For Ever Green

ワイルドグリーンディスカスを中心にした不定期更新の飼育日記です。

Chaos

2010-09-26 00:00:39 | Weblog





南の王様を儵(しゅく)といい、北の王様を忽(こつ)といい、中央の王様を混沌(こんとん)という

儵と忽はしばしは混沌の領地で会合をしたが、そのつど手厚いもてなしを受けた
ふたりは混沌になにか礼をしようと相談した

 「どうだろう、人間はみな目耳口鼻あわせて七つの穴があり、それで見たり、聞いたり、
  食ったり、息をしたりするのだが、混沌にはそれがない
  ひとつ、顔に穴をあけてさしあげては」

話が決まると、ふたりは一日にひとつずつ穴をあけていった


 そして、七日目――混沌は死んだ


今宵はこれまでにしとうございます


p.s.写真は、息子たちの運動会でのスナップ

  最近、会社間・他部署間を横断した仕事をしていた
  ひとつの事を決めるにも、なかなか決まらず時間だけが過ぎていた

  「どうして解ってくれないんだろう」 気が滅入る毎日だった
  すべてのステークホルダーの利害関係、置かれている立場を理解して
  プロジェクトを推進していく難しさを実感した

  そんなとき、『混沌』の話を思い出した
  
   混沌(こんとん)…………無秩序、すべてが入り混じって区別がつかないさま
   儵(しゅく)/忽(こつ)……「すばやい」 という意味と同時に 「束(つか)の間」 をも
                 意味すると云う
                 また、 「浅はかな」 「ちっぽけな」 の意味もあると云う
   
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On the Hirizo beach part2

2010-09-05 11:25:41 | Weblog




9月に入っても猛暑は続いていたので、今週末も海に行った
関東屈指のシュノーケリングポイントである、伊豆半島最南端のヒリゾ浜だ

7月に一度行ったが、その魚種・魚影の多さにびっくりした
前回は水中撮影対応のデジカメを持っていなかったので、買ったら是非もう一度行って
みたいと思っていた

朝 8時に駐車場に着いたが、既に駐車場は満車
係の人に誘導されるまま、外の駐車場へ

9月に入っても週末は多くの人でにぎわっていた
係の人に訊いたが、朝 7時になる前に120台収容の駐車場が満車になったと云う


前回行けなかった、少し沖の孤島二つを中心に長男・次男と一緒にシュノーリング
しばらくすると、長男が大きな声で呼んできた

水深 7,8mくらいのところにイソギンチャクがいて、よくよく観るとその近くに
1匹の小さな魚が泳いでいる



いたいたクマノミ

イソギンチャクの周りで回遊し、少し近づくと縄張り意識があるのか攻撃してくる
さらに近づくと、勝てないと思ったのかイソギンチャクの中に逃げ込み、こちらの
動きをジッと観ている


シュノーケリングもスクーバダイビングもそうだが、その人の技量を見るのに
簡単な方法がある

それは水中での動き
いかに地上と同じくらい落ち着いて自然に動けているか

上級者は水中でも動きに無駄が無く、ゆっくりと自然に行動する
初心者は勝手が違う水中では、どうしても不自然な無駄な動きが多い
バランスを取るために常に足をバタつかせ、手はいつも水を掻いている

