この映画、震災後の仙台の〝復興の後押し〟の意味も込めて製作されたようですが、確かにそれに相応しい作品だと思います。
と言うよりも、まず私の気持ちが後押しされました。
ガンバレ!というのではなくて、
本来の道から逸れたとしても、それはそれで悪くない。
思いがけないことは悪いことばかりじゃない。
いろんな人が助けてくれるし、自分も誰かの力になれる。
だから、どう転んだって大丈夫!
そんなメッセージが、すがすがしく、そして確かな手応えとなって伝わってきます。 . . . 本文を読む
難を言えば、この邦題「幸せへのキセキ」はまったくセンスが無いですが、これはオリジナルには責任がないので目を瞑ってください。
邦題から受ける印象よりも、はるかに丁寧に細やかに、そして心優しく描かれた人間賛歌です。 . . . 本文を読む