東京一人旅

先週の土日、グッドデザインプレゼンテーションを視察へ行くついでに一泊二日の東京一人旅をしてきた。

Gマークへは自らが関わった商品が展示されており、非常に楽しみであったが、全体的には昨年と比べるとなんだか物足りない気がした。あまり新鮮味がなかったのだろうか。これだっ!という目を引くものも特に見当たらず、少し寂しい展示会であった。某韓国の巨大家電メーカーの商品がやたらと目に付いた。かなりの品数を展示してあった。日本デザインよ!がんばれ~!という想いが湧き出る。。。
松井龍也さんのプレゼンを聞き、展示会は終了。

その後は“一人で”大江戸温泉へ行った。ゆりかもめから見えるこの温泉は前々から気になっていたので、いいチャンスだと想い行ったのだが…。夜店や屋台やマッサージなど、かなり趣向が凝らしており恋人とか友達とか複数で行くと楽しいだろうなと思う。ましてや一人で来てるひとなんていないんじゃないかっ!!おいおい。

二日目は、まずは有楽町へ。MUJIの「do it ジブンデ2」展を見て、MUJIの家を実際に見て触ってきた。また一層MUJIが好きになったようだ。
松屋銀座のFUNFAN展。歩行者天国を初体験して。日産ギャラリーの24時間TVをちょっくら覗いて、表参道ヒルズへ。
人がかなり多く賑わっていた。正直うざいな~という気持ちもあったが、建物の特に内部の雰囲気は絶賛もの。感動した。うわさ通りの安藤建築。いいものを見たなという気持ちだ。いろいろ買い物をして、KDDIデザインスタジオで休憩し、レ・フレールという兄弟で一つのピアノを華麗に弾くピアノユニットのライブを聴き、そして羽田へ。

あまりゆっくり出来なかった超短い一人旅だったが、夏休みのイベントとして非日常を体験できてよかった。大阪とは違い、見るところがたくさんあるな~。まだまだ行きたいところたくさんあります・・・。

とりあえず羅列した文面で申し訳ないです。今さっきMUJIコンペ郵送してきたところです・・・。あ~疲れた。
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セレッソ大阪祝2勝目!

昨日の長居スタジアムでの「セレッソvsマリノス」観戦してきました。

みなさんご存知の通り、セレッソ大阪は前半戦わずか1勝で勝ち点6の最下位独走中。ということもあり、勝つ事を期待しつつも、先日移籍してきた名波を見たくて会場に入った。
残念ながら名波選手の登場はなかったが、試合は今期2勝目となる、しかも完封勝ち!!おめでとう!!応援していてもびっくりするくらいな感動的なゴールに魅了され、かなり満足だった。

名波効果で勝利した!と思う。同級生のモリシーのゴールと同じトップ下のポジションの古橋選手のゴールでの勝利。これは偶然ではなく、名波に触発され奮起した結果だろうと思う。そう考えるとセレッソはいい方向に向かっているように思う。経験豊富な一人のレフティーのお陰でチームは纏まりつつある。サッカーはチームプレーのスポーツだが、一人のお陰でこうも変わるものかと目の前で教わった気がした。

他人の意欲や情熱を引き出す一人の存在価値。これはデザイナーという職業においてもとても重要な要素でもあるだろう。いい意味で他人を巻き込む。そして笑顔を引き出す。「自分ひとりくらい手を抜いても…」なんて考えは問題外だ。「自分ができること」を常に考え創作活動をしてほしいなと思う。

“いい意味で他人を巻き込むこと”

セレッソ大阪公式ページ
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みさき公園

昨日、田舎へ墓参りへ行った帰りにみさき公園へ行ってきた。というのも妹夫婦と甥っ子と姪っ子が一緒だったので、ちょいとどっかへ寄って帰ろうって事になったのだが、ちょいとでは済まなかった。

かなり暑かったが、なかなか楽しかった。3歳未満の子でも親と同伴なら可能というアトラクションが多く、急流滑りもジェットコースターもみんなで乗れる。こんな遊園地も珍しいのではないか。妹夫婦も子供が思う存分楽しめるのでかなりご満悦だった。遊園地だけじゃない。イルカショーも感動だった。すぐ目の前で繰り広げられる芸を並ばず!待たず!に楽しめる。そう!!連休なのに並ばずに!待たずに!楽しめる!この点もとっても嬉しい。

関西にお住まいの小さなお子さんのおられる方はUSJじゃなくこっちの方が楽しめると思います。ぜひ一度行ってみて下さい。
他に動物園もプールもある。
ちなみに駐車場代はちょいと高めの1200円です。

