STOCKHOLM #3

今回はストックホルムという町についてレポートします。

2月というのに温暖化のせいで雪はもう終わりってな感じで、寒さが物足りないほどだった。大阪に住んでる当方としては過ごしやすかったが、温暖化は深刻だと実感。

ストックホルム中央駅と地下鉄のT-Centralen、この辺りが町の中心地。人が行きかい、デパートも集まっている。とはいっても難波や梅田ほどの密集はない。規模としては、そうですね、ちょうど天王寺くらいでしょうか。
そんな中心地を基点に、東西南北への経路が集中している。南へ下ると古い町並みの残るガムラ・スタンやセーデルマルム島など、魅力ある島が多数。

ストックホルムで数日過ごすと、日本とはあきらかに異なる町の顔がある。それは飲食店やコンビニ以外のお店は19時頃に閉まってしまう。土日には17時にしまる店が多い。日本のドンキや9時まで開いてるデパートとは違う。なので一日がすぐに過ぎていく、そんな感覚に飲みこまれる。
でも、それがいい。なんだがのどかな生活習慣。お店は閉まっても、面白いのはショウウィンドウ。町にいたるところのお店が商品をライトアップして小奇麗に飾っている。フと立ち止まるものや、明日行ってみようと思わさせるもの。日本ではあまりに気に留めなかったショウウィンドウの存在だが、ここではそれはとても大きな意味のある“仕掛け”となっていた。
夜になると広場ではスケートを楽しむ人々の姿もあった。北欧ならでは楽しみ方ですね。

夜景もきれい。慌しくない夜の景色。水面に移る町の明かりが一層心を高ぶらせる。それは静寂。ついつい、あのガヤガヤした大阪の町並みと比べてしまうのは僕だけだろうか。

フと立ち止まる。
その行為が、多かったように思う。目を奪われえるというか。おもわず写真を撮ってみたくなるショウウィンドウや町並み。僕はこの町が好きになった。

次回はガムラスタンをレポートします。
Comment ( 3 ) | Trackback ( 0 )

STOCKHOLM #2

先日帰国しました。
なかなか楽しい旅となりました。
ストックホルムファニチャーフェアでは数名の意欲的な若手デザイナーと出合い、企業の新作を見て触って、苦手な英語で話したりして…

数多くの作品や商品を見たり触ったりするのもとても勉強になったが、なにより、自分と同世代の若手のエネルギーを感じたことが一番の収穫であった。日常にはないパワーがここにはあった。作品として完成度の高いものもあるが、多くは実験的ともいえるものや、量産には不向きなもの、スタイリングだけで使いやすさはどうか、素材は適切かどうか等、荒削りさがまた良い。

気になった出展者や企業の一部をご紹介します↓

ストックホルムファニチャーフェア2007公式HP
http://webfair2.stofair.se/furniturefair_eng/index.asp?menulink=2&language=EN
カルテル
http://www.kartell.it/
マリメッコ
http://www.marimekko.com/eng
smile&industry
http://www.smileandindustry.com/
KONSTFACK
http://www.konstfack.se/
HDK
http://www.steneby.se/
wisdesign
http://www.wisdesign.se/
kloss
http://www.kloss.no/
hoffi
http://www.hoffi.dk/
tuntodesign
http://www.tunto.com/
normann-copenhagen
http://www.normann-copenhagen.com/the1.html
blum
http://www.blum.com/
lomakka
http://www.lomakka.se/
maze int
http://www.mazeint.nu/
University of Gävle
http://www.hig.se/

S大使館のHさん、NDLのKさん、Oさん、T社のFさん、S社の方々、
本当にありがとうございました。おかげさまで楽しい旅になりました。

また出展されてたHさん、Kくん、S&IのSさん、Hさん、等々、
現地で頑張っておられる姿、かっこ良かったですよ。お互い切磋琢磨して
がんばっていきましょう!!

レポートの続きはまた。
Comment ( 3 ) | Trackback ( 0 )

STOCKHOLM #1

実は今、ストックホルムにいます。
ご存知、ファニチャーフェア視察が主な目的で。こっちはやっぱ寒い。でも人の心はあったかいですね。

2度目の欧州。初めての海外一人旅。不安もあったが今はとても楽しんでいる。英語が通じるので、そんなに不便がない。
上4つの写真はフェアの会場。雰囲気はこんな感じ。サローネと比べると規模は劣るが、目新しさに出会えるホットなデザインが多数。会場は一日をフルに使えば見て回れる程度。

5枚目の写真はシェップスホルメン島からガムラスタンの町並みを撮影したもの。国立美術館は20世紀頃のプロダクトも多数展示してあるので、見ごたえがあった。

明日のためにもう寝ます。おやすみなさい。
Comment ( 3 ) | Trackback ( 0 )