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Vista SP1 と BlueSoleil の問題・・・

2008年03月11日 | OS

Windows Vista SP1でうちの環境で発生した問題は解決したと思っていまししたが、残念ながら新たな問題が発覚してしまいました。(>_<)

その問題とは、BlueSoleil (Bluetoothスタック)です。

うちでは、かなり早い段階でVista正式対応として発売された、「Logitec LBT-UA300C1 Bluetooth USBアダプター」を使用しています。(Vista正式対応とはいえ、ログイン時に自動起動できないというちょっと変な仕様でうちではタスクスケジューラで自動起動するように対処してますが・・・)

この「LBT-UA300C1」には、BlueSoleil v3.2.2.8 R070421 Bluetoothスタックが付属していますが、Vista SP1との組み合わせでは、”Bluetoohtヘッドフォンやヘッドセットを接続した時にサウンドデバイスがBluetoothに自動で切り替わらなくなってしまう”という問題が発生します。(SP1にする前は問題なく自動で切り替わる)

SPなしVistaにSP1を適用した場合でもVista SP1をクリーンインストールした場合でも症状は同じです。

 以前は、サウンドデバイスがBluetoothに自動で切り替わらない方が良かったのですが、現在はSkypeの「起動時にオーディオ設定→マイクとスピーカーがWindowsの標準デバイスに戻ってしまう」というバグが一向に直らない事とメッセンジャー系だけでなく、Bluetoothヘッドフォンも使用するようになったので自動で切り替わってくれた方が便利と感じています。

実はBlueSoleilの開発元のWebサイト(IVT Corporation)には、Vista 64bitにも対応した最新の「BlueSoleil 5.0.5 Build178」というバージョンのBluetoothスタックがリリースされているのですが、英語のみの対応だったのでこれまで手を出さずにいました。

とはいえ、せっかくレスポンスやネットワーク速度など快適になったVista SP1ではBlueSoleil v3.2.2.8 R070421の使い勝手が悪いので、BlueSoleil 5.0.5 Build178を試してみました。

結果は、BlueSoleil 5.0.5 Build178では問題なく接続時にサウンドデバイスがBluetoothに自動で切り替わるようになると共にデスクトップログイン時に自動起動する本来の挙動になりました。(5MBリミットもなくきちんとライセンスされました)

が、しばらく使用していて致命的な問題が発覚してしまいました。(T_T)

その問題とは、”Vista SP1とBlueSoleil 5.0.5 Build178の組み合わせではGigabit Ethernetの速度が極端に遅くなってしまう”ということです。

Vista SP1をインストールしている「Shuttle XPC X100」はGigabit Ethernet(RTL8110S)がオンボードで、Vista SP1にしてからは同じGigabit Ethernetのファイルサーバ(Windows Server 2003)や XP SP2などとネットワーク経由でファイルコピーを行うと300~500Mbps程度の速度で非常に快適だったのですが、BlueSoleil 5.0.5 Build178をインストールすると、まるでリミッターがかかったように100Mbps以上速度が出なくなってしまいます。

念のため、SPなしVistaにSP1を適用した場合とVista SP1をクリーンインストールした場合の両方で確認してみましたが、BlueSoleil 5.0.5 Build178をインストールする直前までは平均300~500Mbps程度の速度だったネットワークファイルコピーがBlueSoleil 5.0.5 Build178をインストールして再起動した直後から100Mbpsが上限となってしまいます。(コピーに使用したファイルは12GB程度のWindows Complete PC バックアップイメージ)

理論値速度上限が100MbpsのFast Ethernet環境では気にならない(というか気がつかない)問題かもしれませんが、Gigabit Ethernetの環境では致命的な問題です。(RTL8110Sのドライババージョンも最新のv6.203を含め複数試しましたが結果は変わりませんでした)

X100とLBT-UA300C1以外のハードウェアとGigabit Ethernet環境でもVista SP1とBlueSoleil 5.0.5 Build178の組み合わせで使用すると必ず発生する問題なのかまでは確認できていませんが、Vista SP1の一般公開が間近にせまっているのでBlueSoleil v3.2.2.8 R070421と5.0.5 Build178どちらかのBluetoothスタックを使用している方は、Vista SP1適用時にこの問題が発生するかどうか確認した方が良いかもしれません。

ということで、現在はWindows Complete PC バックアップでVista SP1適用前の環境に戻してロジテックやIVTの対応待ちすることにしました。^_^;


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4 コメント

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これって大問題!? (サルファー)
2008-03-24 13:00:47
なんのためにComplete my PCなんてつけたのか
その意義が根底から没却されますよね
SP1前にバックアップしたデータが無駄になるというのも普通は気づかないだろうし
Acronisとか飼わなくても住んだと思ってる人はSP1にして使えなくなって愕然とするでしょうね。

解決策はMSDNの会員になるということだけなのでしたら随分阿漕ですねMSは。

大手際と見てもまったく書いていないので助かりました。
こんにちわ、サルファーさん (デジタルバッハ)
2008-03-24 15:01:49
おっしゃられているのはWindows Complete PC バックアップの事ですかね?
もしそうなら、SP1適用前にバックアップしたデータの復元はSP1未適用のインストールDVDから問題なく復元可能です。
Unknown (サルファー)
2008-03-24 17:32:10
こんばんわ
もちろん、
SP1適用後にバックアップしたデータが問題です。

SP1適用したら途端に意味がなくなるのでは
元も子もありません。
こんばんわ (デジタルバッハ)
2008-03-24 21:14:32
確かにSP1適用で弊害があるのは残念ですよね!

Windows Complete PC バックアップに関しては、エラーが発生しない環境もあるようなので問題となるエラーが回避可能なのかどうかMSの技術情報待ちといった感じです。

ともあれ、Vistaはプログラムが大規模になりすぎてトラブルシュートも前途多難っぽい印象がしています。