ありがとうって伝えたくって

「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

韮崎移動運用 1月28日

2017年01月30日 18時27分07秒 | 移動運用

28日(土)は少し早めに起きて中央線で韮崎へ向かった。

新しい局面も手に入ったのでmcHFを持ちだして初運用だ!

【河川敷の公園の階段に座って運用】

今回持ってきたアンテナはEFHWA(片側給電半波長アンテナ)だ!ん?「どうしてG5RVでないのか?って。

歩きの移動では軽量化と設営の簡易化からほぼ100%EFHWAと10mポールを使用している。

それに自作の7,10MHz用のアンテナチューナーを使う。

車移動や国内ペディではG5RVを使っている。

【河川敷の公園からは富士山が良く見えた】

しかし、お決まりのトラブル発生!USBIF4CWは動作しているのにCWの送信が出来ない。

リグ接続側のケーブルの断線のようだ。10年以上使っているから?

仕方なく自作のコンデンサマイクを取り出してSSBでの運用に切り替えた。

当日は季節外れの暖かさ、快晴の河川敷で気持ち良く運用できた。

交信頂いた皆さん、ありがとうございました。

mcHFで気付いた事

●SSB運用受信で200Hzの範囲でどこが中心周波数か分からない感じがした。

(KX-3同様内蔵スピーカ?またはAF回路の問題?次回HEILのヘッドフォーンも使い再検証)

●CW受信自体は何の問題も感じなかった。


うどんの差し入れ

2017年01月28日 00時20分15秒 | Bグル

本blogの「旭うどん」を読んだからから連絡があり、うどんの差し入れがあった。

早速夕食の献立を「うどん」に変更して試してみた?

頂いたのはこれ↓

漂白がされてないせいか少し茶色いぞ。

大鍋にタップリの水を沸騰させて5分ほど茹でる。ザルに揚げて冷水をタップリかけて仕上げた。

これを付け汁で食べることにする。

【出来上がったうどん】

付け汁無しに食べてみた。程よい歯ごたえ。よくある「讃岐うどん屋」のうどんよりも腰がある。しかしゴリゴリした芯のあるような歯ごたえではない。

こりゃ本当に旨い。付け汁なんていらない!!甲府で食べた「吉田うどん」を超えるくらいな出来だ。

このうどん?どこのだ?

「かわじま工房」と書いてあった。比企郡川島町の「かわじま」らしい。

実に素晴らしい一品だった。スーパーで売っている「うどん」や「乾麺」では絶対に味わえない良品だった!

差し入れ頂き感謝しています!!


反町 中島家 2016年12月24日

2017年01月26日 14時35分49秒 | ラーメン二郎、他

毎日「ラーメン」の記事で申し訳ないが、

最近は「ラーメンの記事」をサボって上げてなかったので、まとめて書いている。

このblogは、メモ書き、備忘録を兼ねているので許して欲しい。

12月24日に反町の「ラーメン通り」にある家系では定評のある「中島家」を訪ねた。元々西区浅間町にあったそうだが・・事情により反町へ移転したようだ。

店へ到着!8月末の再openで看板も真新しい。

空席が目立つのは13時近いせいか?

ここでは悩まずに「チャーシューメン」(880円)を頼む。さてどんな味だろうか?

実は家系ラーメンの油の後味が嫌いであまり足を運んだことがない。豚油しか体が受付ない??大丈夫か?

出てきた・・・

擦りゴマを掛けて、頂きまーーす。

汁はドロドロではないが好みの感じ。ライスにかけると食が進みそうだ。

肉は分厚い一枚もあるが写真の通り。心配した油の後味も問題なかった!!

(本日はスマホ写真でした)


北千住 麺屋音(おと) 1月22日

2017年01月25日 11時40分09秒 | ラーメン二郎、他

日曜日に在職時の後輩(年は近い)に呼び出された?一体何事か?と思い北千住へ向かった。

最初は駅近くの飲み屋で「会社でのトラブル」を聞いて「気にするな!」と激励してやった。

帰りがけに彼が『美味しいラーメンを食べましょう!』というので近くのラーメン屋を目指した。

たどり着いたのは「麺屋音(めんやおと)」だった。

久しぶりに普通のラーメン??

