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迷える古羊、どこへ行く/獣医師会文書

2017-09-07 11:11:07 | 日記

(今日は3日分です)

●7月19日(水)
*関東の梅雨が明けた模様との発表あり。カーッと晴れて30度以上の日が2週間続いたりして、何だかあまり梅雨という感覚がないまま今年の梅雨は終わったようだ。

これから1週間の予報もずっと30度以上。

*ビックカメラで新しいスマホをWiーFiに接続する方法を教わった。念のためイエでルーターの写真を撮ってきて良かった。

代々木公園のサイクリングコースを3周。

*アベが出席をする予算委員会閉会中審査がやっとのことで開かれることになったようだ。

自民は、閉会中審査を開いても良いとまでは譲歩していたが、質疑の時間配分を巡ってもめた。野党は今までの「慣例通り」与党2、野党8を主張したが、自民は与党5、野党5にしろと主張して抵抗した。

今まで慣例で2:8だったのに今回自民がいきなり5:5にしろというのは、いかにも乱暴な印象を受けるし、野党の質問時間を少しでも少なくして、厳しい追求・攻撃を少しでもかわしたいためであるのは子供にだって分かる。

これで後ろ向きの自民の本心がよく分かる。「丁寧な説明」などやりたくない。

結局、与党3、野党7で決着。

アベも出席する閉会中審査は今月24日と25日。

*1票の格差が最大で3.08倍だった去年の参院選を巡り、最高裁判所の弁論が始まったとか。各地の高裁に起こされていた違憲の訴えでは、「違憲状態」判決が10、「合憲」判決が6。
最高裁の統一判断は今年秋頃に出るらしい。

*今月の政府の月例経済報告、相変わらず、「緩やかな回復基調が続いている」

*今年上半期に日本を訪れた外国人の数は、
1375万7300人(前年同期比17.4%増)だそう。

多い順に、
 韓国   339万5900人
 中国   328万1700人
 台湾   228万8000人
 香港   108万3400人
ということで、これだけで全体の73%になる。韓国が結構多いんですね。

●7月20日(木)
*加計問題に関するNHKニュースで・・・
日本獣医師会が作成した文書によると、去年11月17日に山本地方創生大臣が獣医師会本部にやってきて、医師会の会長ほか何人かの幹部と会ったらしい。

山本、「獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。
今治市が土地で36億円のほか、積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった。
四国は感染症に係る水際対策が出来ていなかったので、新設することになった」

獣医師会会長、「獣医師の数は、国も含めて調査してきたが、足りている。今大学を作ることは流れに逆行する。
大学を作ることには賛成は出来ない」

文書の概要はこんなことらしい。

獣医師会側が言うには、面会を求めてきたのは大臣の方からで、また大臣は最初に「まことに申し訳ない」と謝ってから、獣医学部新設を認めた経緯を説明したとか。

この文書が作成されたのは、会談が行われた直後に、同席した幹部の一人が作成し、出席した全員で内容を確認し合っているという。

この会談について山本は、
「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認めることとなり、パブリックコメント(意見公募)を始めることとなったと。申し訳ないがご理解をいただきたいむね発言しました」
「獣医師会側は、それは当然四国の今治だなと決めつけた言いぶりで対応しておりました。
京都府もあり得るということを私もハッキリと言っておりまして、会合の概要というのが出てますが、獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したものでありまして、正確ではありません。
あくまでも公募が大前提であるため、加計学園と特定して言ったことは全くありません」
(文書には今治市負担がいくらで、残りは加計の負担と書いてある)

元々獣医学部新設は何十年もの長いこと認められてこなかった。これを規制緩和ということで打ち破ろうとしたのがアベ及び内閣府であるが、ここに至り獣医師会、文科省、農水省?、厚労省?、族議員など新設反対派とのせめぎ合いとなるわけである。
山本は、内閣府特命大臣、地方創生担当という立場から新設推進派である。

