大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

帽子を取れ,無礼者!―芸人・テリー伊藤の非礼

2010年08月07日 19時45分22秒 | Weblog

 この稿の内容については,その前提となることを少しお断りしておかなければなりません。2つあります。
 第1に,少なくとも現在の日本においては,男性の帽子は警察官,消防官などの特殊任務を除き,屋外での着用を前提としており,一般的に屋内での着用は非礼とされています。この日本の常識とも云える前提に異論をとなえる方は少ないと思っています。それでも,いや芸人が着用しているのは一向に差し支えないじゃないか,と仰有る方もあるでしょう。舞台,あるいテレビ番組でのステージとして設定された場所であれば,仕方ないでしょうが,たとえばテレビのクイズ番組などで被っているのはどんなものでしょうか。なんとなく違和感を感じてしまいます。そんなのはファッションでも何でもない。失礼の部類に入るのではないでしょうか。そういった非礼の帽子の着用がいつの間にかファッションになってしまい,観る者に不快感を与えていたのが,昨今当然のようになってしまいました。悪貨は良貨を駆逐する,です。
 うまいもの巡りなどと称して料理店に出向いた場合,帽子を被ったままでものを食べるのは如何なものでしょうか。場末のラーメン店ならばともかく。
 以前偶然に見た「ちい散歩」という番組では,地井武男なる年配の俳優が,こともあろうに上級らしいホテルのレストランに入って,ハンチングを被ったままで高級らしい料理を食べて見せたのには愕然としました。かなりの年齢であり,ハンチングを被ったままで食事をする,という礼儀を失した行為には驚き,「ああこの人は子どもの頃に碌な躾けも受けなかったのだな」と哀れに思ったものです。もっとも,地井武男は見知らぬ人に初めて挨拶をする際にもハンチングを取らないことが多いようですから,いい歳して挨拶の礼儀も知らないのでしょうね。
 女性の帽子については,アクセサリの一部との見方が,特に西洋にあり,私もかつて英国内での昼餐会で,一段高いところに着座されたエリザベス女王が白い広つぱの帽子を被ったまま食事をされたのをテレビで見た記憶がありますが,滅多にある光景ではないようです。アメリカ映画でさえそんな場面は少ないようです。
 2番目の問題は,ここで話題にする「テリー伊藤」なる人物が芸人なのか,と云う点です。ウィキペディアなどによりますと,公式の職業はテレビ番組などの演出家だそうです。
 しかし,私が問題にしようとしているこの者のテレビ出演の際には,真っ白な帽子(中折れ風)に真っ白な枠のメガネであって,その姿形は三流芸人そのものです。コメンテーターのつもりのようですが,中身は空っぽで,異様な姿形だけが目立つに過ぎません。
 ですから,こんな姿形で出てくるテリー伊藤は,芸人に過ぎないとみて差し支えないと思います。
 したがって,ここでは芸人・テリー伊藤として問題にします。これが第2の前提です。
 さて,こんな中身もない芸人にコメンテーターもどきを勤めさせようとするテレビ局もテレビ局ですが,いい歳した本人があっけらかんと出演料を稼いでいるのは自覚がなさ過ぎるのではないでしょうか。
 この芸人・テリー伊藤がもっとも大きな非礼を犯したのは,昨年秋頃に行われた麻生太郎首相(自民党が大敗した衆院選挙直前の,自民党最後の総理大臣)との対談でした。こともあろうに天下のNHKの番組でした。
 この対談にも,この芸人は帽子を被り,同色の珍奇なメガネを着用した姿で現れたのです。もちろん中身の薄い対談でしたが,選挙直前でもあって麻生首相(当時)は真摯な態度に終始していました。
 しかし,観ていて不愉快であり,この番組は民主党寄りのNHK労組が自民党及び麻生首相を公共放送の場で貶めようと仕掛けた番組であろうと気が付きました。
 恐るべき公共放送の悪用です。そして,その意図に乗った芸人・テリー伊藤の非礼は許されるものではありません。
 こんな芸人風情が増えてきて,悪いことに若者達がそれを良しとして真似るようになっていくことが,日本の滅亡への道を早めているのではないでしょうか。

ジャンル:
社会
キーワード
アメリカ映画 エリザベス女王 見知らぬ人 悪貨は良貨を駆逐する クイズ番組
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