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Bluetoothヘッドセットの音質チェック!

2005年03月09日 | モバイル
さて、通信距離は満足できるレベルだったCG-BTUSB01とM2500ですが、今回は気になる音質をチェックしてみたいと思います。
ただ、音質は人によって好みや感じ方が異なるのでブログのタイトル通り”独り事”ってことで参考程度に。(笑)

なにはともあれ、音質チェックには基準が必要なのでこれまで使用していた有線のヘッドセットであるソニーのDR-G250DPとプラントロニクスのDSP50USBオーディオアダプターを基準にしました。
この組み合わせは個人的にお気に入りでDSP50はWindowsXP標準のドライバ(USBオーディオ)で認識しPCノイズの影響も皆無で非常にクリア。
DR-G250DPは音楽再生もOKの30mmドライバーユニット(スピーカー)とノイズキャンセル機能(2次音圧傾度型)を搭載したマイクで周囲のノイズを抑え声だけを拾ってくれます。
「音いいけど何使ってるの?」と聞かれる事も多く周りの評価も高い組み合わせなので基準には持って来いかと。(思い込みかも^^;)

それでは本題のマイク性能(音質)チェック。
マイク入力はPCで簡単に録音可能なのでSoundForgeで取り込んだ実際の音を聞き比べてみてください。

M2500のマイク音
DR-G250DPのマイク音

どうでしょう?
周囲が静かな環境ではDR-G250DPの方が若干クリアで解像度が高い(M2500の方が荒い)程度の印象といったところでしょうか。
ただ、実際は周囲に環境ノイズなどがある中での使用する機会の方が多いと思うので環境ノイズの代わりにBGM程度の音量で音楽を流した状態でも録音してみました。

M2500のマイク音 (音楽付き)
DR-G250DPのマイク音 (音楽付き)

どうでしょう?
バックで流している音楽がノリノリの爆音というわけではないので声が聞き取れないといったことはありませんがM2500はノイズキャンセル機能のない単なるショートブーム方式のマイクなのでやはりDR-G250DPと比べると周囲の音を拾いやすい感じです。

次にイヤホン(スピーカー)の性能(音質)チェック。
さすがにマイクと違ってサクッとPCで録音というわけにはいかないのでこちらは文章でご勘弁を。m(__)m (イヤホンの再生音をマイクで拾って録音も考えたが・・・断念!)
結論から言うとはっきり言って音質は良くないです。

具体的な音質を身近なMP3に例えるなら、
DSP50+DR-G250DP = 320kbps
CG-BTUSB01 + M2500 = 96kbps
といった感じでしょうか。(こんな例えで伝わるかなぁ~^^;)

まぁ、M2500は音声通話が主な用途なのでイヤホン(スピーカー)の口径が小さく、再生周波数帯域(再生性能)が人間の声である1~2kHzあたりをメインに割り切っているようなので音楽再生も考慮された設計のDR-G250DPと比べるのは酷かもしれません。

マイク/イヤホン(スピーカー)両方の音質を実際に音声通話ソフトのSkypeを例に表現すると、DSP50とDR-G250DPの組み合わせでは相手とその場で話しているような感覚の音質ですが、CG-BTUSB01とM2500の組み合わせでは携帯電話で話しているような感覚の音質になります。
それでも声が聞き取りにくくて会話に支障が出るような事はなく音楽を聴くにはかなり厳しい(M2500は片耳のモノラルですしね)音質ですが、ゲーブルから開放されるメリットと音声通話用途としては実用上問題ないレベルと言えるので個人的には合格点をあげてもいいと思います。
(注:マイクミュートし忘れてトイレに行き恥ずかしい思いをするといったデメリットはあります。 経験談^^;)

ただ、M2500は本体で音量調整が可能なのですがアンプ(ヘッドフォンアンプ)の性能が悪いようで、S/N比が非常に悪く通話に支障のないレベルの音量でも通話中は「サー」というノイズが常に乗った状態になります。(音量を大きくするほど「サー」ノイズも大きくなる。)
他にBluetooth USBアダプターがないので実際にこのノイズがM2500/CG-BTUSB01どちらの問題か厳密に切り分け出来ていませんが、経験上 このノイズはM2500のアンプ性能の問題の可能性が高く機会があれば他のBluetooth USBアダプターでチェックしてみたいと思っています。

次回は、実際に使用していて感じた問題点や疑問点などをレポートしたいと思います。


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