Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

将棋と、ラジオと、お酒のお話…。

2015-01-09 22:52:20 | 雑感
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
本年も、私・管理人であるDanchoの思う通りにはならないかもしれないけど、気の向くままに、細くても長く続けられるように頑張ってみるつもりです。
2015年も、どうぞ宜しくお願いします。


今日は、「ある人」だけに向けて、ちょこっと書いてみる。
支離滅裂になるかもしれないけど、そこはお許し願えれば…と。

ちょっと前置きが長くなるかもしれない…。

唐突だが、私は約10年前に配属された部署で、昼食休憩中に、職場の先輩方が将棋を指していた環境に居た関係で、将棋に興味を持つようになり、渡辺 明 竜王(当時。現 棋王・王将)のブログの面白さにもハマって、「観る将棋ファン」になった。
そして、時を開けずに、自分でもこのブログを立てた。
(当時は、渡辺二冠のブログは、コメント欄も公開されていて、そこを私物化してしまった反省から、自分で立てた…というのが事の発端。)

ひっそりとだけど、去る1月8日(昨日)で、このブログも満8歳になり、9年目に突入している事をお伝えしておく。
(多々曲折があるし、それゆえに「開店休業状態」にもなってしまっているが、よく続いていると思ってはいる。)

元に戻ると、「将棋」というテーマでは、nanaponさんをはじめとした「ブログ友達」とリアルにお目にかかって、会食させて頂くなどの良縁に恵まれたからこそ、「浅く広い趣味」も、広がることはあっても、当時から狭まってはいないのだとも感じている。

また、nanaponさんと、くっち~(当時・振られ飛車)さんとリアルにお目にかかったことで、「将棋」というテーマのみならず、このブログのメインテーマである「応援団」というテーマでも、ある意味「信じられない」様な、「友達の輪」の広がりが、今でも展開している。

ブログを続けて良かった…と思うのはそういう時で、実際、「ひょっとして…Danchoさんですか?」と遠征先でお声をかけて頂く事もあって、正直身に余る光栄と感じてもいる。
(こんなしがないサラリーマンの、「応援団を応援する」ことをコンセプトとしたブログが、自分自身の想像以上に目に留まっているのか…と思うと、怖くもなるのだが。)


さて、そんな「接点の広がり」という意味で、「将棋」では、実際にプロの棋士の方ともお目にかかった事もあるし、将棋を実際に指して教わったこともある。

そんな私に、将棋を教えて下さったプロの棋士が、御二人いらっしゃる。

船戸 陽子 女流二段と、鈴木 環那 女流二段である。
(船戸女流二段のプロフィールは、こちらから。鈴木女流二段のプロフィールは、こちらから。)

いずれも「女流棋士」…そう、女性のプロ棋士である。

今回は、船戸女流二段(以下、船戸先生)に関連する内容となる。


ようやく本題に入る。

船戸先生は、「将棋のプロ棋士」としては異例な、「日本ソムリエ協会」認定のソムリエの有資格者である。
ある意味「お酒のこと」なら、博識豊か…という訳だ。
(他にも、多彩な資格を得ており、将棋以外のフィールドでも活躍なさっている。)

その船戸先生が、昨日自ら告知なさっていたのだが、兵庫県西宮市を中心としたFMラジオ局「さくらFM」の平日の番組「cafe@さくら通り」の、「あづあづ&びんの美的クッキング マンマ直伝イタリアーノ」のコーナーに、ゲスト出演するというのだ。
船戸先生には、その節は大変お世話になったし、今でもSNSを通じて引き続きお世話になっている。

というわけで、山口県在住ながら、船戸先生のお声が拝聴できる絶好の機会だったので、是非…という事でチェックした。
しかし、かつては地元FM局の番組しか聴けなかった訳だから、凄い時代になったものだ…と痛感している。

幸いにして、今日は私事があって、勤務先のフレックスタイム制度を使って退社せねばならなかったので、出先で用事を済ませながら、船戸先生がゲスト出演なさった番組を聴いていた。

