人生なればこそ、賭けるのである

私たちの人生とは、いわば選択であり、知りたいという願望であり、運命に祝福されたい、とねがう心のあらわれである。

クラスターカップ2017予想◎ラブバレット ○ショコラブラン▲キクノストーム

2017-08-15 01:06:46 | 地方競馬


クラスターカップは、OROパーク盛岡競馬場がオープンした1996年の設立。
当初はノングレードの交流重賞としてスタート。
第1回のこのレースは新盛岡競馬場での最初のJRA交流競走という事で注目を集め、
勝ったのはJRAの3歳(旧4歳)牝馬トキオクラフティーでした。
1分10秒8という好タイムでの完勝はJRA勢の強さと層の厚さを見せつけました。

翌年からGIIIに格付けされたのち、
2007年・2008年は水沢ダート1400mで実施されて2009年から再び盛岡へ。

現在では、岩手競馬夏の定番の短距離重賞としてすっかり定着しており、
特に秋以降の国内ダート短距離路線を占う重要なレースになっています。
クラスターカップのレース名の由来は「星団」。
多くの競馬場が連携しあい、しのぎを削りあう姿をイメージです。






地元勢初の優勝馬誕生なるか!?その瞬間に立ち会え!


JRA勢からは、まずは実績から注目して、
出走馬中唯一の中央重賞の勝ち馬、古豪8歳馬キクノストーム
前走プロキオンSは6着と、その末脚はまだまだ衰えておらず!

充実度ならこちらが上、中央交流重賞2戦連続好走中のショコラブラン
みちのく盛岡で、初重賞制覇を目論見ます!

経験豊富なタイセイファントム、そして4連勝中でサイタスリーレッド
実績・勢いとバランス良く揃い、さすがに隙のないメンバー構成。

地方勢からは浦和のブルドッグボスが筆頭格。
スーパースプリントシリーズのファイナル・習志野きらっとスプリントで3着。
そして、昨年のクラスターC2着とコース適正もあり、初コースとなるJRA勢より
一日の長があることは確かで、ここは本命級の扱いが必要です。

地元からは、勿論この馬クラスターCは二年連続3着のラブバレット
連勝でここへ臨む過程は昨年と一緒で状態に不安なし。
地元岩手から、初めて優勝馬が誕生する瞬間に立ち会えるかもしれない!

今年も中央か?それとも地方か!
鎬を削る夏の短距離重賞、第22回クラスターカップ!!
8月15日、16:30発走です!







♦クラスターカップ有力馬評♦

01ブルドッグボス
前走の習志野きらっとスプリントは、勝ち馬スアデラはちょっと強すぎて離されたが、
2着のタイセイバンディットから1 1/2差の3着なら、初距離という事を加味すれば及第点。
その前走が移籍初戦で、中央では、19戦7勝の成績を挙げており
3戦目のオキザリス賞をムーア騎手で勝利。昨年の太秦Sをデムーロ騎手で勝利、
続く千葉Sをルメール騎手で勝利と、鞍上を見ても相当に期待されていた馬であることは確か。
交流重賞では昨年のクラスターC2着に加え、東京スプリント4着、かきつばた記念2着がある。
昨年2着の舞台で中央勢よりもコースを経験している点で有利。

04タッチデュール
ここまで162戦して17勝というトホクビジン級の戦績を誇る8歳牝馬。
これまで大井、笠松、名古屋、門別、盛岡、水沢、浦和、船橋、
川崎、金沢、名古屋、園田、佐賀、福山、高知と主要な競馬場はすべて走破。
ここも出走した事で役目は果たしたと言っても過言ではないが、
今回、藤田菜七子騎手が手綱を握るということでレースぶりにも注目してみたい。

