(今日は8日分です)
●9月16日(水)
・人生最大の大下血の後、再発を恐れて黄門様に負担がかからないようにと、何となくトイレを控えていたら、今度は人生最大の便秘に・・・
何とかその危機を乗り越えてから、今日は少しだが一応お通じあり。
・スーパーのバイト。10~17時。
・帰り、家に一番近いスーパーに寄ってトイレットペーパーを買おうと思ったら、日用品売り場だけ閉まっていた。明日は開いているというが、ここのところの下血騒ぎで、トイペの消費量が半端じゃない。アッという間になくなってきた。まだ1巻の半分くらいはあるが、万が一ということもある。別の薬屋で買ってきた。
・国会の委員会は各党の理事が話し合って審議予定を決めているが、夕方の6時半から始まった安保法案を審議する参議院特別委員会の各党の理事達は、委員会を開く・開かない、締めくくりの総括質疑をやる・やらないで、日付が変わっても大揉めのようだ。国会の前では法案反対派が夜中にもかかわらず集会を続けているようだし・・・
・ブログ、一昨日は「・」1個だけだったが、今日はブログのページを開く前にウトウト・・・ そのあとやっと1日分・・・
●9月17日(木)
・夜中の3時半、理事会の話し合いがまとまらず、結局参議院の特別委員会は開けなかったようだ。朝9時前から委員会を開くというが・・・
・雨。歩き。
・スーパーのバイト。15~23時。前回のようにポタポタと滴り落ちるほど酷くはなかったが、仕事中若干の下血あり。まだ治ってはない・・・
・安保法案、結局 特別委員会の理事会では委員会の開催は決まらず、委員長の職権で委員会が開催され、総括質疑が行われないまま委員会可決され、その後、即、参院本会議へ緊急上程されたとのこと。
しかし、しかしである。委員会可決といっても、委員長が席に着くと、先ず委員会のメンバーでもない自民党の議員約20人(?)がダーッとやってきて議長をガードするかのように取り囲み、それに気が付いた野党側の議員が一歩遅れてその周りを取り囲む。
一見すると、法案成立を力ずくでも阻止しようとする野党議員が怒とうの如く議長を取り囲んだかのように見えるが、そうではないようだ。
野党の先手を取るべく、与党議員が予め段取りを入念に打ち合わせていたかのようである。
委員長が席に着いてから散会するまでの時間は8分。その間一体何が起こったのか、傍聴席にいた記者達はおろか、委員会に出席していた与野党の議員たちでさえ分からないと言われているようだ。
映像を見ると、議長の周りを取り囲み大混乱の中でワーワーやっていた与野党の議員の内、与党議員と思われるヒゲの議員が、席に座っていた他の与党議員にジェスチャーで「立って、立って」と合図を送り、それを見た与党議員たちが状況がよく分からないまま取りあえず起立(=法案に賛成)した、そんな状況が見て取れる。
傍聴席で取材していた記者は、「今、何らかの採決が行われたものと思われます」と実況。
しかもその間の議事速記録は議長によって止めるように指示されたようで、つまりこの委員会の強行採決の模様は公式には何の記録も残らないということだ。
政治家の中に、まともな人間といえる奴など存在しない。
●9月18日(金) バイト休み。
・万が一下血が起きてもいくらかは目立ちにくい黒いパンツだが、今日も下血があり、パンツ2本が洗濯機送りとなった。黒いのはもう1本あるからいいようなもんだが。
・午後、元「老婆」と待ち合わせをして、池袋の新しい豊島区役所に行った。初めて行くところだが、駅前の明治通りに立つとずっと向こうの方に超高層マンションが見える。きっとあれが区役所に違いない。初めて行く子どもでも迷わずに行けるというものだ。
「国民健康保険料、何とか安くなりませんか?」
転入などで去年の所得が分らない人については、仮の保険料を決めちゃうようだ。もし本人から何も連絡をしなければ、前年に所得がなかった人とか低かった人は、その仮の高い保険料を払い続けることになる。
保険料が安くなる方法を教えてもらってから、すぐに新宿区役所に電話して、必要な書類を送ってもらうことにした。
・一緒に松屋で食事。松屋や吉野家で牛丼を食べるのは、今では年に2~3回かな?
昔DOKKEN時代には、何年もの間、週に数回という頻度で牛丼を食べたが、その度(たんび)に七味の入れ物の3分の1から半分くらいのトン辛子をかけていたのが、今の痔につながっているのかもしれない・・・
勿論今ではトン辛子は一切かけていない。
・別れてから高田馬場周辺で買い物。100均で男物の野球帽。この間はデカすぎて買わなかったが、今日改めてよく見てみたら、サイズを調節できる。デザインが今一だが、チャリに乗るにはやはり必要だ。購入。
・帰宅。あ~ぁ、バナナを買い忘れた。冷蔵庫に1本あるにはあるが、これは今、どのくらい長持ちするかの実験中のもの。9月7日に実験を開始して既に10日、昨日食べたバナナは全く古くなっていなかった。
方法は簡単。先ず100均で、料理用の温度計を買ってくる。50度のお湯に5分間バナナを浸けたあと、冷蔵庫で保存。これだけ。ウチのスーパーでは日によって値段の動きが結構大きい。バナナが安いときに買ってくれば、食費の節約になる。
・今月の始めに今月の注目点としてあげた「アメリカのFRBが利上げをするかどうか」について、FRBは利上げは先延ばしすることに決めたようだ。G20で、利上げが世界経済に与える影響を懸念する声が大きかったので、アメリカとしても多少は気を遣ったのかも・・・
・アベが経済そっちのけで取り組んできた安保法案について・・・
昨日、史上稀に見る醜悪な委員会採決が行われたが、聞くところによると、議事録には委員会開催の条件となる(前の日に開催された)地方公聴会に関する記述がないばかりか、委員会の開会時間そのものの記載もないという。
その参議院特別委員会の議長は、あの大混乱採決後「私だってこんなやり方したくなかったですよ」
そしてこうも言ったらしい。「政府の答弁は不備が目立った。これからも謙虚に説明をして欲しい」
自民党のお先棒を担いでおいて、あのとても民主国家とは思えない審議をしておいて、後になってからそんなこと言うなよ。最後まで“綺麗”な審議をやれよ。
今日は参議院本会議の模様を夜中の12時過ぎからずっとテレビで見ていたが、真夜中の2時18分、野党並びに多くの国民の反対(世論調査による)にもかかわらず、遂に可決・成立された。
中国や朝鮮の軍事的脅威を根拠に、というよりむしろ世界中でアメリカ軍にべったり協力するために、集団的自衛権の行使容認などが法制化されたが、相手の軍備拡張に合わせて日本の軍備を増強すれば、戦争を防ぐことができるというのは本当?
