先週日曜日は三男の誕生日だった
昼間は近所の息子たちの友達とその家族が我が家に来て、ご飯を食べていた
私はというと昼ご飯だけ一緒に食べたが、子供達とそのお母さん達という中で
大人の男が一人という、とても居心地のよろしくない状況だったので
外出することにした
外出する間際に、妻から「帰りに誕生日のケーキ買ってきて」と頼まれた
車でしばしドライブし、数軒の熱帯魚店に寄って時間をつぶした
夕方になったので、頼まれたケーキを買いに近所のケーキ屋に寄った
私 「あの、誕生日用のケーキ....イチゴの載った丸い、これくらいの.....」
普段ケーキなんか買ったことが無いので、こういうときに適当な名前が出てこない
そんな困った私を店員さんは慣れた応対で接してくれた
店員 「では、これなんていかがでしょう」
パンフレットを見ると私が想像していたケーキだった
値段も訊かずに「それ、下さい」と云った
あいにく直ぐ出せるケーキがなかったのだが、15分待てば用意できるという
当然、私は「待ちます」と伝え、店内で時間をつぶした
ケーキを買って帰る
普通の家族なら、お父さんの帰宅が遅くなって、何かの言い訳のため?
はたまた、日頃の家族への感謝の気持ちを伝えたくて買って帰るケースは
よくドラマなどで目にする
ケーキが出来上がる15分の待ち時間の間、そんなことを思い出した
ケーキを目にした瞬間、三男はどんな顔するかな
ローソクを6本立てた後、一気に消すことが出来るかな
おいしい、おいしいって食べるのかな
想像しているうちに、自然と口元が弛んでいる自分に気がついた
他人から見たら、中年オヤジがケーキ屋で一人ニヤニヤしている
変態そのものだ
でもこういう15分って、悪くない
これから来るであろう、幸せな時間を先取りして自分だけで楽しむ
特に人に迷惑を掛けるわけでもなく、あるのは自分の頭の中だけ
自分が何か人の為にしてあげ、その結果喜んでもらえる
おそらく多くの人は、それを自分の幸せのように感じるだろう
15分が経ち、ケーキを持ち帰った
玄関先まで来て、三男の喜ぶ顔を早く見たかった
ドアを開け、「ただいま!」といつもより大きな声で云った
すると三男が走って私のところへやって来た
三男 「もう、ケーキ遅いよ、遅すぎ!
どうせ魚屋さんに行ってたんだろ!」
今宵はこれまでにしとうございます
p.s.1枚目写真は テフェグリーン Mサイズ
2,3枚目写真は 猫バス(妻作成)と三男
三男の卒園式の後の謝恩会用に妻が色々工作している
写真の猫バス(となりのトトロ)も、そのひとつ
私がディスカスにうつつを抜かし過ぎると、この猫が
水槽内のディスカスを全部食べると、妻は云う
勝手に云っとけ
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