後輩によると『いつも長い列が出来ていて入るのに時間がかかる』という事だったが・・店に行くと列も無く『本当に?』と心の中で思った。

【看板の音の字は読めなかった】

入口には「お品書き」が置いてありラーメンの説明がある。

よし、濃厚煮干そばにしようと店の中へ入る。

入り口にある券売機で後輩が「濃厚つけ麺」を買う。

それを見て志し変更!「特製濃厚つけ麺」にした。店の外に列は無かったが店内の席は満席だった。

そこで店員に食券を渡して店の外へ出た。すると既に10人以上の列になっていた。

到着が1分遅れていたら長時間待つことになった!!後輩の言葉は本当だったようだ。

いよいよ席に案内された。カウンターが10席ほど、テーブル席が2つ。(見える範囲では)

席にはお盆が置いてあり、ここへ料理が運ばれるようだ。

いよいよ、「特製濃厚つけ麺」の登場だ。

「えっーー、少ない」と心の中で思った。やっぱ、特盛りにするんだった。

が、好みのまあまあ太麺だぁ!!

ツケ汁は温かい。サラサラかと思いきやなぜかドロドロ。これが野菜のポタージュ?か。

ポタージュが麺に絡んで旨いワー。

〆はライス(50円)を頼んで付け汁を茶碗へかける。これも実に濃厚で美味しかった。

これお勧め!

後輩とは再会を約束してここで分かれた。

思わぬ良い店でツケ麺を食べられ寒さも感じず帰途に着いた。


スイッチング電源購入

2017年01月24日 12時17分48秒 | 無線機材 電源編

最近、巷の無線家の間で流行っている中華製スイッチング電源を購入した。

mcHFの調整会を小杉の事務所で行った際、JA0JHQ局が軽量スイッチング電源を披露してくれた事がきっかけだ。

電源の重量は800gだという。ファンは少しうるさいが3台体制で運用しているとの事。

私とJHQ局は航空機での移動運用を行っている。さらに私は船やヘリでの移動を敢行するが、荷物には重量制限があり軽いに越したことはない。

そこで私も手に入れて性能を確認したいと思った。

Amazonで「スイッチング電源」を探すと電圧、最大電流等、様々な物がヒットする。

30Aで検索しても色んな代理店?個人?の物がヒットして迷うくらいだった。価格は2000円台から3000円台。

カスタマレビューを参考にして機種を決定し購入してみた。

私が手に入れたのは727g(プラス電源ケーブルになる) 12V,30Aバージョン。価格は3000円ちょっと。

手持ちのDM-330MVが2Kgだから半分以下にはなりそうだ。

電源ケーブル購入して自分で取付けなきゃいけないが、これで25A程度供給出来れば移動では問題ない。

さてさて、どんな性能だろうか?調べてみることにする。

「アベノミクス」でインフレ誘導を目指しているが・・下々はデフレの方がこのような買い物が出来てメリット大では??


JUMA PA100製作開始

2017年01月23日 19時06分59秒 | JUMA(TRX2,PA100)

JUMA PA100が到着して2ヶ月。やっと重い腰を上げて製作を開始した。

本キットは

  1. RF Amplifier Module:パワートランジスタ及び周辺回路、ヒートシンク等の部分
  2. Main Board Module:バンドパスフィルター及び制御回路
  3. Digital Control Module:出力調整等制御回路
  4. Frequency Sense Module:周波数センサー
  5. Electromechanical:ケース関連の取付

以上の5つのモジュールで構成されている。

Digital Control Module部は、SSOPの実装が必要でいきなりは無理!暫く考える、

Main Board Module部は、コイル巻きではモチベーション低下が著しいし、

Frequency Sense Module部は、小さな回路で面白くない!