抑止力を高めれば本当に日本の安全を守ることができるの?
9月18日はジミ ヘンドリックスの命日。日付こそ翌日に変わったが、9月18日にまた一つ忌まわしい出来事が追加された。
あとは裁判だが、誰か訴えを起こす人がいるかな?
●9月19日(土)
・またフン詰まり状態・・・ 貰ってきてから大分経ったが、座薬というものを生まれて初めて突っ込んでみた。
・何年間に一度という、敬老の日と秋分の日を含む5連荘休みのシルバー ウィークが始まった。
お彼岸中はずっと天気が良いとのことで、今までグズグズした日が続いていたので、正に“お悲願”の晴天。(と誰かが言っていた)
・昨日は長袖、今日はノー スリーブ(フレンチ スリーブ)。
・スーパーのバイト。15~23時。
・座薬、ちゃんと入っていなかったようだ・・・ 座薬にとって“障害物”があるのかな?
●9月20日(日)
・踏ん張った甲斐あり。障害物がなくなったせいか、座薬も入ったようだ。
・スーパーのバイト。15~23時。
・帰宅。腿の後ろ側に何かへばり付いている。どうも座薬のようだ。昼間 出かける前に突っ込んだやつと思われるが、ベチャッと潰れているので、中に入らなかったのは全部なのか、一部なのか分らない。どちらにしても2日続けて“失敗”ということになる。
・アレッ? 休憩時間に買った食べ物、休憩室の冷蔵庫に置いてきちゃったようだ・・・
・アレッ? アレーッ! 小銭入れとメガネ、休憩室のどこかに置いてきちゃったようだ!!! まただ・・・
明日予定していた墓参りは止めた。忘れ物を取りに店に行くのと墓参りと両方は、方向が正反対なのできついから・・・
・安保法案に関して。
そもそも今回の法案の成立は、数10年間にわたり歴代内閣が集団的自衛権は現行憲法の下では行使できないという解釈を続けてきたにもかかわらず、アベを筆頭とする一部の傲慢な政治家どもが、憲法の条文の解釈を勝手に変えたことが出発点となっている。
日本国憲法第9条の条文を書いておく。
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
つまり、「戦争の放棄」、「戦力の不保持」、「交戦権の否認」が明確に示されている。
素直に、正直に、何の先入観もなく、純粋な気持ちで憲法9条を読んだとすれば、今の自衛隊の存在って一体何なんだろう。
憲法には、自衛のための軍隊なら認めるとも認めないとも書いてない。だけど、実際には、自衛、専守防衛の戦力の保持までは禁止していないという解釈になっていて、自衛隊は堂々と存在している。
(日本では自衛隊は軍隊じゃないという馬鹿げたことを言う人がいるが、アメリカ人、いや、世界中のどこの国の人間であれ、自衛隊が軍隊じゃないなんて思う人間は誰一人としていないはずである。自衛隊は立派な軍隊である)
いずれにせよ現状は誰がどう見ても憲法とは大きく違っている。いや、それどころか全く違っていると言ってもよい。
今回、集団的自衛権の行使が容認され、外国軍隊への後方支援の範囲が大幅に広がることなどによって、憲法の条文と現実との乖離は更に拡大することになる。
先ず、集団的自衛権。
「集団的自衛権を行使出来るようになれば、軍事的脅威のある相手国に対して抑止力になる」と言う人がいるが、問題は軍事面で抑止力を上げれば本当に戦争の可能性が減るかどうかだ。かえって危険性が増すことだって十分に有り得る。こちらが軍備を強化すれば相手だって黙っちゃいない。こちらに輪をかけて軍備を増強するだけで、軍拡競争を生むだけ。
抑止力は何も軍事力だけではない。
経済や外交や国際協調など他にもやるべきことはいくらでもある。
今回政府は、新3要件なるものを打ち出して、集団的自衛権の行使は極めて限定的なものになると言っている。
1)我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること。
2)これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと。
3)必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと。
一見この新3要件は「極めて限定的なもの」となっているようには見えるが、「密接な関係にある他国」ってどこ? まあ、アメリカは間違いないだろう。じゃ、民主主義の理念を共有するイギリスやドイツ、フランスは? かつてアメリカは共産主義の脅威からタイを守るといってベトナム戦争の泥沼にはまったが、タイは?フィリピンは?
「根底から覆される明白な危険」っていうけど、「根底」ってどこ? 「明白」かどうか誰が決めるの?
「他の適当な手段」っていうけど、他の手段が適当か適当じゃないか、何か基準でもあるの?
「必要最小限」かどうか、誰が判断するの?
