9月に入っても猛暑は続いていたので、今週末も海に行った
関東屈指のシュノーケリングポイントである、伊豆半島最南端のヒリゾ浜だ
7月に一度行ったが、その魚種・魚影の多さにびっくりした
前回は水中撮影対応のデジカメを持っていなかったので、買ったら是非もう一度行って
みたいと思っていた
朝 8時に駐車場に着いたが、既に駐車場は満車
係の人に誘導されるまま、外の駐車場へ
9月に入っても週末は多くの人でにぎわっていた
係の人に訊いたが、朝 7時になる前に120台収容の駐車場が満車になったと云う
前回行けなかった、少し沖の孤島二つを中心に長男・次男と一緒にシュノーリング
しばらくすると、長男が大きな声で呼んできた
水深 7,8mくらいのところにイソギンチャクがいて、よくよく観るとその近くに
1匹の小さな魚が泳いでいる
いたいたクマノミ
イソギンチャクの周りで回遊し、少し近づくと縄張り意識があるのか攻撃してくる
さらに近づくと、勝てないと思ったのかイソギンチャクの中に逃げ込み、こちらの
動きをジッと観ている
シュノーケリングもスクーバダイビングもそうだが、その人の技量を見るのに
簡単な方法がある
それは水中での動き
いかに地上と同じくらい落ち着いて自然に動けているか
上級者は水中でも動きに無駄が無く、ゆっくりと自然に行動する
初心者は勝手が違う水中では、どうしても不自然な無駄な動きが多い
バランスを取るために常に足をバタつかせ、手はいつも水を掻いている
当然、自分のバランスを取るのに気が行ってしまい、周りには注意が行きにくい
そうして、出会えるはずの海の生物をついつい見逃しがち
今回のクマノミも水深 7,8m の辺りにいたが、おそらく初心者のシュノーケラーは
見逃してしまうだろう
私の見たところ、長男は既に熟練者の域に入りつつある
動きがとてもゆったりとして、水の中にいるとは思えないくらいの落ち着きを見せる
今回のクマノミ発見も、水中での基本的なバランスを取ることは既に出来ているので
海の生物観察に集中できていたからだ
もう少しアップの写真を撮ろうと、もう一度息を止めて水深 8mまで一気にダイブ
左手で岩をつかみ、しっかり体を固定したのちカメラで被写体を捉える
呼吸を整え、ピントを合わせてゆっくりシャッターを押す
何枚か撮ったが、この間、約30秒
水深 7,8mくらいのところを潮の流れに対抗しながら、体を何とか固定し、さらに
動き回る被写体を必死の思いでアングル内に収めての撮影
けっこう息が苦しくなる
岸に上がって撮影した写真を見たが、なんとか使えるものが数枚あって、ホッとした
「アレ?........あなた.......クマノミじゃないよね?」
今宵はこれまでにしとうございます
p.s.1枚目写真は、水面近くにいたイワシ?の群れを水中から撮影
2枚目以降は、ヒリゾ浜でのスナップ
飛び込みが出来るところがあって、息子達は何度も飛び込みをして楽しんでいた
他の家族連れも一緒になって楽しんでいた
長男が「お父さんも、やってよ!」と云ってきた
多くのギャラリーもいて、そこには妻も観ていたので、ここは少し良い処を
見せてやろうと思った
飛び込みできる処から水面までは少し落差があったので、後ろ宙返り2回転くらいは
できると思った
バク転なんて高校生以来だったが、落ちてもそこは水なのでケガの心配はない
ここは「やるしかない!」って腹を決めた
飛び込みする岩の足場部分を確認し、バク転のイメージを頭に描いた
ギャラリー達の視線を感じつつ、いざ飛び込み
バッシャーンという音とともに着水
飛び込みが終わって水中から水面に上がっている途中、確かな手応えを感じた
後ろ宙返り2回転は無理だったが、1回転半くらいは出来ていた
岩場に戻りギャラリー達から拍手を受け、ちょっぴり満足な気分
家族の元へ帰ってきて、妻に出来栄えを訊いてみた
夫 「どうやった? ちゃんと出来ていたやろ!?」
妻 「あぁ.......クルクル団子みたいに回っとったな」
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