獣医師会か山本のどちらかが嘘を言ったことになる。

山本(山本に限らず政府側)は学部新設の場所などが決まったのは今年1月であると何度も言っているが、もしその2ヶ月前、去年の11月の面会で「今治・加計」決定を口にしていたとなると、山本は大嘘付きと言うことになる。

もし獣医師会側がありもしない会見記録文書を捏造(ねつぞう)もしくは改竄(かいざん)して嘘をついたとすると、その目的は何だろう。
今からでも加計を潰せると思ったのか。それとも政権に対する恨みか。

自分が思うに、獣医師会の文書には学部新設の費用負担が具体的な数字で書かれている。いくら文書を捏造するにしても、数字まで書くか? 言われなきゃ、数字なんか書けないだろ。しかも今治・加計の名まで出ている。

文書については、今回の獣医学部の文書以外にも、文科省が内閣府とのやりとりを書き留めた文書が何通かあり、数々の疑惑がわき上がっているものの、文書の内容に対する文科省と内閣府の見解は食い違っていて、平行線のまま。

9月26日のメモ。
 文科省「今治市の構想を実現するのは
     容易ではない」
 内閣府「できない選択肢はない」

10月7日のメモ。
 「加計学園」の文字。

10月21日のメモ。
 「加計学園」「総理」の文字。
 「官邸は絶対やると言っている」

いずれも、公募によって加計学園が事業者として認められた今年1月より数ヶ月前のメモである。(他にもメモいくつかあり)

自分は、加計学園の獣医学部新設について、「忖度」以上の何か、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」があったと思うのが自然ではないかと思う。

疑惑を投げかけられた人間は、皆シラを切っているが、それにしても山本曰く「獣医師会の思い込みと私の発言を混同」ですか。
「思い込み」「混同」は新手の言い逃れ方法だ。

*トランプ就任、半年。聞くところによると、議会の承認を受けなければならない政府の主要高官ポスト560人の内、実際に承認を受けたのはまだ50人ほどだと聞いて驚いた。
これじゃ、何か決めようにも決めようがないではないか。

*日銀は金融政策決定会合で、消費者物価上昇率2%の達成目標時期を、18年度末頃から19年度末頃になる可能性が高いと1年先延ばしした。

先延ばし、後ずれ、もうこれで何度目だ? 5回目か? 「2年で達成」の目標が「6年」になる?
先延ばしすると言ってももう今じゃ誰も反応しない。

まあ、黒田のあの強気一辺倒の態度には閉口したが、ただ、黒田も可哀想と言えなくもない。自分を助けてくれると思ったアベが全くの役立たずであったから。黒田としては、一応やることはやった。

アベノミクス、どこへ消えた。好循環、どこにもない。

因みに、17年度の物価上昇率予想1.4%を1.1%に、18年度予想1.7%を1.5%に、それぞれ下方修正したとか。

*4時、チャリで甲州街道を通って深大寺の方へ。前働いていたスーパーで経理チーフだった女性が今は深大寺店に異動になったと聞いたので、運動をかねてやって来た。深大寺とはいっても実際は神代植物園より少し手前だが、それでも片道16キロくらいはある。

汗をかきながらヒーヒー言ってやってきたのに、残念ながら彼女は休みだった。う~ん、折角来たのになあ・・・
何か買い物あるかなと思って店内をブラブラしてたら、やはり以前世田谷の店で自分と一緒に働いていた男性とバッタリ。

それにしても、行きは良い良い、帰りは何とやら。多少気温が下がったとはいえ・・・

もう頭の中は空っぽ。何とか買い物。
階段はいつもの半分、7階まで。
何もする気になれない・・・

*アベとポストアベを目指す岸田外相、ホテルで2時間近くも話し合ったとか。
来月の内閣改造に向けて内緒話。というか駆け引き?