いくら文章で法律に明記されていても、ある意味において言葉ほどいい加減なものはない。「ちょっと待って」と言っても、10秒なのか、1分なのか、3分なのか、10分なのか、1時間なのか、全く分らない。「ちょっと」は数字ではない。
総合的に判断するという、これまた非常に曖昧な表現で説明されても、本当に「極めて限定的」なものとなるのか誰にも分らない。それこそ「無制限」に近い集団的自衛権行使とならない保証は何もない。
そして次に、後方支援。
今まで「後方地域」と呼ばれていた、地域を狭く限定する表現がなくなり、“周辺”事態もなくなり、「戦闘現場以外」ということになったことにより、地理的な制約を外すことが明確となって、自衛隊の活動範囲は格段に広がった。アベは「地球の裏側にまで行くようなことは想定していないなどとうそぶいているが、それこそ世界中どこでも自衛隊は行けるようになったわけである。
支援相手国はアメリカ軍だけだったのが、他国軍にも広がった。
また、支援の内容も補給・輸送・修理・整備・医療・通信などに加え、銃弾の提供や戦闘行動に発進中の航空機への給油も明記されるなど、これまた広まった。
これらの行為は、実際の戦闘地域でドンパチやる直接的な武力行使ではないものの、武力行使とは一体不可分であり、戦争の必要不可欠な要素であることは国際的にも「いろは」の「い」だそうだ。
つまり“敵国”からしてみれば、いくら後方支援とはいえ、自衛隊も十分な攻撃対象になりうるということである。
その他、武力攻撃を受けているかどうか分らない、有事でもない平時でもない、いわゆるグレーゾーン事態の際、日本の防衛のために活動を行なっている外国軍隊に対して、武器を使用して防護できるようになったこと。
そして、国連PKOなどへの協力に関しても、武器の使用権限が拡大された。
PKO活動に参加している国連職員や他国の軍隊が、武装集団から危害を加えられそうな場合には、自衛隊が武器を使って救援する、いわゆる「駆けつけ警護」が可能となる。外国軍隊と共に宿営地を防護することも可能に。
また、住民の安全確保のため巡回、警護、検問が可能となり、更に今までは自身の身を守るためにだけしか許されていなかった武器の使用が、これらの任務遂行のためにも使用が可能になった。
安保法成立にあたって、憲法第9条だけ書いて終わりにしようと思っていたが、どんどん長くなってしまった。
集団的自衛権の行使容認もそうだが、今まで日本の安全保障に関しては戦後一貫して拡大解釈の連続であった。
「戦争放棄」などを含む日本国憲法制定のあと、
朝鮮戦争勃発に伴いアメリカはまず日本に警察予備隊を作らせた。
これが後に専守防衛、必要最低限度の実力行使組織である自衛隊となる。
その後、湾岸戦争の後には専守防衛とは何の関係もないペルシャ湾での機雷掃海作戦で自衛隊が初めて「海外派遣」される。
PKO法案成立。外国軍への支援は武力行使との一体化であるので憲法違反になるとの考えから、自衛隊の活動は紛争が終結したあとの国連平和維持活動に限定。
朝鮮がテポドンを発射したので、周辺事態法が制定。
2001年のアメリカ同時多発テロを受け、インド洋でテロ対策の軍事活動をするアメリカ軍などの艦船に給油活動を行えるようにした。「非戦闘地域」なら他国軍への「後方支援」が可能。
拡大解釈はどんどん進む。
その他、シーレーンでの活動や武器輸出3原則など、など、など、拡大解釈は多数。
法的な根拠がないので、これまで何だかんだ理由をつけてコソコソとやっていた活動も多数。
そういえばこんなことがありましたね。国連安保理事会の決議がないままアメリカとイギリスで行われた、打倒サダム・フセインのイラク戦争。その“戦争中”の自衛隊によるイラク復興支援では、活動地域は安全であるはずの「非戦闘地域」のサマーワと決められたが、実際は自衛隊の宿営地に砲弾などが飛んできたのは10数回にのぼる。たまたま人的被害が出なかっただけだ。
「非戦闘地域」でも何でもない。勝手に政府が“安全”だと決めただけだ。
(ちなみに、帰国した自衛隊員の自殺者は10数人)
そして今回成立した安保関連法にしたってこれから先どんどん拡大解釈されていくだろう。今は「限定的」と言っていても、いずれ「無制限」になることは火を見るより明らか。
実際、国民に対する“丁寧な説明”の付け焼刃的な実践としてアベ自らが行なった説明会では、集団的自衛権の実際的な行使の一例として、子供を抱く母を描いた大きなパネルを壇上に置き、有事の際に海外在留の邦人を日本に運ぶアメリカの護送艦を自衛隊が防護するケースを想定していると説明していたものを、参院で可決される直前になって、防衛相は日本人が(船に)乗っているかどうかは絶対的な要件ではないと言ってのけた。
「日本の存立が脅かされ、日本人の生命・自由・幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること」とは何の関係もないケースでも自衛隊を派遣するという、拡大解釈の好例である。
集団的自衛権の行使を容認するなら、本来なら先ず国民投票により憲法を改定してから行うべきなのに、それをせず、憲法条文の勝手な解釈変更から出発してしまったことがそもそも問題である。集団的自衛権とは何の関わりもない最高裁の砂川判決を取り上げて憲法違反ではないと主張したり、実に数多くの、それこそほぼ全てと言っていいほどの憲法学者が、安保法案は憲法違反であると表明したにもかかわらず、強行採決されてしまった安保法。
結論。もはや日本には憲法など存在しないに等しい。
最後にもう一つ。
アメリカ・オバマのリバランス政策。アメリカは世界における軍事的役割の比率(バランス)を少しずつ変えたいと思っている。もうアジアのことはアジアでやってくれ・・・ アメリカ軍の関与を出来るだけ減らしたい・・・ 日本と中国の問題に対してもなるべくなら首を突っ込みたくない・・・
一方のアベ、まあ、まあ、そんなこと言わずに、自衛隊の役割はこんなに大きくなりましたよ。世界中どこでもアメリカ軍と協力できますよ。中国に対しては一緒に対処しましょうよと、つなぎ止めに必死。
