紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

紀の川に開くお家②

2016年08月03日 | お家完成しました。ご紹介。

暑い日々が続きますね〜。ただ今世間ではポケモンgoが大流行。(私も子供にせがまれているフリをしながら…………)熱中症には気をつけてお楽しみくださいね!

さて、前回の続き。

紀の川に開くお家のご紹介です。

まずは外観から。

もうちょっとひいた写真があれば良かったんだけど、それはまたの宿題といたしまして、木格子が印象的なお家。(ご近所の方から、「あんな格子うちにも出来ないかしら」とご相談いただきましたもんね)外壁のカキオトシもいつもよりもう少し濃く仕上げて、和風情の外観です。

玄関は

こんな感じ。左の収納が幅3m近いので、靴やアウトドアのものだけではなく、色々なものが納まって便利。玄関ホール大きな収納のある利便性は、これから暮らしの中でご感想を聞いてまいります。

 

玄関土間は那智黒石をまいてモルタル(まあセメント)で仕上げるやり方ですが、今回はまた左官屋さんのアイデアで新しいやり方を。なかなか風情が出て、これもイイですね〜。もちろん今までのも良いけれど、それに加えて定番になりそうな予感です。

キッチンは、I型のシステムキッチンと背面の造付けカウンター収納で構成される、弊社のオーソドックスなスタイル。

反対から見ると、

こう。

奥の戸の向こう側は洗面です。キッチンから洗面にダイレクトに行けて便利。玄関ホール→リビング→キッチン→洗面→玄関ホールとぐるっと廻ることが出来て、こういう動線を「回遊性」があるなどと申しますが、家事の際の動きがスムーズにいくなかなかgoodな手法です。

それから、

2階は、和室の主寝室も

3室ある(一つは今は2室一体)子供部屋からも、バルコニーに出ることができまして、こちらもなかなか便利。

そうそう、このお家の床面積は31坪なんですね。『1階には眺めが抜群の広間(リビング・ダイニング)があって、収納十分なキッチン、玄関、洗面、そして浴室とトイレ。2階は主寝室と子供室3部屋。更には1階にも2階にも納戸(ウォークインクローゼット)がありまして、これで何と!!』

とくれば、なんだか通販みたいですが、上手にコンパクトにまとめているでしょ。設計次第で30坪でも広いお家。40坪でもせせこまいいお家が出来てしまうのが怖い所ですね〜。

ということで、こちらのお家のご紹介もココまで。

O様にも本当にお世話になりました。これからも何卒よろしくお願い申し上げます!!

それではまた次回。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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