並ばず!待たず!に楽しめる。これは意外と嬉しい。ましてや子供達は待つことが嫌いだ。待ってやっとの思いで手にする快感もあるだろうが、待たずにたくさんのものを体験できる経験値もいい。
「待つ」ということは過剰に期待感を持つという事に繋がりやすい。反対に「待たない」ということはそんな雑音無く、物事が見れる、評価できる事と言いやすい。そう、純粋に比べられる。
みなさん、購買意欲を擽られる一連の「待つ」商品を過剰評価しすぎた経験はないでしょうか?純粋にそのものの価値やデザインを見るという「目」を磨き続けてくださいね。

みさき公園
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第18回なにわ淀川花火大会

先週の土曜日、淀川の花火みてきました。
後輩のお陰で、なかなかグッドな席を確保して頂き、夏の風物詩を思う存分満喫できた!!やっぱ花火いいですね~。

毎年、いつ見ても心が高鳴る。飽きない儚き夜空の舞。こんな大きな大阪の真っ黒な空世界を一瞬にして舞い上がらせる存在。これは偉大だ。花火の魅力は文化だろう。
これだけ多くの無料の観客を感動させられる。ましてや花火が上がっている間は目を逸らせさせない。長すぎず、短すぎず、絶妙の舞台時間。
花火を演出する職人や舞台裏の方々の経験と努力があってこその感動である。感謝感謝。

夏がいよいよ始まった。そんな感覚を自分に植え付けるきっかけとなった。花火はそんな効力もある。

デザインというのは時代をリードする存在であると共に、現時代を形成するカタチを演出する存在でもある。要するに流行に左右されがちな部分も多くふまえている。デザインが花火のように“季節モノ”の存在価値を示せる要素をも確立できたなら、現市場にあふれる季節モノ商材の露骨且つローセンスなエレメントをよりよくできるのではないか。
単純に季節商材にデザインが関与すているケースが少ないと感じる。

第18回なにわ淀川花火大会
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東京おもちゃショー2006

レポートが遅れましたが、先月、市場調査の一環で東京ビッグサイトで行われた「東京おもちゃショー2006」へ行ってきました。暑かったです。そしてまたまた足がパンパンになりました…。

おもちゃショーへいくのは実は今回が初めて。率直に楽しかった。というのも“復刻版”と称する玩具を目にかけることが多く「懐かしいな~」「これ持ってたよ」「昔を思い出すな~」こんな感覚が身を覆ったからだ。
こんな昔なつかしの“もの”との再会も心地よかったのだが、それよりも何よりも不動の人気者アンパンマンの存在感は圧巻である。会場中そこら中に登場する。まるでこの会場の平和を守っているかのように…。なんでも商品化にしやすいアンパンマンのキャラクター達。昔から知っている、なのに別に懐かしくは全く思わない。今なお“生き”続けているアンでできたヒーロー。

なぜこんなに不動なのか?かわらないのか?
単純な疑問にぶつかる。子供の心を奪うのはなんなんだろうか?
簡単でわかりやすいストーリーとキャラクターデザイン。日常のありふれたものをモチーフにしている点。すぐに覚えやすいネーミングとミュージック。
こんな“素直さ”を実現している唯一のアニメかもしれない。「わかりやすいとかわいい」が誰しもの心へすんなりと居ついてします。ただそれだけなんだろう。

デザイナーはあまり複雑な表現を避けないとね。人の心に語りかけよう。

東京おもちゃショー2006
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ゲド戦記

8/1映画1000円という事もあり「ゲド戦記」を見た。

う~ん。正直あんましだった。ジブリ独特の引き込まれる感覚には浸れなかった。それが一番残念だった。広大な物語と内容の奥行きが表現されていないのでとても薄っぺらい、そんな映画だった。ネットでかなり不評なのが分かる。

原作を見てみると、もっと濃い話なんだ。だから映画でやるべき作品ではなかったように思う。テレビでした方が良いのでは。映像の完成度もそんなレベルだった。

20年前に宮崎駿が原作者に「ゲド戦記」を作りたいと打診したが、当時は断られていた。駿が実績を残して、逆に原作者から作って欲しいと打診されたが、駿はハウルと製作時期が被っていた為、鈴木プロデューサーの意向もあり吾郎監督が作ることになったらしい。しかし息子が監督をすること事態に当初は駿は反対していたらしく、キャリアのあるスタッフの十分な協力も得られなかったというのが、この映画の失敗の根源であるようだ。

クリエイティブな仕事をするということは失敗との背中合わせでもある。成功の影に積み重ねる失敗と共に生きていく。失敗を糧に努力を重ね続けて欲しい。宮崎駿氏は、そんな努力を重ねて今があるのだから。
偉大な父というプレッシャーに打ち勝つだけのクリエイティブ魂をまずは根付かせて欲しいと思う。

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