当然、自分のバランスを取るのに気が行ってしまい、周りには注意が行きにくい
そうして、出会えるはずの海の生物をついつい見逃しがち

今回のクマノミも水深 7,8m の辺りにいたが、おそらく初心者のシュノーケラーは
見逃してしまうだろう

私の見たところ、長男は既に熟練者の域に入りつつある
動きがとてもゆったりとして、水の中にいるとは思えないくらいの落ち着きを見せる

今回のクマノミ発見も、水中での基本的なバランスを取ることは既に出来ているので
海の生物観察に集中できていたからだ



もう少しアップの写真を撮ろうと、もう一度息を止めて水深 8mまで一気にダイブ
左手で岩をつかみ、しっかり体を固定したのちカメラで被写体を捉える

呼吸を整え、ピントを合わせてゆっくりシャッターを押す
何枚か撮ったが、この間、約30秒

水深 7,8mくらいのところを潮の流れに対抗しながら、体を何とか固定し、さらに
動き回る被写体を必死の思いでアングル内に収めての撮影
けっこう息が苦しくなる

岸に上がって撮影した写真を見たが、なんとか使えるものが数枚あって、ホッとした




  「アレ?........あなた.......クマノミじゃないよね?」


今宵はこれまでにしとうございます






p.s.1枚目写真は、水面近くにいたイワシ?の群れを水中から撮影
  2枚目以降は、ヒリゾ浜でのスナップ

  飛び込みが出来るところがあって、息子達は何度も飛び込みをして楽しんでいた
  他の家族連れも一緒になって楽しんでいた

  長男が「お父さんも、やってよ!」と云ってきた
  多くのギャラリーもいて、そこには妻も観ていたので、ここは少し良い処を
  見せてやろうと思った

  飛び込みできる処から水面までは少し落差があったので、後ろ宙返り2回転くらいは
  できると思った
  バク転なんて高校生以来だったが、落ちてもそこは水なのでケガの心配はない
  ここは「やるしかない!」って腹を決めた

  飛び込みする岩の足場部分を確認し、バク転のイメージを頭に描いた
  ギャラリー達の視線を感じつつ、いざ飛び込み

  バッシャーンという音とともに着水
  飛び込みが終わって水中から水面に上がっている途中、確かな手応えを感じた
  後ろ宙返り2回転は無理だったが、1回転半くらいは出来ていた

  岩場に戻りギャラリー達から拍手を受け、ちょっぴり満足な気分
  家族の元へ帰ってきて、妻に出来栄えを訊いてみた

   夫 「どうやった? ちゃんと出来ていたやろ!?」

   妻 「あぁ.......クルクル団子みたいに回っとったな」 
 
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On the Tagose beach

2010-09-01 00:16:28 | Weblog




 和田長浜海岸    (三浦半島)
 大浦海水浴場    (三浦半島)
 琴ヶ浜        (伊豆半島)
 ヒリゾ浜       (伊豆半島)
 白浜中央海水浴場 (伊豆半島)
 串本海中公園    (紀伊半島)
 平(へい)海水浴場 (丹後半島)
 守谷海水浴場    (房総半島)
 田子瀬浜海水浴  (伊豆半島)


7月と8月に行った海
ほぼ毎週末を家族でシュノーケリングを楽しんだ

先週末は西伊豆の田子瀬浜海水浴に行ったが、魚影の濃さではヒリゾ浜を超える
くらいでびっくりした

青いソラスズメダイの数百匹の群れは、海の至るところで泳いでいて
防波堤からも見ることが出来るくらい沢山いた 


息子たちも本格的にシュノーケリングを今夏から始めたが、長男・次男は私がいなくとも
足の届かない深いところまで独りで泳ぐことができ、長男は5,6m、次男は3mくらいまで
素潜りできるようになった

三男は足の届かないところでは独りでは泳げないが、足の届くところでは独りで
シュノーケリングを楽しむことができた


息子たちも海の世界に興味が出てきたみたいだ
そう遠くないうちに、スクーバダイビングに挑戦する日が来るだろう

 水深、数メートルの世界から、数十メートルの世界へ
 またワクワクする夏の日が来るのが、今から楽しみだ


今宵はこれまでにしとうございます







p.s.写真は、西伊豆の田子瀬浜でのスナップ

 1年12ヶ月あるうち、本州で海開きしている期間はおおよそ7月と8月
 わずか2ヶ月しかない

 そう考えると夏は短く感じる
 
 だが、仕事をしていて海に行けないウィークデーにおいて、ジメジメした夏の暑さは
 もう早く涼しくなってくれ、と思う
  
 勝手なもんだ 

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