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明日へのヒント by シキシマ博士

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「白夜行」第2話 いつかまた太陽の下を歩く為…

2006年01月21日 12時04分25秒 | 明日のためのドラマ
今回も引き込まれました。
11歳と演じた泉澤祐希くんと福田麻由子ちゃんの名演技を引き継いだ、山田&綾瀬の2人も魅せてくれましたね。
私的に何かと忙しく、ドラマのレビューばかり書いてもいられないのですが、このドラマに関してだけは今後も続けて行きたいと思っています。

あの忌まわしい事件から7年…。
17歳になった亮司(山田孝之)と雪穂(綾瀬はるか)は、事件を永遠に封じ込めるために、知らない他人としてそれぞれの日々を送っていた。
しかし気の休まる事はない。
亮司は同級生・菊地から、父と幼い雪穂が写った写真を突きつけられる。
一方、雪穂は唐沢礼子(八千草薫)に引き取られ私立清華女子学園に通っているが、昔の事件(犯人は母親として)を吹聴されたり、それによる嫌がらせにあっていた。
さらには亮司の周辺を刑事・笹垣(武田鉄矢)が嗅ぎまわっている。
そんな時、追い詰められた亮司と雪穂は運命の再会をする…。


亮司の叫び、「何で俺こんな一人なんだよぉ~!」は胸に刺さりましたね。

再会シーンには泣きました。
「タイムマシーンがあれば過去と未来どっちに行く?」
「チャゲと飛鳥どっちが好き?」
「ドブに咲く花って知ってる?」
下手な説明よりも、この言葉には亮司の7年の想いのすべてが詰まっていたと思います。
そして雪穂の言葉
「なんのために7年も他人の振りをして来たと思ってんの?もう一回、あんたと2人で歩くために決まってるじゃない!」

ほかにも、雪穂がわざわざ急行列車を使っている事など、このドラマでは、我々視聴者が2人の7年間の心情を知る手掛かりとなるシーンが随所に丁寧に配置されています。
(今期の別のドラマに、10年ぶりに奇跡の再会を果たすという話が有りますが、そちらでは今のところこの部分を描いていないため、私には感情移入する事が出来ずにいます)

雪穂が図書館の「風と共に去りぬ」の中から、時効の日が書き込まれた手紙を探し出したシーン。
そしてそのあとの亮司の言葉、「大丈夫ですか」
…などなど、名シーンばかりでしたね。

しかし今回、亮司は新たに小さな罪を犯しました(いや、殺人よりは小さいけれど大きな罪ですね)
今後の展開、亮司がどんな方向へ向かって行くのかを想像すると辛いです。
次回も目が離せません。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (愛梨)
2006-01-22 00:26:44
こんばんは。

このドラマは、結構引き込まれますね。

私も仕事が忙しくなるもので、ドラマのレビューも本数を減らしましたが、このドラマは絶対レビューしようと決めました。



亮司と雪穂の再会のシーンも泣きそうになりました。私的には雪穂が亮司に対して、今まで他人でいようとしてきた理由を言う場面がいちばん泣けました。



これから、どんどんふたりは罪を重ねていってしまうんでしょうね。辛い展開です。
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>愛梨さん (シキシマ博士)
2006-01-22 01:33:33
重い話ですけど引き込まれますね。

2人の気持が丁寧に描かれているので、感情移入してしまいます。

見ていて涙が出ますね。



今後の2人の辿る先を想像すると重い気持ちになります。

でも目が離せません。見守っていきましょう。
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TBどうも♪ (テンメイ)
2006-01-22 03:11:19
はじめまして。TBどうもです。

細部まで丁寧に作った、いいドラマですよね。

亮司の悲痛な叫びには、心を打たれながらも、

「そりゃ、2人で自首しないからだろ!」

と突っ込みましたけど・・(^^)
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Unknown (ちーず)
2006-01-22 11:18:37
こんにちは。

コノドラマ、セリフが効いていますよね。

シキシマ博士のおっしゃるように、回りくどい説明よりも

二人しかわからないセリフで再会を果たしたのが

すごく良かった。

つい、犯罪者の二人の肩を持ってしまいます。
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>テンメイさん (シキシマ博士)
2006-01-22 20:16:01
何でもないような事への意味付けの仕方が、とても上手いですね。

事件として見たら自首したほうが良いのでしょうけど、物語としてはこの展開だからこそ、我々は当事者の気持ちになっていろいろと考える事ができるんでしょう。
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>ちーずさん (シキシマ博士)
2006-01-22 20:27:01
セリフの一言一言まで、よく練られたドラマですよね。

だから、観ている自分自身が二人の気持ちになってしまいます。

今後もハラハラしながら観ていく事になりそうですね。
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