アメリカのカーター国防長官、春にこんな発言をしている。
「自衛隊は高い能力を持っており、アジア地域及び世界でアメリカ軍を支援するようになる。それはとても良いことだ」
遅かれ早かれ、いずれ日本はアメリカ軍に要請されて世界中のどこにでも軍隊を派遣せざるを得なくなる。
●9月21日(月・敬老の日) バイト休み。
・ラグビーのことは殆ど何も知らないが、W杯史上最大の番狂わせが起きたという。日本人の活躍は嬉しい。余勢を駆って是非一次リーグを突破して欲しいですね。
・今日の墓参りは中止して、バイト先のスーパーに忘れ物を取りに行く。休憩室のロッカーの中に小銭入れとメガネあり。テーブルの上にあったのを、次長が気が付いてロッカーに入れておいてくれたようだ。冷蔵庫の中には昨日買った半額のブリ他。店内には入らず。
・新宿の東急ハンズ。目的はハンガー(横棒)。
幅90センチの廊下の上の方に横棒を取り付けて、鉄棒のようにぶら下がるのはどうかな・・・ 最近気が付いたんだけど、腕をまっすぐ上に挙げたつもりでも若干斜め前だし、腕が耳につかないし・・・
少し前から何ヶ所かでハンガーを探していたんだけど適当な物がなくて・・・ でも、さすがハンズ、最大荷重80Kgというのがあった。自分の体重はおよそ60Kgだから、一応使用限度以内だ。別に本当の鉄棒のような使い方をするんじゃなくて、ただぶら下がるだけなら問題はないかな? 値段は2100円(本体)で、まあ、許容範囲内だ。
念の為に、本物のぶら下がり健康器を見てみようと別の階に行ったら、もう現物の展示はされてないが、注文は出来るとのこと。値段を調べてもらうと8000円。
う~ん、やっぱハンガーかな。
そのフロアーのある場所を通ったとき、カツラっていうのかな、ヘア何とかっていうのかな、そんなコーナーがあって足が止まった。
DOKKEN BAR時代には胸の乳首が隠れるくらい長かった髪の毛だが、17年振りで父親からの勘当がとけて以来少しずつ短くさせられていた髪の毛は、今ではスーパーで働いていても全く問題のない完全な短髪。
ということで、前からロン毛には少しではあるが未練があって、頭の中には何となく“カツラ”という思いがあった。
そんな時に、幸か不幸かこんな場所を見つけてしまった・・・
迷いや躊躇(ためら)う気持ちもあったが、話を聞くだけなら・・・
そして、「試着してみますか?」
「あ・・・、はい・・・」 3つほど試着。
「昔、ロック バーをやっていて、結構長髪だったんですよ。こんな歳で、しかも男でここに来る人っていないでしょ?」
「いや、そんなことないですよ。この近くって2丁目もあるし、結構男性も来ますよ」
「ああ、そうか。でも、自分はそっち系の人間じゃないですから」
「それは、さっきからお話を聞いていれば分かります」
美容院みたいな感じで、ついつい長話になってしまった・・・ タトゥーの話とか、離婚の話とか。(彼女(店員さん)の親も離婚だとか) お客さんと長話になることも結構多いらしい。
買った。パンツ3本分くらいの金額・・・ あ~ぁ。ハンガーは、その内・・・
・帰宅。
食事でバナナ。2週間前に束で買って、実験のために1本だけ食べずに残しておいたバナナ。普通はバナナって1週間も経つと皮が真っ黒になって、中身も茶色くなって溶けたような感じになっちゃうが、今日食べた実験バナナは、中身はほんの少しだけ柔らかくなったかもしれないが、2週間前と殆ど変わらない。甘味が増しているような気がする。
●9月22日(火・国民の休日)
・一昨年くらいだと思っていた前回の秋の5連休、実は6年も前だったようだ。もうそんなに経ったかな・・・
・座薬、この間からどうも収まるべきところに今一上手く収まってないみたいだ・・・ 今でもちゃんと中に入っているのかどうか、どうもよく分からん・・・
・チャリで走ると今日も暑い。
・スーパーのバイト。15~21時。
・あの歴史的なプラザ合意から今日で丁度30年だそうだ。
プラザ合意。ニューヨークのセントラル パークの最南端、道路を渡ったところにプラザ ホテルがある。そこに集まったのがG5(その年まではG5)の大蔵大臣。ドル高の是正が合意され、以後各国の通貨の上昇(ドル安)が始まる。日本の円も、1ドル240円前後からたった1年ほどで150円前後と急激な円高。一時期80円前後のときもあったが、ここのところ120円で推移しているから、プラザ合意が如何に日本の経済に図り知れない影響を与えたかが分かるというものだ。
自分はアメリカには1990年にニューヨークへ一度だけ行ったことがあるが、観光でプラザ ホテルを見にいった人って、あまりいないかも・・・
●9月23日(水・秋分の日)
・墓参りの日だが、今日は行けない。
・スーパーのバイト。10~17時。
・帰り、自分のバイト先に今年の3月まで働いていた女性が、今はチャリで10分ほどの豪徳寺店にいるので、行ってみた。元気そうだった。
・VW(フォルクスワーゲン)社が、アメリカで販売したディーゼル車に、アメリカの厳しい排ガス規制を逃れるための不正ソフトを搭載したとして、大問題になっているようだ。
そのニュースを聞きながら、厳しいアメリカのことだから、VW社への制裁金は1兆円くらいにはなるだろうなと思っていたら、アメリカ環境保護局は今後の調査によっては制裁金は最大で2兆円(1600億ドル)になるだろうとの見通しを述べたという。
まあ、そんなところだろう。
暑さ寒さも彼岸まで。
●9月16日(水)
・人生最大の大下血の後、再発を恐れて黄門様に負担がかからないようにと、何となくトイレを控えていたら、今度は人生最大の便秘に・・・
何とかその危機を乗り越えてから、今日は少しだが一応お通じあり。
・スーパーのバイト。10~17時。
・帰り、家に一番近いスーパーに寄ってトイレットペーパーを買おうと思ったら、日用品売り場だけ閉まっていた。明日は開いているというが、ここのところの下血騒ぎで、トイペの消費量が半端じゃない。アッという間になくなってきた。まだ1巻の半分くらいはあるが、万が一ということもある。別の薬屋で買ってきた。
