占い館『たいようの館』 占い三昧の日々を報告します

占いの定義は難しい。当たる当たらないに始まり安心な要素より不安な要素のほうが多い。ぼくは占い師ではなく推命家です。

店舗移転のお知らせ

2015年01月28日 13時36分35秒 | 占い
3月1日より、下記へ移転します。

住 所 〒171-0014東京都豊島区池袋2-54-2
    アーバンハウス204
行き方 JR池袋駅西口(東武側)、地下道C6(これまではC1)を出て、
    大通りを左に歩き、セブンイレブン、ファミリーマートを過ぎて
    池袋郵便局前交差点を左折、2ブロック目の右側の中華「楊」の2階。
    建物左側が入口で、2階へ。C6地上出口から2~3分です。

これまでの店舗よりJR池袋駅から近くなりました。
店舗一新とともに、「たいようの館」も変わります。

また、3月1日(日)より8日(日)までの1週間、転居記念として、鑑定料金
を半額といたしますのでご来店の際おっしゃってください。

http://www.taiyou-y.tokyo/

老猫ぼろに捧ぐー2-

2015年01月17日 12時56分07秒 | 占い
以前、ちんちらという猫を飼っていた。
ちんちらという名ではない。
名はキッチンと言った。
生後2,3か月のかわいい盛りの頃、
当時住んでいた渋谷のマンションの向かいの
犬猫の売店で妻が買ってきた。
      ・
その頃、ぼくは東京がいやで
八ヶ岳の南麓に一人でログハウスを建築していて、
森の中で隠遁生活でもしようかと考えていてた。
東京ー八ヶ岳の移動にはいつもこのキッチンは一緒。
さすらいの移動猫であった。
      ・
家が完成し、しばらく平穏な日々が続いたけれど、
ある日家に帰るとキッチンは床の上で死んでいた。
10歳くらいだっただろうか。
      ・
ちんちらは長毛種で、時々毛を丸刈りにする。
これまでも何回も丸刈りにしていたけど、
10歳という高齢にもなるといろいろストレスもあるのか、
また、冬の寒い時期に毛を刈ることがいけなかったのか、
真冬の床の上で冷たくなっていたのだ。
      ・
最初のキッチンの亡骸を見たのはぼくひとり。
冷たく硬直した丸刈りのキッチンを見て、
涙より先に自分を責めたことを思い出す。
「寒い時期に丸刈りにして・・」
「ストーブもない部屋に残して・・」
      ・
昨日ぼろを見た。

立て続けに会えるなんてこれまでにはないことだ。
ぼろはどう見ても10歳は超えている。
飼い猫だから大丈夫とは思うが、
(長毛種ではないので丸刈りもないし)
哀れな死に方はしないでほしい。
      ・
それ以来猫は飼っていない。


老猫「ぼろ」に捧ぐ。

2015年01月04日 13時05分54秒 | 占い
自宅から駅に向かう道途中で時々出会う老猫がいる。
茶寅の、見るからに年老いた哀れな猫だ。
しかし、妙に人懐こく、なでればごろごろ、
話かければ「なーご」と応える。
あまりにみすぼらしいので「ぼろ」と名付けた。
       ・
シーズンに一度くらいしか会うこともなく、
しばらく会えないと「死んだかな」と心配になる。
       ・
正月4日の今日、3か月ぶりくらいに会って、
記念にと写真を撮った。

よくよく見れば布製の簡単な首輪をしている。
ぼろぼろの割には毛並もよい。
       ・
そうか、ぼろは飼い猫なんだ。
ひと安心。
       ・
猫ブームと言われて久しい。
ブログネタには欠かせないし、
you tubeや投稿サイトにはやたらと猫が多い。
写真家の岩合さんの猫番組も人気らしい。
       ・
確かに犬とは違う身勝手でわがままな可愛さがある。
しかし、私はあえて猫好きにはならないことにしている。
(変な言い方だが)
マンチカンもすべての子猫も可愛いのは認めるが、
黄色い声で「わーカワイイ」とは言わないようにしている。
たいした理由ではない、私にはミスマッチだからだ。
カワイイ子猫を愛でるより、ぼろを憐れんだほうが似合うのだ。
       ・
ということで、ブサイクでみすぼらしいぼろ、
いつも心配しています、長生きしてね。