De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

特攻の無念若者の心に生きる

2015-08-21 18:01:40 | 話題・問題・ひとこと
元予科練の生き残りの新聞投稿がSEALsの若者の間で波紋を呼んでいる。
死なされていった特攻兵の若者の思いが今を生きるSEALsの若者に生き継がれたという感慨である。
一見相矛盾しているように見える二つの集団。
特攻隊員はお国に従順で命までささげた若者、SEALsは安保法制という70年の平安な眠りから覚まされる制度に反発して立ち上がった若者。
しかし、86歳の元予科練の投書が、特攻隊員の無念の思いをSEALsの若者が引き継いでいることに気が付かせてくれた。
同じ年代の青年たち同志、夢と希望を抱えた同じ青年どうし、無念の死を遂げた誰か一人の思いをSEALsの誰か一人がそれぞれ生き継いでやってくれ。彼らは君たちと一緒に歩きたかった。いや、歩かせてやってくれ。彼らの思いをぐっと抱きしめながら。

私も涙が止まらないのです。

【7月23日朝日新聞朝刊「声」欄抜粋】
安全保障関連保安が衆院を通過し耐えられない気持ちでいた時、学生たちの反対デモを知って元予科練の私はうれしくて、涙を流した。
オーイ、特攻で死んでいった仲間たち、俺たちは今こそ生き返ったぞ。
(中略)
若かった我々が生まれ変わってデモ隊と立ち並んでいるようだ。今のあなたがたのように彼らは生きていたかったのです。

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