・国会の委員会は各党の理事が話し合って審議予定を決めているが、夕方の6時半から始まった安保法案を審議する参議院特別委員会の各党の理事達は、委員会を開く・開かない、締めくくりの総括質疑をやる・やらないで、日付が変わっても大揉めのようだ。国会の前では法案反対派が夜中にもかかわらず集会を続けているようだし・・・
・ブログ、一昨日は「・」1個だけだったが、今日はブログのページを開く前にウトウト・・・ そのあとやっと1日分・・・
●9月17日(木)
・夜中の3時半、理事会の話し合いがまとまらず、結局参議院の特別委員会は開けなかったようだ。朝9時前から委員会を開くというが・・・
・雨。歩き。
・スーパーのバイト。15~23時。前回のようにポタポタと滴り落ちるほど酷くはなかったが、仕事中若干の下血あり。まだ治ってはない・・・
・安保法案、結局 特別委員会の理事会では委員会の開催は決まらず、委員長の職権で委員会が開催され、総括質疑が行われないまま委員会可決され、その後、即、参院本会議へ緊急上程されたとのこと。
しかし、しかしである。委員会可決といっても、委員長が席に着くと、先ず委員会のメンバーでもない自民党の議員約20人(?)がダーッとやってきて議長をガードするかのように取り囲み、それに気が付いた野党側の議員が一歩遅れてその周りを取り囲む。
一見すると、法案成立を力ずくでも阻止しようとする野党議員が怒とうの如く議長を取り囲んだかのように見えるが、そうではないようだ。
野党の先手を取るべく、与党議員が予め段取りを入念に打ち合わせていたかのようである。
委員長が席に着いてから散会するまでの時間は8分。その間一体何が起こったのか、傍聴席にいた記者達はおろか、委員会に出席していた与野党の議員たちでさえ分からないと言われているようだ。
映像を見ると、議長の周りを取り囲み大混乱の中でワーワーやっていた与野党の議員の内、与党議員と思われるヒゲの議員が、席に座っていた他の与党議員にジェスチャーで「立って、立って」と合図を送り、それを見た与党議員たちが状況がよく分からないまま取りあえず起立(=法案に賛成)した、そんな状況が見て取れる。
傍聴席で取材していた記者は、「今、何らかの採決が行われたものと思われます」と実況。
しかもその間の議事速記録は議長によって止めるように指示されたようで、つまりこの委員会の強行採決の模様は公式には何の記録も残らないということだ。
政治家の中に、まともな人間といえる奴など存在しない。
●9月18日(金) バイト休み。
・万が一下血が起きてもいくらかは目立ちにくい黒いパンツだが、今日も下血があり、パンツ2本が洗濯機送りとなった。黒いのはもう1本あるからいいようなもんだが。
・午後、元「老婆」と待ち合わせをして、池袋の新しい豊島区役所に行った。初めて行くところだが、駅前の明治通りに立つとずっと向こうの方に超高層マンションが見える。きっとあれが区役所に違いない。初めて行く子どもでも迷わずに行けるというものだ。
「国民健康保険料、何とか安くなりませんか?」
転入などで去年の所得が分らない人については、仮の保険料を決めちゃうようだ。もし本人から何も連絡をしなければ、前年に所得がなかった人とか低かった人は、その仮の高い保険料を払い続けることになる。
保険料が安くなる方法を教えてもらってから、すぐに新宿区役所に電話して、必要な書類を送ってもらうことにした。
・一緒に松屋で食事。松屋や吉野家で牛丼を食べるのは、今では年に2~3回かな?
昔DOKKEN時代には、何年もの間、週に数回という頻度で牛丼を食べたが、その度(たんび)に七味の入れ物の3分の1から半分くらいのトン辛子をかけていたのが、今の痔につながっているのかもしれない・・・
勿論今ではトン辛子は一切かけていない。
・別れてから高田馬場周辺で買い物。100均で男物の野球帽。この間はデカすぎて買わなかったが、今日改めてよく見てみたら、サイズを調節できる。デザインが今一だが、チャリに乗るにはやはり必要だ。購入。
・帰宅。あ~ぁ、バナナを買い忘れた。冷蔵庫に1本あるにはあるが、これは今、どのくらい長持ちするかの実験中のもの。9月7日に実験を開始して既に10日、昨日食べたバナナは全く古くなっていなかった。
方法は簡単。先ず100均で、料理用の温度計を買ってくる。50度のお湯に5分間バナナを浸けたあと、冷蔵庫で保存。これだけ。ウチのスーパーでは日によって値段の動きが結構大きい。バナナが安いときに買ってくれば、食費の節約になる。
・今月の始めに今月の注目点としてあげた「アメリカのFRBが利上げをするかどうか」について、FRBは利上げは先延ばしすることに決めたようだ。G20で、利上げが世界経済に与える影響を懸念する声が大きかったので、アメリカとしても多少は気を遣ったのかも・・・
・アベが経済そっちのけで取り組んできた安保法案について・・・
昨日、史上稀に見る醜悪な委員会採決が行われたが、聞くところによると、議事録には委員会開催の条件となる(前の日に開催された)地方公聴会に関する記述がないばかりか、委員会の開会時間そのものの記載もないという。
その参議院特別委員会の議長は、あの大混乱採決後「私だってこんなやり方したくなかったですよ」
そしてこうも言ったらしい。「政府の答弁は不備が目立った。これからも謙虚に説明をして欲しい」
自民党のお先棒を担いでおいて、あのとても民主国家とは思えない審議をしておいて、後になってからそんなこと言うなよ。最後まで“綺麗”な審議をやれよ。
今日は参議院本会議の模様を夜中の12時過ぎからずっとテレビで見ていたが、真夜中の2時18分、野党並びに多くの国民の反対(世論調査による)にもかかわらず、遂に可決・成立された。
中国や朝鮮の軍事的脅威を根拠に、というよりむしろ世界中でアメリカ軍にべったり協力するために、集団的自衛権の行使容認などが法制化されたが、相手の軍備拡張に合わせて日本の軍備を増強すれば、戦争を防ぐことができるというのは本当?
