今日は、第10回 かながわ高齢者福祉研究大会に出席してきました。
会場は、パシフォコ横浜の会議センター。
海のそばだけ、昼休みや、会場を後に、外に出たときは、
風もあって、気持ちよかったですね~。
研究の発表は、
施設系が8割。地域包括支援センターが1割、その他が1割
といった具合。
主催が、県社協と、老施協という関係もあるかもしれませんが、
在宅系も、いろいろな取り組みをしているはず。
できれば、何かしらの発表の場を、設けていくことも、必要だと思います。
って、私自身、できていませんが・・・。
大学等の研究機関の方々が集まられる「学会」というものより、
敷居も低く、参加しやすいのでは、と思います。
そして、複数の発表を聴いていて、共通しているな~と思ったのが、
当たり前のことが、当たり前にできないないことに気づき、
そのことに取り組みだしているのが、介護の現状なんだな~ということ。
でも、それがいいんだと思います。
そのことに気づけたところから、少しずつ、介護を深化させていけば・・・。
午後からは、
理学療法士 田中義行さんによる
「根拠に基づいた介護技術を身につけよう」
という講演会に参加。
今は、PPTに動画を貼り付けることもできるようになり、
このような動作に関する研修には、うってつけですね。
講演の中で、幾つも、気になる言葉があったのですが、そのいくつかを・・・
★障害を持つ、ということは、身体構造が変化した状態である。
そのため、変化した身体構造に併せた介助が求められる
★残存機能の最大限の活用→×
残存機能を適切に引き出す→○
★姿勢と姿勢をつなぐものが動作
★利用者(患者)が、その動作しやすいように、準備をする
★利用者(患者)もそれぞれ。介助者もそれぞれ。
そもそも、統一した介助方法が行えるのか?
→してはいけないことの統一をはかることはできる
等々・・・。
幾つも、共感して、話を伺っていました。
実践現場にいると、つい、症状の重い方の介助の仕方ばかりが気になり、
つい、「○○という方の介助方法」といった、
より、具体的なノウハウのほうに目がいきがちですが、
これができるのは、まず、基本ができていてからこそのこと。
基本があるからこそ、応用ができる。
人々の生活は、みな、応用編。
だって、生きてきた歴史も、家族構成も、社会的なつながりも、環境も、
みんな、違いますものね。
なので、現場は、いきなり応用編という、高度な技を求められているのです。
でも、応用できる、というのは、何を応用するのでしょう?
それは、基本です。
基本を、応用して、初めて、その人の生活にあった介助方法が見つかるのだと思います。
そして、それは相談援助業務においても同じこと。
難しいケースだな、と思ったら、
まず、基本的な援助技術を駆使して、丁寧にかかわる事。
例えば信頼関係を築くためにはなにをするのか。
時間を守る。
約束を守る。
相手の訴えをよく聴く。
相手を責めない。
アイコンタクト、うなずき、開かれた質問etc
そして、これらは、難しくない、と思われる、日頃の援助においても、実践していかなくては、
いきなり、困難ケースにだけ使おうと思ったって、使えるものではありません。
技術って、そういうものだと思います。
で、もって、お昼は近くのお店に入って、
トマトとバジルとモッァレラチーズの冷静パスタをいただきました。
暑い夏に、さっぱりと、おいしゅうございました
会場は、パシフォコ横浜の会議センター。
海のそばだけ、昼休みや、会場を後に、外に出たときは、
風もあって、気持ちよかったですね~。
研究の発表は、
施設系が8割。地域包括支援センターが1割、その他が1割
といった具合。
主催が、県社協と、老施協という関係もあるかもしれませんが、
在宅系も、いろいろな取り組みをしているはず。
できれば、何かしらの発表の場を、設けていくことも、必要だと思います。
って、私自身、できていませんが・・・。
大学等の研究機関の方々が集まられる「学会」というものより、
敷居も低く、参加しやすいのでは、と思います。
そして、複数の発表を聴いていて、共通しているな~と思ったのが、
当たり前のことが、当たり前にできないないことに気づき、
そのことに取り組みだしているのが、介護の現状なんだな~ということ。
でも、それがいいんだと思います。
そのことに気づけたところから、少しずつ、介護を深化させていけば・・・。
午後からは、
理学療法士 田中義行さんによる
「根拠に基づいた介護技術を身につけよう」
という講演会に参加。
今は、PPTに動画を貼り付けることもできるようになり、
このような動作に関する研修には、うってつけですね。
講演の中で、幾つも、気になる言葉があったのですが、そのいくつかを・・・
★障害を持つ、ということは、身体構造が変化した状態である。
そのため、変化した身体構造に併せた介助が求められる
★残存機能の最大限の活用→×
残存機能を適切に引き出す→○
★姿勢と姿勢をつなぐものが動作
★利用者(患者)が、その動作しやすいように、準備をする
★利用者(患者)もそれぞれ。介助者もそれぞれ。
そもそも、統一した介助方法が行えるのか?
→してはいけないことの統一をはかることはできる
等々・・・。
幾つも、共感して、話を伺っていました。
実践現場にいると、つい、症状の重い方の介助の仕方ばかりが気になり、
つい、「○○という方の介助方法」といった、
より、具体的なノウハウのほうに目がいきがちですが、
これができるのは、まず、基本ができていてからこそのこと。
基本があるからこそ、応用ができる。
人々の生活は、みな、応用編。
だって、生きてきた歴史も、家族構成も、社会的なつながりも、環境も、
みんな、違いますものね。
なので、現場は、いきなり応用編という、高度な技を求められているのです。
でも、応用できる、というのは、何を応用するのでしょう?
それは、基本です。
基本を、応用して、初めて、その人の生活にあった介助方法が見つかるのだと思います。
そして、それは相談援助業務においても同じこと。
難しいケースだな、と思ったら、
まず、基本的な援助技術を駆使して、丁寧にかかわる事。
例えば信頼関係を築くためにはなにをするのか。
時間を守る。
約束を守る。
相手の訴えをよく聴く。
相手を責めない。
アイコンタクト、うなずき、開かれた質問etc
そして、これらは、難しくない、と思われる、日頃の援助においても、実践していかなくては、
いきなり、困難ケースにだけ使おうと思ったって、使えるものではありません。
技術って、そういうものだと思います。
で、もって、お昼は近くのお店に入って、
トマトとバジルとモッァレラチーズの冷静パスタをいただきました。
暑い夏に、さっぱりと、おいしゅうございました
大変ためになる研修のようでしたね。
全く同感です。
基本・原理原則のないところには、応用は存在し得ませんよね。
小生が毎年参加している奥川幸子先生と渡部律子先生の研修は、毎回これがテーマです。小生は何度も何度も、基本を忘れていないかをしつこく自問自答しながら、研修に参加しています。
基本ができているか否かで、支援方法が左右されてしまう恐ろしさを、知っているからです。
うちのデイサービスでは○○さんの介助方法は学べるけど
元になる基本をしっかり学ぶのは無理かも知れないし
受講したら?とアドバイスしたところでした。
改めてうちでは本末転倒な新人教育をしてるなと思いました。
ぼちぼちなんとかしていきたいと思います…
基本、原理原則、といわれるのものは、
当たり前過ぎて、
つい、そんなことはわかってる、
と言ってしまいそうですね。
でも、やっぱり、
そこに立ち返るしかない。
急がば回れ、ですね。
普通は、簡単に、介護・介助ができちゃうんですよね。
それが、また、やっかいですね。
土台をしっかり、つくって欲しいです。