本日のロック

酸性雨ってまだ降ってるの?って聞かれたんだ。

ハーヴェストとロック(カラーゲ編)

2007-05-16 17:52:51 | Weblog

本日は、少々クドい話であります。

ひと仕事終えて、会社の仮眠室で朝を迎えた昨日。目を擦りながら職場のあるフロアへ顔を出すと、何やら不穏な空気が漂っていました。早くここから逃げなければ、と虫の声がエマージェンシーを告げたのですが、時すでに遅し。出張が緊急決定し、寝ぐせ髪もそのままに東京駅へと向いました。出張先では当然のことながら、様々な難題が生じ、それを粛々とこなした末、午後9時になってどうにか任務から解放。慰労を兼ね居酒屋へ向います。

入店後、僕がトイレに立っている間に、同行した先輩が注文を済ませており、次々と料理が並べられていきました。そして、僕の目の前に置かれたのは唐揚げでした。 おぉ! 僕は別に唐揚げが特別に好きなわけではありません。にもかかわらず、信じ難いことに四夜連続(一昨日の夜は仮眠する前に会社近くのバーで唐揚げ南蛮ソース、その前はタカサワ君と行った白木屋で若鶏の唐揚げ、その前日は「ハーヴェスト」でガーリックチキンフライ)で唐揚げを口にすることになったのです。

こんがりと狐色に揚がった若鶏を、不思議な縁を覚えつつ眺めていると、「ハーヴェスト」のマスター・タカシさんから電話。

「こないだお店でかけてたピアニストアルバムが返ってきたけど、お前、借りたがってなかった?」

というので、とりあえず今は出張先なので置いといてもらえますか、と言うが早いか、「タカシさんとこで食べてから、毎日、唐揚げが出てくるんですよ」。

「あー、そういや、スドウさんが頼んだの貰ってたな。 揚げ揚げということだろ」 

いや、違うだろ。 

「こないだヒトミちゃん(高校教師でキャバクラ嬢)も、同伴で三日連続、寿司屋だって嘆いてたよ」

まぁ、お寿司ならいいけど、でも、ちょっと違うような。寿司屋にはお寿司を食べに行くけど、僕は唐揚げ屋に通っている訳ではないのです。しかも、この4日間、一度も自分で注文していないのに。

電話を終えて席に戻ると、当然のように唐揚げは残っていませんでした。誰だ、ひとりで二つも三つも四つも食べたんは。あ、カラーゲだ。

 

本日のBGM : 「カラーゲ」 theピーズ