抑止力を高めれば本当に日本の安全を守ることができるの?
9月18日はジミ ヘンドリックスの命日。日付こそ翌日に変わったが、9月18日にまた一つ忌まわしい出来事が追加された。
あとは裁判だが、誰か訴えを起こす人がいるかな?
●9月19日(土)
・またフン詰まり状態・・・ 貰ってきてから大分経ったが、座薬というものを生まれて初めて突っ込んでみた。
・何年間に一度という、敬老の日と秋分の日を含む5連荘休みのシルバー ウィークが始まった。
お彼岸中はずっと天気が良いとのことで、今までグズグズした日が続いていたので、正に“お悲願”の晴天。(と誰かが言っていた)
・昨日は長袖、今日はノー スリーブ(フレンチ スリーブ)。
・スーパーのバイト。15~23時。
・座薬、ちゃんと入っていなかったようだ・・・ 座薬にとって“障害物”があるのかな?
●9月20日(日)
・踏ん張った甲斐あり。障害物がなくなったせいか、座薬も入ったようだ。
・スーパーのバイト。15~23時。
・帰宅。腿の後ろ側に何かへばり付いている。どうも座薬のようだ。昼間 出かける前に突っ込んだやつと思われるが、ベチャッと潰れているので、中に入らなかったのは全部なのか、一部なのか分らない。どちらにしても2日続けて“失敗”ということになる。
・アレッ? 休憩時間に買った食べ物、休憩室の冷蔵庫に置いてきちゃったようだ・・・
・アレッ? アレーッ! 小銭入れとメガネ、休憩室のどこかに置いてきちゃったようだ!!! まただ・・・
明日予定していた墓参りは止めた。忘れ物を取りに店に行くのと墓参りと両方は、方向が正反対なのできついから・・・
・安保法案に関して。
そもそも今回の法案の成立は、数10年間にわたり歴代内閣が集団的自衛権は現行憲法の下では行使できないという解釈を続けてきたにもかかわらず、アベを筆頭とする一部の傲慢な政治家どもが、憲法の条文の解釈を勝手に変えたことが出発点となっている。
日本国憲法第9条の条文を書いておく。
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
つまり、「戦争の放棄」、「戦力の不保持」、「交戦権の否認」が明確に示されている。
素直に、正直に、何の先入観もなく、純粋な気持ちで憲法9条を読んだとすれば、今の自衛隊の存在って一体何なんだろう。
憲法には、自衛のための軍隊なら認めるとも認めないとも書いてない。だけど、実際には、自衛、専守防衛の戦力の保持までは禁止していないという解釈になっていて、自衛隊は堂々と存在している。
(日本では自衛隊は軍隊じゃないという馬鹿げたことを言う人がいるが、アメリカ人、いや、世界中のどこの国の人間であれ、自衛隊が軍隊じゃないなんて思う人間は誰一人としていないはずである。自衛隊は立派な軍隊である)
いずれにせよ現状は誰がどう見ても憲法とは大きく違っている。いや、それどころか全く違っていると言ってもよい。
今回、集団的自衛権の行使が容認され、外国軍隊への後方支援の範囲が大幅に広がることなどによって、憲法の条文と現実との乖離は更に拡大することになる。
先ず、集団的自衛権。
「集団的自衛権を行使出来るようになれば、軍事的脅威のある相手国に対して抑止力になる」と言う人がいるが、問題は軍事面で抑止力を上げれば本当に戦争の可能性が減るかどうかだ。かえって危険性が増すことだって十分に有り得る。こちらが軍備を強化すれば相手だって黙っちゃいない。こちらに輪をかけて軍備を増強するだけで、軍拡競争を生むだけ。
抑止力は何も軍事力だけではない。
経済や外交や国際協調など他にもやるべきことはいくらでもある。
今回政府は、新3要件なるものを打ち出して、集団的自衛権の行使は極めて限定的なものになると言っている。
1)我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること。
2)これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと。
3)必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと。
一見この新3要件は「極めて限定的なもの」となっているようには見えるが、「密接な関係にある他国」ってどこ? まあ、アメリカは間違いないだろう。じゃ、民主主義の理念を共有するイギリスやドイツ、フランスは? かつてアメリカは共産主義の脅威からタイを守るといってベトナム戦争の泥沼にはまったが、タイは?フィリピンは?
「根底から覆される明白な危険」っていうけど、「根底」ってどこ? 「明白」かどうか誰が決めるの?
「他の適当な手段」っていうけど、他の手段が適当か適当じゃないか、何か基準でもあるの?
「必要最小限」かどうか、誰が判断するの?
