日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
群馬・川場村の「青龍山・吉祥寺」は、東国花の百寺の一つです…クリンソウ咲く
先日、群馬・川場村に行ってきました
川場温泉横の「武尊神社」 で、見事な彫り物を見て感心しましたが、その帰り、東国花の百寺・「吉祥寺」と書かれた案内を見つけ寄り道しました
「吉祥寺」は、鎌倉建長寺を本山とする臨済宗の禅寺で、南北朝時代の暦応2年(1339年)建長寺四十二世中巌円月禅師を開山和尚とし、当時この上野国利根庄を治めていた鎌倉武士大友氏により創建されたそうです
大友氏はのちに九州に移って覇を称えましたが、大友氏先祖発祥地として川場に聖地建立、菩提供養のため寺を建てたのが始まりのようです
また、建長寺派四百有余ヶ寺の寺院の中で、一番北域に位置することから、建長寺の北の門として屈指の名刹にも数えられているそうです
川場村の地は群馬でも北部に位置して、山国のイメージが強く文化が忘れられていたのではと思いがちですが、「武尊神社」や「吉祥寺」の歴史をたどると、その文化の高さに驚くばかりです
駐車場から参道をたどると、山門が見えてきます・・・参道の両側には季節の花がたくさん植えられ、この寺が、東国花の百寺・大11番寺だそうです
山門は文化十二年(1815年)に再建されたもので、入母屋造・間口8.5m*奥行き5.5m、12本の丸柱仕上げで建てられています
山門右手には楼上へ上がる階段があり、楼上には文殊菩薩を中尊に十六羅漢像が祀られていたのですが、みてきませんでした
山門の見事さ、立派さに見とれてきました この山門は川場村指定重要文化財となっていました
山門左手からの眺めです 向かって右の松の枝ぶりの見事さも気に入りました
東国花の百寺・11番札所の「吉祥寺」の今の呼び物はクリンソウです
山門近くに沢山のクリンソウが咲いていました
クリンソウはサクラソウ科の多年草植物で、山間部のやや湿った場所を好みます
大きな根性葉から30cmくらいの花茎を出し、濃いピンク(=白やピンクもあります)の花を輪状に咲かせ、上に上にと段付きに咲き上がっていきます
咲いたその形が、寺塔の上部にある相輪の中央部の九輪に似ているところからクリンソウ(九輪草)の名前が付きました
クリンソウの花言葉は、「 物覚えの良さ 」 です
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