結局、RF Amplifier Moduleから手を付けた。

虫眼鏡でパッド位置を確認しチップ部品を押さえ半田付けする・・手が3本ないと捗らなかった。

一番大変だったのはチップトランジスター。

半日、2012のSMDと格闘!ルーペと老眼鏡を駆使して、それをピンセットで掴んで確認しながら半田付けし4時間で仕上げた。

コンデンサのチップ部品一個をピンセットで摘み損ねて飛んで行って全く見つからず・・・

手持ちの部品で代用。それから部品の欠品(VR)が一個あった。

一部の極性部品(パワーダイオード、パワートランジスタ、タンタル電解コンデンサ)の方向が分からず、回路図、基板とカタログを見ながら半田付けしたが・・どうなるやら。

という訳でRF Amplifier Moduleが完成した。ヒートシンクが一番重く、本ユニットは420gで全重量の40%に当たる。

2SC2879は、1本で100W近く引き出せる。100Wアンプにしては、非常に小型、軽量だ。(1Kgちょっと)

最大電流は13A。かなり効率の良いアンプだ。

[ユニットの表側は下の写真]

ヒートシンクにファンを取り付けた。

[ヒートシンク側]

これが出来れば次はコイル巻きもまた楽しいか?次はMain Board Moduleへ進もうかな。

最終的にちゃんと動作するとよいけれど・・

HARDROCKとは製作のレベルが違った。


W9GR DSP3再々考

2017年01月21日 11時02分45秒 | W9GR

2011年に無線アクセサリーの名機として紹介したW9GR DSP3(外付けAF-DSPの最高峰だった)を2017年の状況で考えてみたい。

IF-DSP、SDR機の台頭で活躍の場を失った感はあるが・・いまだ現役で使用可能だ。

メインSWで設定出来る機能は

NR&NOTCH,NR,NOTCH, 2.1KHz FIR filter,1.8KHz FIR filter,RTTY filter,HF packet filter,

DTMF Decoder,CTSS Decoder&Squelch,400Hz CW filter 100HzB.W.,400Hz CW filter 50HzB.W.,

600Hz CW filter 100HzB.W.,750Hz CW filter 200HzB.W.,750Hz CW filter 100HzB.W.,750Hz CW filter 50HzB.W.,

1000Hz CW filter 100HzB.W.

の16種類。これにAF-AGCのON,OFFが組み合わせられる。

CWのフィルター機能はバンド幅が非常に狭く設定されていて目的信号を探すのも大変だったが

当時リグにCWフィルターを実装せずにW9GRだけで交信できるので素晴らしかった。

そしてAF-AGCはFMモードで一番役に立った。

FMではリグのMICゲインや声の出し方で同じVol.位置で聞いていても音が大きすぎたり、小さすぎたりする

これにAF-AGCをかけると音量が一定になってよかった。

また、一番面白かったのはFMで弱いノイズに埋もれた音声でNRを入れるとノイズが消えて音声が浮かびあがってきた。

まだまだアナログ無線機&FM機にはW9GRを併せて使うと快適な運用が可能だ。

最新のIF-DSP機に負けない聞きやすさではある。

結局は親機の性能に左右されるが・・

今でもW9GRのHPは存在していて、

Thank you for your patience in waiting for the DSP-4!

とNovember 2012にHPが更新されて長い時が過ぎてしまった。


変更申請顛末?

2017年01月19日 12時09分04秒 | その他

ついに変更申請後の免許が到着した。

この場で

「12月14日に申請書が届いて16日に保証認定完了。22日に総合通信局へ送付した」

と紹介したが、更に次の事が判明!

「12月26日に免許が下りていて、総通からは12月28日に私宛に発送されていた。なので年内に到着していた。」

実は先週末に大型郵便の間から発見されました。

お騒がせしました!TSS様!!(電話しただけで騒いでないが)

まとめると2016年

12月14日午後 保証願書がTSSに到着

12月16日    TSSでの審査完了

12月22日    書類一式がTSSから総通へ発送

12月26日    総通で免許が下りる

12月29日    免許状が届く

というわけで、mcHFの保証認定から免許受け取りまで2週間かからなかったのが真相だった。

スピーディな審査、ありがとうございました。過去最速で免許状が手に入りました。

紙申請のおかげ??


甲府へうどんを食べに・・『うどん旭』 1月4日

2017年01月17日 17時17分42秒 | Bグル

年初に甲府へ観光に出かけた。ついでに甲府市の金手駅(かねんてえき)近くの『うどん旭』へ立寄ることにした。

金手駅の踏切を渡ると2分もしないうちに見えてくる。店の外観は古ぼけた感じだったが・・・

中は綺麗でカウンター、テーブル、小あがり席となっている。小あがり席に案内された。

メニューはシンプルなもの!

最初は、『肉うどん』と『別キャベツ』注文。どんなものが出てくるか楽しみだ!