06ショコラブラン
デビュー戦を勝ち、二戦目の樅の木賞では、後にJDD2着するクロスクリーガーの2着。
能力の片鱗を見せたが、そこから足踏みが続き三歳時は大きいレースに出走する事がなかった。
4歳になりようやく本格化。ダート短距離路線で軌道に乗り、5歳になると春風S、京葉Sを連勝。
重賞初挑戦となった前々走かきつばた記念では、1番人気に推されるもトウケイタイガーに屈して3着。
前走北海道スプリントCは、ニシケンモノノフに4馬身離され完敗も、2着を確保した。
重賞まであと一歩のところまできており、今回はこの馬にとって面目躍如の舞台となる。

09サイタスリーレッド
出走馬で最も勢いがある馬といえば、この馬。デビューから12戦芝を使うも、
未勝利の1勝のみで500万下を勝ちきれず結果が出なかったが
ダートに転向してからは、これまでの走りが嘘のように変わり身を見せた。
今年の3月から5月までの間に4連勝を飾り、芝路線では成し得なかった重賞へと駒をすすめた。
他馬に比べ、ダートでの経験は浅いものの、4連勝は実力抜きには達成できないはずで
ここを勝って秋へ繋げるという意味では、この馬が勝つのが面白いのかもしれない。

13ラブバレット
2年連続3着のこの馬にとって、ダノンレジェンドがいない今年は最大のチャンス。
15年は、そのダノンレジェンドから10馬身離された3着、そして16年は6馬身差の3着という結果。
勝ち馬の斤量(15年56kg・16年60kg)を加味すれば、差が縮まったとはいえないが
今年も過去二年と同じ8枠で、中央勢4頭が盛岡初なら地の利で優位に競馬をすすめられるはず。
昨年と同じ位走れれば、結果は付いてくるはずで、勿論昨年2着のブルドックボスは強いが
中央勢に、ダノンレジェント級の馬が潜んでいるかどうか。

14キクノストーム
一昨年のカペラステークスを制した実績馬で、出走馬中唯一の中央重賞勝ち馬。
8歳馬だが、前走のプロキオンSで14番手から6着まで追いあげており、その末脚は健在。
昨年9月の中央交流重賞の東京盃では、勝ち馬ドリームバレンチノから0.5差の4着と
5着だったダノンレジェンドに先着しており、展開がはまれば侮れない。
そのプロキオンSが8枠、東京盃が7枠で、勝ったカペラSも7枠と、
血統から揉まれない外枠の方が向いているように思うだけに、大外枠は朗報。



♦♦♦クラスターC参考レース動画♦♦♦









♦♦♦♦♦クラスターカップ予想♦♦♦♦♦

◎ラブバレット
岩手生え抜きのこの馬による、三度目の正直に賭けてみたい。
前二戦、連勝で下したガッサンプレイは、
4走前にサイタスリーレッドから0.9差の8着に敗れているが、
ラブバレットも1.5差、0.4差と相手にしておらず、
ダノンレジェンドがいない今年はこの馬が先手をとれそうで
展開的にも過去二年より楽ができそうだ。
地元馬によるクラスターカップ優勝をこの目でみたい。


○ショコラブラン
近走の実績から、ここでは十分に中心視できる存在で、
ここは初重賞制覇に最も近い存在かもしれない。
この距離では馬券圏外一度もなく軸向きだが、
ここも2.3着という事は十分に考えられるだけに頭で信頼しすぎるのは危険か。


▲キクノストーム
大外枠で、一発があるならこの馬。
展開次第になるが、確たる逃げ馬ラブバレットしかいない今回は、
先行争いが激しくなりそうで、そうなったらこの馬の出番かもしれない。
重賞を制した、破壊力のある末脚はここでも脅威。


次点サイタスリーレッド
現在4連勝中も底をみせておらず、ここは通過点になってしまう可能性もあるが
初重賞がかかる舞台が、初めての盛岡競馬場と凡走の可能性も考えられる。
ダノンレジェンドが引退した馬、短距離ダート路線の新星誕生となるかどうか。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