いくら文章で法律に明記されていても、ある意味において言葉ほどいい加減なものはない。「ちょっと待って」と言っても、10秒なのか、1分なのか、3分なのか、10分なのか、1時間なのか、全く分らない。「ちょっと」は数字ではない。
総合的に判断するという、これまた非常に曖昧な表現で説明されても、本当に「極めて限定的」なものとなるのか誰にも分らない。それこそ「無制限」に近い集団的自衛権行使とならない保証は何もない。
そして次に、後方支援。
今まで「後方地域」と呼ばれていた、地域を狭く限定する表現がなくなり、“周辺”事態もなくなり、「戦闘現場以外」ということになったことにより、地理的な制約を外すことが明確となって、自衛隊の活動範囲は格段に広がった。アベは「地球の裏側にまで行くようなことは想定していないなどとうそぶいているが、それこそ世界中どこでも自衛隊は行けるようになったわけである。
支援相手国はアメリカ軍だけだったのが、他国軍にも広がった。
また、支援の内容も補給・輸送・修理・整備・医療・通信などに加え、銃弾の提供や戦闘行動に発進中の航空機への給油も明記されるなど、これまた広まった。
これらの行為は、実際の戦闘地域でドンパチやる直接的な武力行使ではないものの、武力行使とは一体不可分であり、戦争の必要不可欠な要素であることは国際的にも「いろは」の「い」だそうだ。
つまり“敵国”からしてみれば、いくら後方支援とはいえ、自衛隊も十分な攻撃対象になりうるということである。
その他、武力攻撃を受けているかどうか分らない、有事でもない平時でもない、いわゆるグレーゾーン事態の際、日本の防衛のために活動を行なっている外国軍隊に対して、武器を使用して防護できるようになったこと。
そして、国連PKOなどへの協力に関しても、武器の使用権限が拡大された。
PKO活動に参加している国連職員や他国の軍隊が、武装集団から危害を加えられそうな場合には、自衛隊が武器を使って救援する、いわゆる「駆けつけ警護」が可能となる。外国軍隊と共に宿営地を防護することも可能に。
また、住民の安全確保のため巡回、警護、検問が可能となり、更に今までは自身の身を守るためにだけしか許されていなかった武器の使用が、これらの任務遂行のためにも使用が可能になった。
安保法成立にあたって、憲法第9条だけ書いて終わりにしようと思っていたが、どんどん長くなってしまった。
集団的自衛権の行使容認もそうだが、今まで日本の安全保障に関しては戦後一貫して拡大解釈の連続であった。
「戦争放棄」などを含む日本国憲法制定のあと、
朝鮮戦争勃発に伴いアメリカはまず日本に警察予備隊を作らせた。
これが後に専守防衛、必要最低限度の実力行使組織である自衛隊となる。
その後、湾岸戦争の後には専守防衛とは何の関係もないペルシャ湾での機雷掃海作戦で自衛隊が初めて「海外派遣」される。
PKO法案成立。外国軍への支援は武力行使との一体化であるので憲法違反になるとの考えから、自衛隊の活動は紛争が終結したあとの国連平和維持活動に限定。
朝鮮がテポドンを発射したので、周辺事態法が制定。
2001年のアメリカ同時多発テロを受け、インド洋でテロ対策の軍事活動をするアメリカ軍などの艦船に給油活動を行えるようにした。「非戦闘地域」なら他国軍への「後方支援」が可能。
拡大解釈はどんどん進む。
その他、シーレーンでの活動や武器輸出3原則など、など、など、拡大解釈は多数。
法的な根拠がないので、これまで何だかんだ理由をつけてコソコソとやっていた活動も多数。
そういえばこんなことがありましたね。国連安保理事会の決議がないままアメリカとイギリスで行われた、打倒サダム・フセインのイラク戦争。その“戦争中”の自衛隊によるイラク復興支援では、活動地域は安全であるはずの「非戦闘地域」のサマーワと決められたが、実際は自衛隊の宿営地に砲弾などが飛んできたのは10数回にのぼる。たまたま人的被害が出なかっただけだ。
「非戦闘地域」でも何でもない。勝手に政府が“安全”だと決めただけだ。
(ちなみに、帰国した自衛隊員の自殺者は10数人)
そして今回成立した安保関連法にしたってこれから先どんどん拡大解釈されていくだろう。今は「限定的」と言っていても、いずれ「無制限」になることは火を見るより明らか。
実際、国民に対する“丁寧な説明”の付け焼刃的な実践としてアベ自らが行なった説明会では、集団的自衛権の実際的な行使の一例として、子供を抱く母を描いた大きなパネルを壇上に置き、有事の際に海外在留の邦人を日本に運ぶアメリカの護送艦を自衛隊が防護するケースを想定していると説明していたものを、参院で可決される直前になって、防衛相は日本人が(船に)乗っているかどうかは絶対的な要件ではないと言ってのけた。
「日本の存立が脅かされ、日本人の生命・自由・幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること」とは何の関係もないケースでも自衛隊を派遣するという、拡大解釈の好例である。
集団的自衛権の行使を容認するなら、本来なら先ず国民投票により憲法を改定してから行うべきなのに、それをせず、憲法条文の勝手な解釈変更から出発してしまったことがそもそも問題である。集団的自衛権とは何の関わりもない最高裁の砂川判決を取り上げて憲法違反ではないと主張したり、実に数多くの、それこそほぼ全てと言っていいほどの憲法学者が、安保法案は憲法違反であると表明したにもかかわらず、強行採決されてしまった安保法。
結論。もはや日本には憲法など存在しないに等しい。
最後にもう一つ。
アメリカ・オバマのリバランス政策。アメリカは世界における軍事的役割の比率(バランス)を少しずつ変えたいと思っている。もうアジアのことはアジアでやってくれ・・・ アメリカ軍の関与を出来るだけ減らしたい・・・ 日本と中国の問題に対してもなるべくなら首を突っ込みたくない・・・
