大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

これが現代型「うつ」だって―精神科医が「うつ」を創り出す

2012年05月05日 21時16分35秒 | 医学薬学問題

会社へ行くとうつ症状になるが,休んでディズニー・ランドに行ったり,海外旅行に行ったりするぶんには何の異常もない,どころか生き生きしている。
これが現代型うつなのだそうです。NHKの番組「クローズアップ現代」では「新型うつ」と云っていました。これが「うつ」ですか。
通常の感覚で見れば,単なるわがままではありませんか。
ところが精神科医にかかると「現代型うつ」と診断され,立派な休業理由となります。一体何が「現代型」なのでしょうか。精神科医がそう命名したからそうなのですか。
さすがに,この若者を雇用していた会社は,たまりかねて解雇に踏み切ったそうです。
しかし,精神科医が「現代型うつ」と「診断」したのならば立派な精神疾患,病人ですから,むやみに解雇したりすれば,不当労働行為と認定されて,会社は厚労省から告発されるかも知れません。
現在進行形で,こんなことを繰り返していたら,日本は一億総うつ病(躁うつ病ではありません)。確実に日本は衰退するでしょう。こんなことまで会社側が気配りしなければならないのです。上司も大変です。上司の方が精神を病みそうです。無駄なエネルギーを費やしなければなりません。
そもそもは,「現代型うつ」と自認する患者?が精神科医を受診して,精神科医がその状態を「現代型うつ」と認定すれば,立派な患者1名が誕生するのです。
そして精神科医がしかつめらしい顔して「現代型うつ」です,とマスコミに向かって宣えば,以後これは立派な病気として成立してしまうのです。
あとは「そこのけそこのけお馬が通る」です。休職してディズニー・ランドに行こうが,海外旅行に行こうが,全く制限されません。なにしろ「病気療養中」なのですから。
もしもこれが徴兵制度があるお隣韓国だとしたらどうなりますか。徴兵制度の善悪を云々しているのではありませんが,軍隊に入隊した若者が,自分は「現代型うつ」だから休職させてくれ,と云いますか。そして国家はそれを許しますか。韓国政府がどう処理するかは判りませんが,こんな「現代型うつ」の若者が,北朝鮮の脅威に立ち向かえるでしょうか。
現代日本で本当にあった話として,最近ある大学教授から聞いた話ですが,教授に注意されたか,単位を落としたかした学生が,自分を責める前に教授の所為だとして,挙げ句の果てに教授室の窓に石を投げつけてガラスを割ったそうです。まるで子どもですね。
冒頭の若者も,自分がどうのこうのの前に上司の所為だと文句を付けたというのです。
少子化に加えて,幼児化ともいうべき現象。これを精神科医は「現代型うつ」と称して患者に仕立て上げ,病人を増やして自分たちの地位を嵩上げする。
亡国ですね。
皇室に入り込んでいるKという精神科医がいます。その性別を明かせば,人物が特定されてしまうので明らかにしませんが,この人物が治癒を早めるどころか,遅くしているのではないでしょうか。心底危惧されます。