大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

総選挙まで小沢一郎の体力がもたない?―もう総理にはなれない

2008年10月24日 12時04分41秒 | Weblog

 読売新聞によると、民主党小沢一郎代表は23日午前、体調不良を理由にインドのシン首相と党幹部の会談を欠席した、とのことです。
 これは、外国の宰相に対する外交儀礼として最大の非礼にあたるでしょう。それに、せっかく日本国の次期総理大臣としてアピールできたのに、貴重な機会を逸するとは政権を目指す民主党の代表、自他共に許す次期総理大臣としておかしいのではありませんか。
 それとも、インドの首相ごときと会談するよりは政局だ、選挙対策だとでも云うのでしょうか。あるいは、はなから総理大臣になる気なぞないのに政局を楽しんでいるだけなのでしょうか。
 もともと小沢一郎は総理になる気はない、と云う噂はかなり前から一部のマスコミで囁かれていたことでした。数年前に心筋梗塞かなにかで入院した頃から、命と引き替えのことはやりたくない、と漏らしていたそうですが、ここへきて体力が衰え、病気がちとなったことで、内面はかなり弱っているはずです。以前にこのブログで、小沢一郎は強面の小心者、と書いたことがありますが、それは当たっているようです。
 月刊文藝春秋の赤坂太郎なるペンネームの人物(この人は見当違いなことばかりをまことしやかに予言する癖がありますが)は、小沢本人が総理大臣になる代わりに、こともあろうに例のYKKの加藤紘一を担ぐつもりだ、と数ヶ月前に予言していました。親中親北朝鮮の加藤紘一については、かつて文藝春秋が「終わった人」なのにまたぞろ蠢きだしたゾンビと呼んだ人物です。
 絶頂期の自民党幹事長時代には、札束がぎっしり詰まった大金庫を背中にして次期総裁候補を呼びつけて面接試問したり、見てくれの強面を最大限に利用してしたい放題だったのですが、自らの実力を過信して、それ以後は堕ちるところまで堕ちた、という状況になってしまいました。
 現民主党内でも、表面上は代表面(づら)をしていますが、実態は御輿に乗った馬鹿殿にしかすぎないことは、福田前首相との大連立構想が一夜も経ずして自党内で崩壊したことからも明らかです。
 とすると、民主党がすべて反対から何でも賛成に表面上変身して総選挙ばかりを急ぐ現在の姿は何なのでしょうか。
 ひょっとすると小沢一郎は、己が政治的生命どころか肉体的生命も尽きようとしているのを感得しているのかも知れません。そして、自らの衰えゆく姿と、ますます盛んな麻生首相の姿をひき比べては、悔し涙で枕を濡らしているのかも知れません。



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