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榛名山塊の一つ水沢山周辺の桜

「榛名山」は、関東地方の北部の群馬県にある上毛三山の一つです・・・上毛三山とは、榛名の他、赤城山、妙義山です

「榛名山」は底面の直径約20kmの大型の成層火山で、活動史は複雑で、主成層火山の形成後、山体の破壊・再構築、数回の火砕流の流出、2回のカルデラ形成などが起きました

溶岩ドームはカルデラ中央の「榛名富士(=標高1390m)」のほか、主要山体の東斜面にかけて東西方向に数個あり、その最新のものが「二ツ岳(=1344m)」溶岩ドームだそうです・・・伊香保温泉は「二ッ岳」北麓にあたります

先日「渋川総合運動公園」に、桜前線を探しに行ってきました

「渋川総合運動公園」から榛名を見ると、榛名山塊の一つ「水沢山(=浅間山ともいい、標高1194m)」が眼の前にあります

「榛名山塊」は6世紀中ごろまでの3回の大噴火で出来ました  

「水沢山」は、「榛名山」の側火山の一つで、約1万年前に山体の東部で山体崩壊(岩屑なだれ)が発生し、その直後に「水沢山」溶岩ドームとして形成されたそうです

「水沢山」の山容は古代姿のまんまです・・・前を知ってるわけではありません  

「渋川総合運動公園」の桜は、今5~6分咲きでした・・・桜の向こうに、「水沢山」が聳えて見えます  

空気がヒヤッとして、春本番はまだまだです

「水沢山」の麓には、 坂東三十三観音・第十六番霊場の「水沢観音」があり、季節を問わず観光客が大勢きています

「水沢観音」の東側に「船尾の滝」があります

「船尾の滝」は、榛名山塊の湧き水渓流を集めて、70mほどの落差を持つ「榛名山」きっての名瀑です

「船尾」の名は、かつて滝周辺が、「毛奴の国(上毛野国)開きのころ、神の宮居として神地と呼び、諸人入るべからず」とされ、「不入」といわれたらしいのですが、いつの頃からかこの「不入」が「船尾」になったと伝えられています

「船尾の滝」には下流に作られた「上ノ原浄水場」からつづら折りの道を上がります

「上ノ原浄水場」辺りの桜は、まだ3~4分咲きでした     

 

 浄水場から見える「水沢山」の山容です        

山肌が明るさを増し、いよいよ山が萌え出す気配です      

「上ノ原浄水場」の中は、バーべキュウ場が設けられ、訪ねたこの時も談笑が聞こえ、春の高まりを感じさせました

真っ白く咲く樹花は、辛夷の花です   ( 正面は「水沢山」です・・・渋川運動公園からの山姿とは別山で、一人でロマンを感じました )

場所は黙っていましょう

近くの土手で見つけたカタクリの花です 

今がちょうどの見どころでした

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