２月ブックトーク案内

　今月のブックトークは、川柳作家として、テレビ、ラジオ、雑誌などで大活躍中の、高瀬霜石さんをお迎えします。
高瀬さんは、大の映画好き、大の音楽好き、そして大の読書好きとしても知られています。幅広い知識と教養、そして優しさあふれる語り口で、きっと楽しいお話になることと存じます。

　場所　弘前読書人倶楽部
　会費　2.000円（ブックトーク終了後の懇親会費です）

　会員以外の参加も大歓迎ですので、ご希望の方は２月１９日までに

　電話、　Fax、　いずれも0172-33-4033まで　ご連絡を、お待ちしております。

走れ！ 移動図書館

　「走れ！移動図書館」　　筑摩書房

　大好きな本
　流されちゃったけど
　ここでまた本を読めるよ！

　被災者の心の回復のために「本」を届ける移動図書館プロジェクトが東日本大震災後に立ち上げられた。
　本のチカラを信じて行われたボランテァ活動の誕生から現在までを綴った本である。


　本日、会員Sさまより本が送られてきた。

　-　読書人倶楽部の皆さま　-

　「走れ！　移動図書館」著者の鎌倉幸子さんは弘前出身の本を愛する素敵な女性です。
　震災のあと、「人を感じる場づくり」を目指して、岩手で移動図書館事業をたちあげたこと、運行して感じた「本のチカラ」を利用者の生の声とともに紹介しています。
　ぜひ、手にとっていただければと思います。

　とのメッセージも添えられていた。

　以前にも紹介したことがあると思うが、S様も東日本大震災の被災者である。幼いお子様二人を連れて、一年間を実家のある弘前で過ごした。子どもたちも図書館にくると、好きな本を見つけては、おとなしく真剣に、ただ黙々と読み続けていた。　正しく親の教育の賜物だろうと思う。

　

　

雪が降る

　「雪が降る」　　　　（Ｔｏｍｂｅ　ｌａ　Ｎｅｉｇｅ）（昭和３９年）

　　　　　　　　　　　　　アダモ 　　日本語詞：安井かずみ


雪は降る　あなたは来ない
雪は降る　重い心に
むなしい夢　白い涙
鳥はあそぶ　夜は更ける
あなたは来ない　いくら呼んでも
白い雪が　ただ降るばかり
ララララ　ラララ
ララララ　ラララ

　今日は午後から雪が降り続け、一人も来館者が無かった。それでついこの歌を思い出してしまった。昭和39年の唄だというから私が15歳の頃の歌だったのだ。　
　でも、私がこの歌をいつも口ずさんだのは、それから数年経ち、物思いに沈んでいた頃だ。

　雪が降るというのはいくつになっても、物思いに沈むことなのかなぁ……