職場のロビーにはテレビがおいてあって、いつも誰かがテレビを見ています。職員も時間があるときは利用者と一緒になってテレビを見ながら笑ったり、憤ったり、感動したりしています。そんなとき利用者の思わぬ本音が聞けたり、意外な一面を垣間見たりするので、私はこの空間が大好き。そしてこうして一緒にテレビをみてほっこりしている時間も大好きです。
でも今日はちょっと辛かった・・・なにせ宇治市は隣の市ですから。
詳しいことはまだ分かっていませんが、『「あっちへ行って」などと言われ、かっとなってやった」犯人は23歳、小学生の女の子の発言にいちいち腹をたてる年齢ではないのでは?ちょっと精神年齢が幼すぎるような気がします。
私は将来教員になりたい人が多く学ぶ大学に入学しましたが、在学中「・・・こんなバカどもが教員となって、将来を担う子供たちの教育を行うようになるなんて、世も末だ」と思ったことは数知れず。正直大学生のレベルには非常にガッカリしました。もちろん真面目に将来を見据えて学んでいる人もいるのでしょう。でもその反面、なんとなく大学に入り、なんとなく日々を過ごす輩の多いことといったら。あれでも国立大だったのに。
犯人がどんな学生生活をしていたのかは分かりませんが、かっとなって小学生を刺してしまうような精神年齢の人間が、「塾の先生」として子供たちの指導をしていた・・・というのは、すごく残念なことです。もちろん「先生」といってもピンキリ、誰もが君子ではないでしょうがせめて、普通の常識をもった人間であって欲しいし、そうであるべきだと思います。
京都では数年前にも小学校で子供が殺される事件があり、安全対策にはかなり力を入れているほうだと思います。うちの息子が通う保育園でも不審者情報は逐一プリントで配られますし、園内に入るときには家族であっても身分証明が必要です。それをわずらわしく思うときもあるけれど、今の世の中仕方ないのかもしれません。子供たちにとって「安全」な場所って、もう家庭しかないのでしょうか。
もちろんこんな世の中を作ったのは、昔は子供だった私たちですが。それにしても、いつも明るいロビーのテレビ前ソファが、こんなにどんよりしたのは初めてです。被害者のご冥福をお祈りするとともに、心に傷を負った関係者の皆さんの心が、一日も早く晴れるのを願っています。
hanaさんのおっしゃるとおりで「普通の常識」が全く意味を為さなくなっています。
うちのカミさんもよく愚痴ってます。
「最近の先生はなっとらん、しかし親はもっとだぁ~!」と。
懇談会などはもう無茶苦茶な意見のオンパレード!
一番は子供の事なのに、親の都合を言いまくる。先生は反論出来ない。
京都と聞いてビックリしました。
これでは日本はどうなることやら...(はぁ~
たしかmason4422さんちにはお嬢さんがいらっしゃったような・・・送り迎えは大変でしょうけど、やっぱり心配ですね。自分の怒りや欲求が自分より幼く弱いものに向く最近の犯罪傾向にはほんと暗澹たる気分になります。
先生だけでなく、保護者もきちんと家庭内教育をしていかないとダメですねぇ・・・いや~嫌な世の中になったもんです。
『子供は決して親の思い通りには育たない。親の通りに育つ』
って言葉は、言い得て妙だと思います。
そんな事よりもあの犯人、小賢しさが度を過ぎています。凶器を事前に準備し、監視カメラのケーブルを切断しての凶行、この状況なら良くて無期懲役、通常は死刑が妥当となるでしょうし、運良く懲役刑だった場合でも、前科があるので執行猶予は付きませんが、あいつ、殺した直後に警察に自分から電話しているから、これは刑法上では『自首』扱いになるんですよ。刑法では『自首したる者は、その刑を現ずる』とあるので、こいつは最悪でも無期懲役、しかも精神異常者を装っているので、上手く行けば責任能力無しで無罪放免になる可能性もあります。
法学部生だったこいつは、間違いなく全てを計算してやっているはず。
こいつの主張を全て覆す証拠集めと、犯行までの理論的な状況説明は検察の仕事になりますが、公安嫌いの僕をして、検察官全面支援したくなる事件と犯人です。
やっぱりアイツ、報道どおりの小賢しい奴だったんですね。なんか、許せんぞ!とりあえず家は分かるので(一応隣の市だし、職場にご近所さんがいたので)・・・とはいえ、私たち一般市民にはなにもできませんからね。
それにしても最近の子供を狙った凶悪犯罪における被害者に対するマスコミの反応は人道的ですね。被害者もきっちり権利を訴えるコメントを出すようになったし、よい傾向だと思います。しかし、だからといって加害者が不必要に守られるようなことがあるのは考えもの。警察・マスコミよ、頑張っておくれ!
マスコミの被害者に対する人道的配慮は、一時期の利益優先で過熱した報道合戦の結果、「行き過ぎだ!」の批判の元に国家の報道規制に動きが行こうとしたので、それは『報道の死』を意味しますから自浄作用が働いたんだと思います。どちらにしても、イイ事です。
警察も、冤罪を避けるために苦労をしているようですが、それはとてもいい事です。冤罪が完全に無くなれば、僕も条件付死刑賛成に回りそうです。
個人的には死刑よりもロボトミー手術が残酷なのでこちらを押すのですが・・・。
こぶたの携帯にも不審電話があって、警戒中です。
もう誰を信じたら良いのか分からないですね。
普通っていうのが何なのか・・・分からない時代です。
ロボトミー手術について、私もちょいと調べてみましたが・・・う~ん、考えれば考えるほどなんかかなり効果的な方法かもしれませんねぇ・・・手術そのものも一般的な脳外科手術よりは簡単だそうですし。ところで性犯罪や一部の凶悪犯罪の犯人による再犯率って、かなり高いんですってね。やっぱり時代はロボトミー???
>こぶたママ。さん
不審電話・・・大丈夫ですかっ!?
こぶたさん家には小学生お二人・・・ということで、さぞやぴりぴりなさっていることだと思います。不審者に注意して我々一般市民が小さくなって過ごさなければならないなんて、ほんと変な世の中ですよね~。「不審者に注意」じゃなくて「不審者」にならないように注意するのが筋なのに。(「痴漢に注意」も悪いのは痴漢ですし)とにかく、気をつけてくださいね!
劣悪な境遇で育ち、凶暴な性格になってしまった犯罪者への、ロボトミー手術は人道的には賛成し難いのですが、性犯罪者にはロボトミー手術か、GPS体内埋め込みによる24時間365日・常時監視。しか無いのでは?と個人的には思います。初犯でGPS埋め込み、再犯でロボトミー。ロボトミーは人道主義と対極に位置しますが・・・。(確か、アメリカでは過去に何例かあったと思います)
性犯罪者に対する処罰は甘すぎ!24時間監視は当然です。それこそ「ちんちん切ってしまえ!」と思うのですがね。「目には目を」じゃないですが。関西は異常な事件が多いので、怖いです。
監視の強化はプライバシー侵害と紙一重ですから、とても難しい問題だと思います。
当座しのぎになりますが、一度、超・厳罰化して厳粛な処罰を受けた一例を作り、「性犯罪者はこうなる」というのを社会に強くアピールして、「性犯罪はとても不合理な事だ」という風潮を作らないといけないようにも思います。
人道主義的理想論とは少し離れてしまいますが・・・。