この年齢になって
ようやく自分の特性が
わかってきた
人が好きだけど一人が好き
好奇心旺盛だけれど
臆病
こういう気質の人間を
ブレーキを踏みながら
アクセルを踏んでいる人
というらしい
まるで私だったので
目から鱗だ
だから最近の私は
もっと自分を知りたく
なった
そして
もう無理して生きなくて
いいんだ
自分をもっと
認めていいんだと
少し楽になった
これからの人生は
自分のトリセツを
どんどん増やそう
自分を観察して
感じて
認めて
もう誰に遠慮なんて
しなくていいんだ
自分のトリセツに
自信を持ちたい
笑っている事が正解なのか
優しいひとが正解なのか
我慢する人がいい人なのか
そもそも
いい人じゃなければ
ダメなのか
自分の正しいと思う事を
やればいい
それで嫌われるなら上等
笑えない時もあるんだ
それで嫌われるなら上等
他人にそれほど
迷惑かけない程度なら
自分の好きに生きればいい
今日
自分の手や足をじっくりと
見つめてみた
いつも自分の存在なんて
客観的にみないけれど
今日は何故か
自分の手や足、肌
自分の身体すべてが
愛おしかった
誰がなんと言おうと
私は自分が好き
一生懸命頑張っている
自分の身体と心を
もっと労ってあげよう
世の中は結局ルッキズムが
蔓延している
だから誰も皆
見た目を磨く
本当の美しさを
知っている人は
どれだけ
居るのだろう
道端に落ちたゴミを拾う人
傷ついたひとを労る人
人に媚びない凜とした人
私はそんな人たちを
尊敬して
美しいと思う
美しい心を
持った人を
素晴らしいと思う
心配な人がいる
その人は今職場で辛い目にあっている
それもものすごく理不尽に
どこにでも悪魔は居て
簡単に人を傷つける
その人は一人暮らしで
もう若くないから
必死に耐えて仕事に行っている
リュックを背負って
バスに揺られて
私に出来ることはなんだろう
話を聞くだけ？
気を紛らわせるだけ？
心が壊れないか
心配で
私まで涙が溢れる
人間は人間であるべきで
天使になる必要もなければ
悪魔になる権利もないはず
