Kokkei-菜園ス

自称サイエンティストのどぎまぎ家庭菜園記録

日経サイエンス2016年10月号

2016年10月30日 | 日経サイエンス

特集 ゲームを科学する

ビデオゲームは気分転換にはもってこいだが、シューティングゲームなど展開の速いアクションゲームを頻繁に行っていると認知能力が向上することが近年の研究でわかってきた。注意力や迅速な情報処理、課題の切り替えの柔軟性、頭の中で物体の回転を思い描く力など様々な認知能力の向上が厳密な心理テストで実証されている。教育分野で大きな可能性を持つことも近年の研究で示されている。優れた設計のビデオゲームはエビデンスに基づく推論や問題解決、他者との協力など、高次のスキルを実習できる。こうしたビデオゲームの事例もそうだが、情報技術によって様々な能力が拡張される時代がくると、この分野に詳しい東京大学の教授は話す...
私はいわゆるテレビゲームとかその類のものを一切しないので、認知能力が低下しているかも?

天災ではない人災地震 - シェール開発で地震誘発

地下のシェール(頁岩)層に眠る石油や天然ガスを効率よく採掘する技術が確立して産出量が拡大するにつれ、米国のオクラホマ州やテキサス州の油田近くで地震発生が急増している。科学者によると、原因は採掘に伴う廃水を地下深くに注入しているためだ。これによって断層をつなぎとめている応力が変化し、地震を誘発しているらしい。地元住民の抗議もあって、いくつかの州は廃水注入を制限し始めた...
これまでの最大地震がM5.6だそうですが、M7の可能性も排除できないとか。まったくひどいハナシですね...


日経サイエンス2016年9月号

2016年09月16日 | 日経サイエンス

もどかしい謎が解決 - 痒みの科学

急性の痒みには、虫や有毒植物を避けるよう警告する役割がある。虫刺されなどお馴染みのケースでは、皮膚で免疫細胞が作動してヒスタミンという科学物質を放出している。しかし慢性的な痒みは、なぜかはっきりした原因なしに生じることが多い。近年に研究が大きく進展し、痒みの分子メカニズムについて多くの事がわかってきた。ヒスタミン以外の様々な痒み物質が特定され、それらをとらえる特定の受容体、その受容体が存在する神経細胞の種別が判明した。痒みを専門に感じるセンサーと神経経路の存在がはっきりし、痒みと痛みの関係も明確になった。急性と慢性の双方の痒みに対する新たな治療法の開発につながるだろう...
子供のころ、蚊に刺されてかゆくて仕方がない時にツメで十字を作ったりしましたが、かえって痒みが長びいたりしましたなあ。余談ですが、『蚊にさされる』というか、『蚊に噛まれる』というかで出身地がわかるなどと言いますが、我が家の標準は『蚊に食われる』です。

合理的なバサロ泳法 - クラゲの圧力遊泳術

クラゲは四六時中、餌を探して水中を動き続けている。遊泳に費やすサイズあたりのエネルギーは海の生物のなかで最も少なく、効率的だ。いったいどのようにして?米国の研究チームはクラゲの水槽に小さなビーズを浮遊させ、レーザー光で照らして撮影することで、クラゲの周囲の水流と圧力を調べた。クラゲは自分の周囲に圧力の高い領域と低い領域を作り出すことによって、この離れ業をやってのけている...
クラゲの泳法、分かるような分からないような...個人的には、泳法もさることながら、UFOの様に発光するやからの仕組みを知りたいです...


日経サイエンス2016年8月号

2016年08月18日 | 日経サイエンス

特集 がん免疫療法

免疫系の能力を増強し、がん細胞を攻撃する『がん免疫療法』が近年に目覚ましい成果を上げ、新段階を迎えた。なかでも『免疫チェックポイント阻害剤』『樹状細胞ワクチン』『キメラ抗原受容体発現T細胞(CAR-T)』という3つの新アプローチが注目され、悪性の皮膚がんや白血病などの治療で好成績を収めている。副作用などの課題もあるが、より安全で効果的な治療を目指す研究が続けられており、腸内細菌を調整して望ましい免疫応答を引き出す試みも。免疫チェックポイント阻害剤に道を開いた本庶佑・京都大学と名誉教授、がん治療の新たな糸口として注目される制御系T細胞を発見した坂口志文・大阪大学特任教授の研究を含め、新ステージに入った免疫治療の今をリポートする...
以前もここで紹介したがんの免疫療法ですが、着実に研究が進んでいるようですね。がんの治療に関しては様々な考え方があり、世間でもいろいろと言われています。免疫療法は基本的な方向性としてはいいような気がしますが、どうでしょうか。

狩りのワザも学習 - 魚は天才ハンターだ!

チンパンジーや一部の鳥が道具を使う事はよく知られるようになった。これに対し、魚は総じて頭の悪い動物とされてきたが、近年の研究でこの見方は覆った。例えば、ある種のベラは水中の岩を一種の道具として使い、貝を岩にぶつけて割って食べる。また、水鉄砲で獲物を撃ち落とすテッポウウオはその技能を他者から学んでいる。これは、この魚が仲間の魚の視点に立って物事を把握できる事を示している...
すごいですね、テッポウウオ。獲物の昆虫の位置と飛行速度に応じて異なる射撃戦略をたてるそうです。弾丸のサイズも可変、回転砲台の様に向きを変え標的を追跡、さらに連射もできるのだから、もはや『マシンガンウオ』と呼びたいくらいですね。


ブルーベリージャムを作る

2016年08月09日 | ブルーベリー


今年もブルーベリーがたくさん収穫できました。食べても食べても消費が追いつかないので、ジャムにして保存することにしました。ご覧の写真でちょうど500グラムでした。砂糖とともに煮詰めて、と...甘さ控えめでいきたいのですが、砂糖が少ないと傷みやすいそうなので難しいところですね。カビカビのジャムは見たくないです...
そこいらへんに転がっていた空きビンを3つほど煮沸して、つめてみたところ、ピッタリでした。やっと在庫がはけてスッキリ...ま、でもまだあと同じくらいの量は収穫できそうです...