出てきたーー、肉は馬肉。煮干出汁が実に秀逸。温かいウドンなのでバリ堅という訳にはいかない。

アッというまに平らげた。実は同時に頼んでおいた『肉冷やしうどん』にも手を付ける。

「おーーーー素晴らしい!!バリバリ堅だぁ!!」これは本当に食べてよかった。

ここまできたら・・・『つけうどん』を頼むしかない!!ま、二郎の大盛りに比べれば楽にいける。

頼んで2分程で登場した。ウドンを皿に盛って「ツケ汁」を椀に入れるだけだから?

やはり出汁が旨い。

結局、フルコースで食べてみた。やはり自分の中では一番は冷やしだなぁ。

でもどれも美味しいぞーー

甲府に来た際、ぜひ立寄って下さい。


ZS6BKW/G0GSFアンテナ(本名G5RVではないけど)

2017年01月11日 18時46分38秒 | G5RV

本ブログでG5RVアンテナを紹介し、かつキットを頒布しているが、実は本名『ZS6BKW/G0GSFアンテナ』

これはG5RVアンテナを出来る限りATU無しで使用できるように長さを最適化したアンテナだ。

設置場所にもよるが7MHz,14MHz,18MHz,24MHz,28MHzではATUが必要ない。

繰り返すが、これが『ZS6BKW/G0GSFアンテナ』だ。本当の表記はそうしたいが・・

下図は原典に沿って記述してある、これに沿って構築すると良い。フィーダー長は13.3mxVF(短縮率)だ。

TVフィーダーであればVFが0.98。13.3mx0.98 = 13.03mとなる。

 

ところで、G5RVと知られているのは15.55mx2のエレメントに、300Ωフィーダー13.0m(≒VF0.98)だ。(サイズミスがあり2017年1月25日修正)

よく知られている「G5RV」と表記しているが『ZS6BKW/G0GSFアンテナ』

本アンテナがが使われる理由は

・トラップを持つマルチバンドアンテナよりも

トラップが無い分、軽くて構築し易い。帯域が広く、ダイポール(7-14MHz)よりも利得があるのが特徴。

G5RVを改善したアンテナなので、これから自作される方は是非試してください。

[国内サービスでは大活躍、三宅島で1500局余りと交信。屋上に設置したZS6BKW/G0GSFアンテナ]

[新島のキャンプ場で活躍したZS6BKW/G0GSFアンテナ]


mcHF保証認定終了!

2017年01月10日 17時47分31秒 | mcHF

昨年の12月13日に郵送したmcHFの保証認定の連絡があまりにも来ないので、TSSへ確認を入れてみた。

すると

「12月14日に申請書が届いて16日に保証認定完了。22日に総合通信局へ送付した」

「連絡していませんか?」と言われたが「ありがとうございます。」と答えて終わりにした。

これは過去最速かつ自作機3台でミスなし(いつもはミスだらけ)での通過となった。

どうなっているかヤキモキしていたが・・・

こんなにあっさり通過していたとは!

【↓申請書類の一部】

いよいよmcHFでの運用開始だ。

国内仕様ファーム及び申請書のひな型が必要な方は、7k3diwアットjarl.comまで連絡下さい。(EU仕様を国内仕様に変える手順を記述してあります)


ニューイヤーパーティへ参加した 2017年1月2日

2017年01月05日 15時00分50秒 | 移動運用

今年も年初の恒例行事、ニューイヤーパーティへ参加した。

場所は、丹沢の某山頂!と決めて朝7時前に出発した。登山口への到着は8時過ぎだった。

しかし、普段は車が一台も止められてない場所に既に4台も車が止まっていて「もしや?」と思った。

年末の運動不足解消の意味もあり、山頂を目指した。久しぶりの山道のせいか?ペースが速すぎたのか?

