはカラシニコフで撃たれた。古谷さん、初期は外国人ジャーナリストも無事で、そして泥沼で隠蔽のためにやったのかと問われて、田中さんその通り。

 田中さんはウクライナ軍に一度手錠をかけられて、ゼレンスキー氏暗殺かと疑われて、プレスゼッケンをつけていて何とか撃たれず、ジャパンジャーナリストと名乗り、それでも危ない例もあるが、その際の手錠は1時間ほどで外されて、そして写真撮影、メモリーカードを隠したこともあり、様々な戦場で軍にこれを消せと無数されて、ボディチェックされるが、肛門の中は調べられずマイクロSDカード、ケースに入れて肛門に隠す、それだと何とか痛くない、そういうピンチを切り抜けたのは2回ほど!過去にもこの手の経験はあった。

 淳さん、田中さんがメモリーカード隠しは大変だが、田中さんのおかげで真実がわかり、何かできないかと説かれて、田中さん、読者の寄付で何とかやっていて、カンパなしだとホテル、通訳なくなり、カンパを寄せてほしい。古谷さんもカンパして欲しいと説かれて、田中さんの活動なしに現地のえげつないのはわからなかった(カンパ先は田中さんのHPにあります)。

 淳さん、この戦争の行方を問われて、田中さん、評論家は好き勝手テレビで言うが、ゼレンスキー氏か中途半端な停戦では国民も納得せず、プーチン氏が引くまで終わらない。ウクライナは帝政ロシア、ソ連とロシアにえらい目にあわされて、DNAらロシアへの怒りが染みつき、現地の人もいつまでいるかと聞くと、田中さんプーチン氏がやめるまでというと、現地の人は自分たちが勝利するまでというもの、現地の方も、田中さんが自分たちの勝利を見届けるまでいると書くほど。淳さん、ロシアが引くと思わず、勝利までだと説かれて、田中さん、1991年にソ連が潰れて自由になり、40代以上の方はロシアの怖さを知っている。

 古谷さん、クリミアを奪回するのかと問われて、田中さん、クリミアはロシア系住民が多く、そこまでしないと説かれて、砂山さんも田中さん必死で取材、皆さんのカンパをお願いされて、田中さん、リクエストはジョン・レノンのイマジン(https://www.youtube.com/watch?v=wARpk54fv8U )、カンボジア虐殺でポルポト氏に200万人虐殺されて、それで人間性を失わなかった人は尊いと説かれて、淳さん、帰国後、ぜひスタジオに来てほしいと締めくくられました。

 このイマジン、私も先月、今月とウクライナ侵攻反対イベントをした際に流れていました。テレビだとこの内容の1/10も報じられず、ラジオは映像がなくてもテレビよりはるかに有力です、以上、田中さんの報告でした、これも拡散してください!


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