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隠れオタクな会社員の買い物や感じた事

エマージェンシーブランケット

2007-10-19 18:06:42 | こだわりの一品
防災用品として売られているものの中に銀色のシートが売られているのを見た人はいないだろうか?。
それがこのエマージェンシーブランケットだ。
呼び方は様々で、サバイバル毛布とか緊急用ブランケット(2・2・2)などとも呼ばれるが基本的には同じ物だ。

これは適当な素材にアルミニウムを蒸着させた物で、「毛布2~3枚分の保温力」みたいな文句とともに売られている。
以前、コミックマーケットカタログ(冊子版)巻末のマンレポにて「冬コミ朝の待機時に役立った」と目にした事がある。
大して高い物ではないのでいつでも買えると思ってきたが、今回実際に購入してみたので紹介。(画像)
右はハイマウント社の「サバイバルシートG/S」
左はナイフブランドTSUGEの「エマージェンシーブランケット」
どちらもサイズは約210×130cmだが、ハイマウントの物はゴールドとシルバーのリバーシブルになっている。(両面シルバーの物もあり)
このリバーシブルの場合、金色面を外側にすると内側の熱を閉じ込める効果があり、銀色面を外側にすると必要以上の熱を内側に入れない断熱効果が期待できる、とされている。

せっかくなのでハイマウントの物を昼寝の際に使ってみた。
材質は以前ファンシーショップなどで売られていたラッピング用の袋みたいな感じで、ペラペラだ。
しかし、実際に被ってみるとその薄さが嘘であるかのようにとても暖かく、逆に少々暑いのではないかと感じるくらいだった。
そこで金色面を内側にすると少しはよくなったように思え(気のせいかもしれない)、大きな問題なく眠ることができた。

で、あるのだが問題がないわけではない。
・薄いシートなので風が吹くと飛ばされる可能性がある。
風が強いとシロー・アマダ少尉みたく飛ばされて回収不能になるかもしれない。
この場合、体にしっかりと巻きつけよう。
・通気性がない
このため、寒すぎると体から放出された水分が内部に溜まって服を湿らせる恐れがある。
また、梅雨みたいな湿度の高い時は厳しい。
・火に弱い
焚き火などに近づいたら火の粉で穴だらけになるだろう。
・一旦広げたら元のサイズには戻らない
新品で売られているときにはひじょうに薄く畳まれているが、元のサイズに戻すのは困難だ。
・耐久性が低い
ペラペラのシートなので木などに引っ掛けたら直ぐに裂けてしまうであろう。
・ガサガサと音がする

などといった欠点がある。
また、薄いシートなのでこれに包まっただけで寝たとしたら地面からの冷えが直接体に伝わってしまう。
何か下に敷かないとダメだ。
だが、このコンパクトに収まると言う点は何物にも替えがたい。
あくまでも非常用の場つなぎとしてザックに放り込んでおくには十分ではないだろうか。

実売価格は500円代後半から。
柘植ブランドの物のお問い合わせは北正。

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