途中で諦めようかと思ったが、どうにか1時間で山頂にたどり着く。(但しフラフラになった)

しかーーし、山頂のテーブルには430MHzのアンテナが上がっていた。

[ここ(関東平野を一望出来る)から運用するはずだったのに]

ま、先客がいるのは想定通りという事で先日「泉州サイバイバルコンテスト」で使用した場所へ戻り今回は8エレHヘンテナを設置した。

[今回もこの場所、前方に2エレ追加した]

開始は遅くなったけれど陽が山に隠れて体が冷えてきた14:15頃まで運用した。

本日の設備: FTM-10S,7W,2.5mH 8eleHヘンテナ

交信局数: 55局

交信頂いた皆さん、ありがとうございました。


大晦日に10段コリニア製作 2016年12月31日

2017年01月01日 12時16分23秒 | 同軸コリニアアンテナ

謹賀新年

2016年は無線運用は低調でだったが、Blogを通じて更に交流も拡大し充実した1年だった。

今年は運用も充実させたいと思っている。

さてさて、ハムフェア以降はコリニアに関する問い合わせも多く製作に関する相談を行ってきた。

けれど自分自身はここ半年本格的なコリニアを製作していなかったので、年の締めに相応しく?コリニアを製作してみた。

今回は、通常使用では十分すぎる430MHz用10段の製作だ。

調整は屋内で行う。

フィールドで使用すると0.5-1MHz周波数が高くなることを織り込んで調整する。

1.同軸カット

フジクラ製同軸が80mほど余っており外皮が硬く加工しにくいがこれを使うことにした。

236mm長の1/2λエレメント10本と120mm長の位相整合部2本を切り出すことにした。

この長さでは430MHz帯低い周波数または420MHz台に共振点を持つと予想した。

[カットした同軸]

(私自身、不器用・大雑把なのでカット・端末処理等は褒められたものではない。写真は手順を確認するものと割り切って見て下さい。)

写真の同軸には5,6と書いてあるのは同軸長の下1桁だ。

「5」と書いてあるのは235mm(になってしまった物)、「6」と書いてあるのは236mm。

最大は238mmも1本ある!!

ま、430MHzでは目標値±1mm程度ならば問題ない。

2.各部の半田付け

カットした同軸を半田付けします。老眼のおかげで同軸の間隔を近づけすぎるとショートしそうなので2mm程度開けている。

半田付けの順番は、

120mm-235mm-235mm-235mm-235mm-235mm-236mm-236mm-236mm-236mm-238mm-120mm

とした。同じサイズを群として長さが大きく違うものを位相整合部の隣に配置する。

この方法で帯域幅が拡大する傾向になる。

同軸間の間隔の違い(2-3mmでは)で共振周波数の大きな変動は起こらない。

(むしろ位相整合部長とスタブ調整の影響が99%だ)

[半田付け中]

1/2λエレメントと位相整合部を半田付けして更にスタブ、給電用の同軸も取り付ける。

この後、エレメント間の補強や防水処理を行った後でスタブ調整を行う。←これ重要

それからスタブ調整を開始するまで上部の位相整合部のショートも行っていない。

[位相整合部上部はまだショートしていない]

ここまで直流的なショートは無いのでテスターで抵抗値を計測しても芯線-網線間は無限大を示す。

ところが、スタブを取り付けたらショートが確認されて焦った!ここまでショートはなかったから。

ま、まさか?スタブがショートか?とスタブを外してみると網線が芯線に接触してたわーー

3.スタブ調整

アンテナ調整で使用する機器は、miniVNAだ。(1MHz-3GHzまでの計測が出来る)

まず、長いスタブを取り付けた所で一旦コリニアの動作状況を確認する。

430MHz帯では全く共振していない。480MHz付近で共振点を持っていた。

[スタブ取り付け直後]

スタブを切っていくと430MHz付近の共振点が見えてきた。(下図の1▽)

さらにスタブを切り込んでいくと429MHz付近でRs41.2Ω、Xs-10.7Ωとなった。

SWRが1.5を割った辺りから1mm単位のスタブカットを行うことになる。

SWR1.3付近まで来ると・・網線1本程度の調整になる。ここで終了するくらいが丁度良い。

切りすぎると、また1からやり直しだ!!429.77MHz付近でRs47Ω、Xs-4Ωとなった。

更に僅かに切り込むと・・・

下の写真のように微調整は同軸を斜めに切り込む。

結果は、少し切りすぎて予定より悪くなったが

430.045MHz付近でRs51.5Ω、Xs2.6Ω、SWR2.0以下の帯域は423.59MHzから436.01MHzの少なくとも12.42MHzとなった。

結果を見て分かる通り、スタブを切り込んでいくと共振周波数が上がり、帯域幅も広がっていく。

あとはフィールドに持ちだして様子をみたいと思う。