大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

なぜ,のこのこついていったのか―沖縄の米兵暴行事件に思う

2008年02月12日 22時00分02秒 | Weblog
 最初にお断りしておきますが,米軍の海兵隊員が女子中学生に暴行したことを,いたしかたないと云っているのではありません。日本の法律で云えば未成年者に対する暴行ですから,許されざる行為ではあります。しかし,その反面,納得がいかない部分が残るのです。
 それは,米軍兵士による暴行事件が沖縄県ばかりでなく各地でも発生し,また発生する危険性があり,不用意に米軍兵士に近づくことにはある種のリスクがあることは,広く認識されているはずです。とくに沖縄県では,過去にこの種暴行事件が多数起きており,危険性の認識は十分で,また教育現場でも絶えず注意を喚起していた,と思っていました。
 ところが,報道によると,被害者の女子中学生は,友人といながら,犯人の米兵の誘いに乗って,米兵のバイクに乗って米兵の自宅まで行ったと云うではありませんか。
 一般常識として,こういう誘いに乗ったらほとんど同意と受け取られかねないと思います。
 事件が起きてから,沖縄県民にしても,沖縄県知事,首相,官房長官にしても,「強い憤りを感じる」と云いますが,沖縄では親が娘に注意しなかったのでしょうか。
 この種の事件が起こると,沖縄では労働団体,市民団体と称するグループが基地の周りで拳を突き出して米軍出て行け,と繰り返す。まるで,全てがプログラムされたように。
 繰り返しますが,犯人は人間として許されるものではありません。未成年を暴行したのですから。
 しかし,それでもなお「なぜ,のこのこついていったのか」という疑問が残りますが,いかがでしょうか。
 アメリカでは,若い女性が男性のドライブに誘われて受け入れたら,それはセックスまで行き着くことを前提としている,と読んだことがあります。
 沖縄では,米軍兵士の再教育を求める集会まで開かれていますが,女子中学生が午後8時を過ぎて友人と繁華街にいて,米軍兵士の誘いに乗ってバイクの後ろに乗るような行為は,親たちが認めていたのでしょうか。女子中高生の再教育も必要でしょう。

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