一方のアベ、まあ、まあ、そんなこと言わずに、自衛隊の役割はこんなに大きくなりましたよ。世界中どこでもアメリカ軍と協力できますよ。中国に対しては一緒に対処しましょうよと、つなぎ止めに必死。
アメリカのカーター国防長官、春にこんな発言をしている。
「自衛隊は高い能力を持っており、アジア地域及び世界でアメリカ軍を支援するようになる。それはとても良いことだ」
遅かれ早かれ、いずれ日本はアメリカ軍に要請されて世界中のどこにでも軍隊を派遣せざるを得なくなる。
●9月21日(月・敬老の日) バイト休み。
・ラグビーのことは殆ど何も知らないが、W杯史上最大の番狂わせが起きたという。日本人の活躍は嬉しい。余勢を駆って是非一次リーグを突破して欲しいですね。
・今日の墓参りは中止して、バイト先のスーパーに忘れ物を取りに行く。休憩室のロッカーの中に小銭入れとメガネあり。テーブルの上にあったのを、次長が気が付いてロッカーに入れておいてくれたようだ。冷蔵庫の中には昨日買った半額のブリ他。店内には入らず。
・新宿の東急ハンズ。目的はハンガー(横棒)。
幅90センチの廊下の上の方に横棒を取り付けて、鉄棒のようにぶら下がるのはどうかな・・・ 最近気が付いたんだけど、腕をまっすぐ上に挙げたつもりでも若干斜め前だし、腕が耳につかないし・・・
少し前から何ヶ所かでハンガーを探していたんだけど適当な物がなくて・・・ でも、さすがハンズ、最大荷重80Kgというのがあった。自分の体重はおよそ60Kgだから、一応使用限度以内だ。別に本当の鉄棒のような使い方をするんじゃなくて、ただぶら下がるだけなら問題はないかな? 値段は2100円(本体)で、まあ、許容範囲内だ。
念の為に、本物のぶら下がり健康器を見てみようと別の階に行ったら、もう現物の展示はされてないが、注文は出来るとのこと。値段を調べてもらうと8000円。
う~ん、やっぱハンガーかな。
そのフロアーのある場所を通ったとき、カツラっていうのかな、ヘア何とかっていうのかな、そんなコーナーがあって足が止まった。
DOKKEN BAR時代には胸の乳首が隠れるくらい長かった髪の毛だが、17年振りで父親からの勘当がとけて以来少しずつ短くさせられていた髪の毛は、今ではスーパーで働いていても全く問題のない完全な短髪。
ということで、前からロン毛には少しではあるが未練があって、頭の中には何となく“カツラ”という思いがあった。
そんな時に、幸か不幸かこんな場所を見つけてしまった・・・
迷いや躊躇(ためら)う気持ちもあったが、話を聞くだけなら・・・
そして、「試着してみますか?」
「あ・・・、はい・・・」 3つほど試着。
「昔、ロック バーをやっていて、結構長髪だったんですよ。こんな歳で、しかも男でここに来る人っていないでしょ?」
「いや、そんなことないですよ。この近くって2丁目もあるし、結構男性も来ますよ」
「ああ、そうか。でも、自分はそっち系の人間じゃないですから」
「それは、さっきからお話を聞いていれば分かります」
美容院みたいな感じで、ついつい長話になってしまった・・・ タトゥーの話とか、離婚の話とか。(彼女(店員さん)の親も離婚だとか) お客さんと長話になることも結構多いらしい。
買った。パンツ3本分くらいの金額・・・ あ~ぁ。ハンガーは、その内・・・
・帰宅。
食事でバナナ。2週間前に束で買って、実験のために1本だけ食べずに残しておいたバナナ。普通はバナナって1週間も経つと皮が真っ黒になって、中身も茶色くなって溶けたような感じになっちゃうが、今日食べた実験バナナは、中身はほんの少しだけ柔らかくなったかもしれないが、2週間前と殆ど変わらない。甘味が増しているような気がする。
●9月22日(火・国民の休日)
・一昨年くらいだと思っていた前回の秋の5連休、実は6年も前だったようだ。もうそんなに経ったかな・・・
・座薬、この間からどうも収まるべきところに今一上手く収まってないみたいだ・・・ 今でもちゃんと中に入っているのかどうか、どうもよく分からん・・・
・チャリで走ると今日も暑い。
・スーパーのバイト。15~21時。
・あの歴史的なプラザ合意から今日で丁度30年だそうだ。
プラザ合意。ニューヨークのセントラル パークの最南端、道路を渡ったところにプラザ ホテルがある。そこに集まったのがG5(その年まではG5)の大蔵大臣。ドル高の是正が合意され、以後各国の通貨の上昇(ドル安)が始まる。日本の円も、1ドル240円前後からたった1年ほどで150円前後と急激な円高。一時期80円前後のときもあったが、ここのところ120円で推移しているから、プラザ合意が如何に日本の経済に図り知れない影響を与えたかが分かるというものだ。
自分はアメリカには1990年にニューヨークへ一度だけ行ったことがあるが、観光でプラザ ホテルを見にいった人って、あまりいないかも・・・
●9月23日(水・秋分の日)
・墓参りの日だが、今日は行けない。
・スーパーのバイト。10~17時。
・帰り、自分のバイト先に今年の3月まで働いていた女性が、今はチャリで10分ほどの豪徳寺店にいるので、行ってみた。元気そうだった。
・VW(フォルクスワーゲン)社が、アメリカで販売したディーゼル車に、アメリカの厳しい排ガス規制を逃れるための不正ソフトを搭載したとして、大問題になっているようだ。
そのニュースを聞きながら、厳しいアメリカのことだから、VW社への制裁金は1兆円くらいにはなるだろうなと思っていたら、アメリカ環境保護局は今後の調査によっては制裁金は最大で2兆円(1600億ドル)になるだろうとの見通しを述べたという。
まあ、そんなところだろう。
暑さ寒さも彼岸まで。