●7月21日(金)
*何と、リンキン パークのボーカル、チェスター・ベニントンが亡くなったとか。しかも自殺とか。

大ショックだ。

今はそれしか言葉が浮かばない。

(3月29日の「これ観て聴いて」はリンキン)

*ある記事の中に書いてあったのだが、トランプがアベの女房について、「英語を話せず、「ハロー」も言えない」と言ったらしい。
ただ、同じ記事の後半では、「私はG20で昭恵の隣に座ったが、彼女は英語を話さない。「ハロー」も言わないくらいだ」と言ったとある。

一つの記事の中で、話を繰り返し、2度目はより詳しくということはよくあることだが、でも前に書いたことと後で書いたこととが食い違っていたら、読者は迷ってしまう。

「話せず」と「話さない」とでは意味が違う。「言えない」と「言わない」とでは意味が違う。

「話せず」「言えない」のであれば、トランプが昭恵に声をかけたが、通訳がいなければ全然話が出来なかったということである。

「話さない」「言わない」なら、本当は英語は喋れるのかもしれない。英語を話せるのに「話さない」なら、もしかしたらトランプと話をしたくなかったのかもしれない。ヘタなことを喋ってツイートされては困るし・・・ トランプとは離れていた方が無難・・・

一方のトランプ、昭恵についての今回の発言は、もしかしたら自分に対して一言も口を利かなかった昭恵に、「何で俺様に挨拶しなかったんだ」とでも言いたかったのか。

日本語の記事をみる限り2種類の訳があったお陰で、色々と想像力が広がった。

*政府の経済財政白書で労働生産性について述べた部分の話題があった。
1人当たりの労働時間と労働生産性の関係を、OECD諸国のデータを用いて分析したところ、1人当たりの労働時間が短い国ほど生産性が高いという結果が出たそうだ。

ドイツの年間総労働時間は1300時間(日本の8割)だが、1人当たりの労働生産性は日本の水準を50%近く上回ったという。

1.5を0.8で割ると1.8となり、同じ時間働いてもドイツ人は日本人の1.8倍稼ぐということだ。(で良いのかな)

長時間ダラダラやるより、短期集中の方が良い、と言うこと。
日本の企業は短期集中を長時間やれと命令するから、結局は能率が落ちる。

*17日、韓国のムンは「21日に(つまり今日)南北軍事会談をやろう」と提案したが、今日になっても朝鮮からは梨の礫(つぶて)。完全にシカトされたようだ。

*福島県白河市に建設予定の工場の機械設備について、ウソの金額を書いた偽造請求書を提出し、国の「ふくしま産業復興企業立地補助金」約2億5000万円を騙し取ったとして、逮捕者が出たという。

東北大震災の復興に当たり、復興を食い物にする企業があると1、2度述べたことがあると思う。

この「ふくしま産業復興企業立地補助金」は2012年から今年の3月までで、計375件、約1502億円が交付されたという。

悪い企業ばかりとは言えないだろうが、まあ、何億という金が不正に騙し取られていると思って間違いない。

*白鵬が、歴代最高となる通算1048勝を達成した。
「地道な稽古、基本の稽古を毎日愚直なまでに取り組む」ことで勝ち得た大記録である。

痩せすぎで日本滞在期限ぎりぎりまで引き取ってくれる部屋がなかったらしいが、その後人一倍稽古を重ね、休日も一人で稽古をしていたという。

「石の上にも3年」
「桃栗3年 柿8年」
「塵も積もれば山となる」
「雨だれ 岩をも穿(うが)つ」
「努力に勝る天才はなし」
「ローマは一日にして成らず」
「若いときの苦労は買ってでもせよ」
「千里の道も一歩から」

夢があってもなくても、毎日コツコツ地道に前に歩いていくこと。

*加計問題、なぜ自民は学園理事長の参考人招致を拒むのか。

全く理解不能。

*徒歩で高田馬場へ。前回は非常に調子良かったが、今日は帰りバテてしまった。階段昇るのも今日は止め。

*冷や麦を食べるときは、イエにダシの素とかツユとかがないので、冷や麦用に使わずにとってある辛ラーミョンの粉末スープを水に溶かし、ざるそばのようにして食べる。

粉末スープを入れすぎた・・・