人生なればこそ、賭けるのである

私たちの人生とは、いわば選択であり、知りたいという願望であり、運命に祝福されたい、とねがう心のあらわれである。

【皐月賞2018大穴予想】◎グレイルが大舞台で名誉挽回なるか!?馬場を味方に混戦を断つ!!

2018-04-14 11:47:57 | 中央競馬


牡馬クラシックの初戦・皐月賞。
三冠制覇へ向けた第一関門に、3歳世代の有力馬が集結。

過去10年の優勝馬では、11年のオルフェーヴルが三冠を達成。
翌12年のゴールドシップも、大レースでその存在感を示し続けた。
ほかにも、ヴィクトワールピサやドゥラメンテなど、この10年の優勝馬だけを見ても、名馬がずらりと顔を揃えている。
また、2~3着にも後の実力馬は多く見られ、15年3着のキタサンブラックはその筆頭格。

単勝1番人気で優勝したのは10年のヴィクトワールピサと13年のロゴタイプのわずか2頭だけ。
その一方で、2008年に7番人気で優勝したキャプテントゥーレ、16年に8番人気で優勝したディーマジェスティ、
そして昨年9番人気で優勝したアルアインといった人気薄の馬が皐月賞のタイトルを勝ち取っている。

今年は、大本命のダノンプレミアムが出走回避し、混戦ムードとなった。
そして、当日の雨予報もその混戦ムードに拍車をかける形に。
数々の名馬が名を連ねてきた激闘の系譜に、今年はどんな1ページが書き加えられるのか注目したい。


過去10年の皐月賞で馬場が渋ったのは10年と12年の二回のみ。
どちらも稍重で、岩田騎手と内田騎手の二人が馬券に絡んでいた。
今年も馬場状態が渋ると極め打って予想した上で、この二人の騎手を上位に据えたい。


◎グレイル
同じ舞台で行われたメイクデビュー京都を快勝し、中4週で臨んだ前走の京都2歳Sでは2番人気に支持された。
先に抜け出していた1番人気のタイムフライヤーをゴール寸前でアタマ差かわして優勝。
のちのホープフルS覇者タイムフライヤーを差し切ったように、
ハイレベルと言われる現3歳世代の中でもポテンシャルはトップクラスの存在。

前走の共同通信杯は一番人気に支持されるも、内が伸びる特殊な状態だった上に、流れが落ち着いて縦長に。
ゲートで寄られて位置取りが悪くなった上に、外を回るという厳しい展開になってしまった。
左回りや長距離輸送など未知の要素も影響したのかもしれない。

不良馬場と良馬場で最速の上がりをマークしており、晴雨兼用の決め手で、
力の要る馬場コンディションでも問題はないことは実証済み。
大舞台での名誉挽回の可能性を秘めている。


○タイムフライヤー
前走の皐月賞トライアル・若葉Sは、スタート直後に他の馬と接触する場面があって、後方からのレースに。
また、道中のペースも遅かったので、この馬には厳しい形になった。
それでも、大外を回ってメンバー中最速タイの上がり3ハロンタイムをマークと、悲観する内容ではなかった。

休養明け2戦目となる今回は、状態面の上積みが見込めるうえに、優勝したGⅠホープフルSと同じ舞台。
前走の敗因は明確なだけに、本番で本領発揮が期待される。
世代トップクラスの能力があることは証明済みで、侮れない存在。


▲ステルヴィオ
トライアルの前走・スプリングS(G2)で重賞初制覇。
これまでの後方に控える競馬ではなく、中団から流れに乗る形で結果を出せたことは大きな収穫だった。
堅実な末脚が持ち味で、デビューから(3.2.0.0)と連対率100%。
折り合い面に問題はなく、1ハロン延長にも不安は感じられない。
これまで唯一先着を許したダノンプレミアムは挫跖のため出走回避。天敵不在のここは1冠目奪取の好機。

過去5年間でデムーロ騎手が3連対。しかしながら2年連続での連対はなく、
今年はルメール騎手の番かもしれない。人気馬ではこの馬を一番手にとりたい。


★ケイティクレバー
若駒Sは後続に3馬身差をつけて堂々の逃げ切り勝ち。
マイルの朝日杯フューチュリティS(G1)では11着と振るわなかったものの、距離延長で本来の走りを取り戻した。
小回りコース向きのスピードがあり、先行力に優れ、自分の形に持ち込めば粘り強いタイプだ。
芝2000Mでは6戦全て4着以内で【2.1.2.1】という成績。
すみれSはキタノコマンドールの末脚に屈して2着だったが、得意の距離で逆転期待。


☆サンリヴァル
新潟の新馬勝ちに続き、中山の2000M芙蓉Sを制した。
ホープフルSは4着に敗れたが、ハイペースの2番手からいったん先頭に立つスピードを見せた。
今回と同じ舞台を3回経験しているのは大きな強み。混戦での食い込みに警戒したい。
先行力と瞬発力を兼ね備えており、レースセンスの良さがセールスポイント。
強力な先行馬ダノンプレミアムが出走しない事で、恩恵がありそう。
この馬の持ち味を生かせれば、ここでも差のないレースができるはず。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