コーナータイトルが物語る通り、今回の船戸先生は、「将棋のプロ棋士」としてではなく、「ソムリエの有資格者」としての出演だった。
でも、船戸先生がソムリエの資格を取得なさってからは、リアルにお目にかかる機会にも、そして、お声を拝聴する機会にも恵まれていなかったので、「お酒のレクチャーを受けられる」という意味で、ワクワクしたことは確かだった。

そこで勉強になったことをいくつか紹介…。

先ず、「テキーラ」の話。

正直、「カクテルのベース」で「アルコール度数が高い」という認識しかなかったのだが、船戸先生のトークを聴き、実際に自分でネットで調べるまでは…

「アガベ(日本語としては、竜舌蘭)という、サボテンに似た植物から作られる蒸留酒」
「そのサボテンみたいな原料となる植物の、葉と根を切り落とした、丸い茎も、原料になる」

という事は、知らなかった。「目から鱗」とは、こういう事を言うのかもしれない。


そして、「ワイン」の話。まさにソムリエの真骨頂…。

個人的には、「う~ん、イタリアの赤ワインを、サポートしているサッカー・セリエAのチームがリーグ優勝した時に、歓喜のあまり、あっという間に2本空けたけど、味わって飲んだって事は、あまりない」位の印象しかない。

だけど、こんなお話が聴けて、今度ワインを頂く時は、「観方が変わるかな?」と感じた。

「同じワインでも、ワイングラスを「ブルゴーニュ式」と「ボルドー式」とを使い分けて注いで頂くと、全く味が変わるので、試してみると良い」
「とりわけ赤ワインは、「渋くて飲みにくい」と感じる位だと冷し過ぎ。冷し過ぎるとワインが持っている本来の「うまみ」とか「甘味」とか「舌触り」とか「香り」も弱まってしまうので御一考を」
「ワインを注いだ直後、数分後、十数分後、数十分後、数時間後で当然ながら味は変わる。それを楽しむのもまた良し」
「ワインは原料がブドウというのは御存知の通りだが、銘柄一つ一つに個性があって、香りがブドウそのものはもちろん、それにバラのような花の香りや、ブドウ以外の果物の香りが混ざった銘柄もあるので、そういう観点で嗜むのも面白い」
「ワインにはポリフェノールが含まれるので、その観点で良いとされている事は確か。赤の方が多く含まれていることも事実。だからと言って白を避ける…というのは勿体ない話。白には赤にはないミネラルが優位に含まれており、殺菌効果があるので、魚料理に白ワインが合うというのは、そういう点で理にかなっている」


こんなお酒、とりわけワインのお話を、将棋の先生であり、ソムリエでもある船戸先生から、ラジオ番組を通じであっても拝聴できたのは、とっても楽しかった。

私は、「お酒が好き」という感覚では飲んだことは殆どなく、「酒宴の場に、お酒があるから飲んでいる」というタイプで、ビールと焼酎が比較的得意で、日本酒は比較的苦手…である。
ちょっと寂しい人間なのかもしれないけど、酒宴の席を楽しいままで終わりたいし、その場も皆も、楽しいままで終わって欲しい…という願望が強いゆえに、「一歩引いている」ところがあって、お酒で失敗したことは殆どない。
でも、皆が二次会、三次会に繰り出すなら、気の置けないメンバーなら、その中に大酒飲みが居ようが居まいが、「じゃあ、終わって帰ろうか!」となるまで付き合う事はできる。
つまり、「嗜む」事はできても、量をたくさん飲むことはできない。晩酌も一切しない。一人飲みも…滅多にしない。やけになって、「飲んでしまえ!」…みたいなことも、殆どない。
でも、女性と「サシ」で飲もうと誘われたら…それは下心があってもなくても、きっと断れないなぁ。

要は、「飲まれる」様な飲み方は、したことがない…という事になる。
だからかもしれないけど、「長期戦に耐える」術は持っている。

でも、こんな楽しい話を拝聴すると、時には「お酒の味を、ガッツリ楽しむ」様な飲み方をするのも、良いものだろうな…と、想像もできたし、思えた。


たまには、「他人に迷惑をかけない程度で、失敗してみる」のも、ありなのかな…なんて。


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(只今、私が幼少のころ、テレビに噛り付いて見ていた「マッハGoGoGo」のキャラクターをテンプレートにしています。ど派手ですよ)

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