この人の文章は、それこそ江國さん風にいうと「みずみずしい」。
そして内容は、かなりダメ人間であることを予感させます。
そこに共感できるのですが。
本を読むたび、
ダメ人間が誰よりもちゃんと生きていることにほっとするのです。
旦那ちゃんとゴルフ練習に行ってまいりました。
うまくならんといつまで経ってもまたコースに出られませんからね。
最初は調子がよく、すかんすかんと気持ちよく当たります。
「・・・なんで練習場だと飛ぶんだろうな?」
二人で首をひねりながら打つ事50球あまり。
突然、真っ直ぐ飛ばなくなりました。
自分ではそれまでとなんら打ち方を変えていないのに、です。
わかった。単純に疲れて軸がブレてるんだ。
打ち方以前の問題だったようです。
まずは、18H回れるだけの基礎体力作り!
サボりがちな腹筋を地道にこなすところから。
昨日の帰りに甘太郎の外で、泥酔して道に転がってる若者を発見。
「・・・昔の自分を見るようだ」
とプーさん(下の記事参照)がおっしゃいます。
いやいや、アナタ苦労人ですから。
たぶん、そっちじゃなくて
介抱しながら我々に向かって必死に「すいませんっ!!」と謝りつつ、
連れの子には「もう帰っていいよ」と気配りを見せ、
最後にはおぶって連れて行った彼の役回りだと思うよ。
グループにひとりずつはいるんだなあ、やっぱり。
宴会特攻隊長と敗戦処理係が。
ちなみに自分の若い頃もよくやってましたよ。
誰かが酔い潰れるまで飲むっていうの。
さすがにもうオトナなのでやりませんが、ちょっと懐かしかったです。
だから、必死に謝ってた彼、そんなにがんばらなくていいのに。
そりゃあ不愉快に思う人もいるだろうし、
本人は申し訳なくて恥ずかしかったんだろうけど。
がんばれ若人!そのうちわきまえられるようになるさ。
旦那ちゃんが大学の同窓生と飲むというので
くっついて一緒に行ってきました。
場所は都内は品川。近代的なビルの立ち並ぶ一角。
滅多に東京へ出ないつまちゃんはお洒落な街並みにわくわく。
なのに何故わざわざ甘太郎?
チェーン居酒屋じゃねえか!近所にもあるわ!!
メンバーは旦那ちゃんの同窓生とその嫁さん・子供混合で計10人。
うちひとりはアメリカで就労中。
ビザの更新で帰国するのに合わせて今回のプチ同窓会を企画してくれました。
普通、帰国を聞きつけた他の誰かが幹事やるよねえ(笑)。
アメリカからわざわざ店の手配にメンバーの参加調整、
遠方の参加者のホテル手配までこなしてくれたらしい。
あまつさえ山のようにお土産を持ってきてくれましたv
見た目もプーさんみたいなおっとり癒し系苦労人。
もうひとり、大阪は堺に転勤した人が新幹線で駆けつけてくれました。
念の為、「出張のついでとか?」と訊いたところ、
「いや、寂しいから」
大学時代酔っ払って崖から落ちたという
素敵なエピソードをお持ちなだけあって
やることが唐突で豪快です。
大学1年生のときそろって寮暮らししていただけあって、
みんな仲良し。
昔の思い出から近況報告になり、日本の景気を憂う話になり、
経営の困難さを嘆く出世組の横で平組は小遣いの少なさを嘆き(笑)
いつの間にか子供のいる組にいない組が説教されてたり。
その横でお子さんたちは元気に走り回り、
知らないおっちゃんおばちゃんに興味津々で、
誰かがいれかわり立ちかわり遊んでやり。
旦那ちゃんの「ものすごく高い高い」は気に入られてしまったらしく、
何度もアンコールされてヘロヘロになってました。
結婚式以外で旦那ちゃんの友人にこんなにまとめて会ったのは初めてで、
大変おもしろかったです。
わかったのは、類は友を呼ぶんだなあということ。
旦那ちゃんの周りには比較的穏やかでいい人が集まるようです。
ひとりだけ、ちょっと異質な人がいて、
オレオレで空気は読まないけど、話題は豊富で明るくて楽しくて
リーダーシップはある人。吸引力といってもいいかしら?
彼と旦那ちゃんはとても気が合うようです。これはタイプが違う故にだね。
彼の存在であのグループはふわーっとフェードアウトせずに
適度な刺激を保っているのかもしれません。
メンバーの一人、おとなしいけど芯はある堅実型の人が
近く結婚されるそうです。おめでとうv
人の結婚式の話、大好き~。幸せになれるもん。
また結婚式のタイミングでお祝いに皆集まろうと誓い合って
お開きになったのでした。
甘太郎はですね、予想通りまあ大しておいしくもなく
サービスがいいわけでもないですけど
悪いわけでもないし、個室取ったので騒いでも子供が走っても
まったく気兼ねせずにすんだので良かったです。
映画「神様のパズル」観てきました。
落ちこぼれロッカーと孤高の天才物理学者少女の魂の交流を軸に、
「宇宙は人の手で作れるのか?」という疑問を描いた作品。
原作はSF小説みたいですね。読んでないけど。
いつも映画は地元のシネコン(新しくて綺麗で近くて席予約制)で観るのですが、
今回は公開から時間が経って近所でやってなかったため急遽都内まで。
あー、そんなに人気ないわけですね。
予告編がわりと面白そうで気になっていたのです。
邦画はびっくりするほど薄っぺらい描写が時々ありますが、
恐れていたほどでもなく、普通におもしろかったです。
一部ご都合主義だったり、
「そこもっと丁寧に撮れよ!山場だろうが!!」というシーンもありましたがね。
メイン舞台が大学の物理学科なので、
作中、初級物理学講座みたいな説明が入ります。
いや、この程度で物理学科は無理だろう(笑)
作品世界を理解させるうえで仕方なく用語の説明だけ入れた感じ。
これが逆に案外おもしろい。
かつて落ちこぼれ理系だった身としては、
「ああ・・・」とため息とともに思い出されるのです。
ベートーヴェンを主としたクラシック音楽が効果的に使われており、
交響曲第9番「喜びの歌」ロックバージョンはなかなかカッコよかったです。