今日のころたん

2016年07月25日 | メロン


今年もやっています、ミニメロンのころたんです。初挑戦のトウモロコシに気持ちがいきがちでしたが、トウモロコシが終わったので今後はころたんに集中ですね。ウリハムシの襲来は日に日にその数を増している様な気がします。油断大敵ですね。去年は予定通り18個収穫できましたが、今年はどうかなあ...下の写真あたりが最初の収穫となりそうですが、まだまったく離層ができていないので、もう少し先ですね...



夏野菜の収穫

2016年07月18日 | トマト


例年通り、夏野菜の収穫ラッシュの時期になりました。上はナス科トリオ、今年はプランターでの栽培ですが、概ね順調に育って例年通りの収穫高となっております。下もいつもの顔ぶれですが、新顔はトウモロコシですね。ブルーベリーは今年もたくさんとれて消費に困るぐらいです。今日も焼きもろこしと枝豆でまずはビールですな...



とうもろこしの収穫

2016年07月13日 | とうもろこし


今年初挑戦のとうもろこしです。ひげが枯れてきたら収穫と聞いていますが、どうでしょうか。うーん、枯れていると言われたら枯れている様な気もするし...もう少しはっきりした収穫OKのサインはないものでしょうか。まあ試しにひとつ、採ってみることにします。ぽきっと折りとって、意外とたくさんある皮をむいてと...おっと、けっこういい具合ではないでしょうか。ややでこぼこしているものの、歯抜けも少なく、つやつやしていてバイカラーがいい感じではないですか。おいしそうです、うれしいですね。しばらくトウモロコシづくしですな。




日経サイエンス2016年7月号

2016年07月08日 | 日経サイエンス

特集 暗黒エネルギー

宇宙はビッグバンで誕生して以来、膨張を続けているが、物質の重力の作用で、膨張速度は徐々に落ちていると考えられていた。ところが実際にはスピードアップしつつあることが明らかになり、天文学者を驚かせた。加速膨張しているということは、宇宙には物質の重力を上回る強い斥力を生じさせる未知の『暗黒エネルギー』が存在することを示唆する。その正体は何か?加速膨張の発見でノーベル賞を受賞した研究者が有力仮説を紹介する。宇宙の広域観測から手がかりをつかもうという『暗黒エネルギーサーベイ』計画が進んでおり、すばる望遠鏡の最新鋭観測装置を用いたプロジェクトも走り始めた...
加速膨張という事は、遠い未来さらにその後、宇宙はどうなっていくのか、考えてしまいます。ま、考えても仕方のない事ですが。色々なプロジェクトは何らかの答えを出してくれることを期待しますが、しょせん人類には宇宙の謎は解明できないような気もします。

緊急特集 熊本地震

震度7が立て続けに起きた熊本地震。地震活動は、西日本を縦断する『中央構造線』に沿って九州中部を横断する形で拡大、5月中旬時点でも終息の見通しは得られていない。地震発生域は、阿蘇山などの火山が集中する『別府・島原地溝帯』の中にも入ることから火山活動への影響も注視されている。中央構造線と別府・島原地溝帯の活動はフィリピン海プレートの沈み込みで生じる巨大な『南海トラフ地震』に至る1つのステップとみられる。古文書を調べると、熊本で大地震が起きたしばらく後に南海トラフ地震が発生している。南海トラフ地震への備えはもちろん、その前に何回か起きるとみられる熊本地震のような直下型地震にも警戒が必要だ...
平安時代の貞観地震、東日本大震災はその再来と言われていますが、貞観地震の2か月後に肥後地震が発生しているんですね。ま、どれだけ関連があるかはわかりませんが、古文書の研究が現代の防災に役立てるような事があればいいですね。


今日のいきもの

2016年07月04日 | いきものたち


我が家のプチ菜園の南側には、プチ田んぼがあります。この田んぼに、今年は色々な鳥が頻繁にやってきます。上は最近常連のカルガモですね。つがいでしょうか。時々三羽いて仲良くしているかと思えばケンカしたりしています。まあきっと、色々あるのでしょうな...
真ん中はあまり見かけませんが、ゴイサギ(五位鷺)でしょうか?恐竜の子孫ながらずいぶんと偉くなられましたね。
下は、鳥でも田んぼでもないですが、お馴染みのカエル君です。風が通って日陰なのが気持ちいいのでしょうか、ころたんの横支柱でおくつろぎです...







今日のとうもろこし

2016年06月25日 | とうもろこし


今年初挑戦のとうもろこしです。とうもろこしは基本1株で1本の収穫、2番目以降の実は早めに間引いてヤングコーンとして食する...らしいので、そろそろかなあとのぞいてみますと。ぼやぼやしていたせいで、2本目がすっかり大きくなっています。とほほ...これはもう決してヤングといえないサイズ...仕方がないので、たとえ小振りでも1株2本の収穫を目指すことにします。とほほ...
さらに、1本目の脇からとても小さな実が2本も...これは想定外というか、どうしたら...いやこれこそ今間引くべきヤングコーンなのでしょう。見れば7株のうち3株がこの状態。さっそくやってみましたが、なにしろ初めてなもので、あまり器用にできず...これでいいのかなあ。ま、ともあれ、おいしそうな?ヤングコーンがたくさん収穫できました。