前回、”SP1未適用の「Windows Complete PC 復元」機能を使用してSP1適用済みの「Windows Complete PC バックアップ」イメージを復元するとエラーが発生するシステムとして復元されてしまう。”とい問題が発覚しましたが、その後の情報で環境によって発生する/しないがあるようです。
そこで、MSDN/TechNet Subscription 会員サイトに「Windows Vista SP1 適用済みインストールメディア(DVD ISOイメージ)」が公開されたので、それを使って前回のSP1適用済みの「Windows Complete PC バックアップ」イメージの復元を実行してみました。
結果は、まったく問題なくエラーは記録されない状態できちんと復元されました。(ナイス!)
今回、Windows Vista SP1 適用済みインストールメディアを使用してみて気づいたのですが、「Windows Complete PC 復元」のウィザードに「バックアップの復元方法を選択してください。」という1画面(行程)が追加されており若干SPなしのインストールメディアとウィザードの内容が異なっています。
せっかく Windows Vista SP1 適用済みインストールメディアがあるので、Windows Vista SP1のクリーンインストールも行ってみました。
Vista SP1をクリーンインストールすると、インストール最終段階に行う「ユーザー名とパスワード入力」部分に「パスワードのヒント」が必修入力項目として追加されていました。
また、クリーンインストールでは「インストールされた更新プログラム」に「KB938371、KB937287、KB935509」3つが最初から適用された状態になります。
これらは、以前SP1適用時にアンインストールできない更新プログラムとなっていたものと同じです。
他のKB936330は「SP1」本体、KB937954は「BitLocker ドライブ暗号化機能」の修正プログラムなので、BitLocker ドライブ暗号化機能を使用するとKB937954も追加されSP1適用時と同じになるのかもしれません。
とりあえず、うちの環境では「SP1 適用済みインストールメディア」を使用することで問題は回避できることがわかりました。
やはりサービスパックのバージョン不一致に起因する問題なのかなぁ~・・・^_^;