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かってに大奥~第二章~配役案(3)骨格で考える

2005-01-23 11:07:12 | ◆◆ 大奥 ◆◆
昨年の第4クール,好評に終わった『大奥~第一章』,
最後に『第二章』への伏線をにおわせまくったこともあり,
「第二章が楽しみ!」という声も大きいですね。

これまでこのブログでは,『第二章』の
ストーリー展開や配役について予想すべく,
(1) 舞台となるであろう桂昌院(お玉)&五代将軍綱吉の時代に登場した人物
(2)「幕末編」「第一章」キャストとの関連からの考察
という点をチェックしてみました。
そこでこれらの点を踏まえてぼちぼちと予想を楽しんでみたいと思います。


【骨格で考える】

「第二章」は「第一章」のつづきで,メインはお玉(桂昌院)とその息子である五代将軍・徳川綱吉の人生というのはほぼ確定しているといえます。
で,主人公となるお玉の役は,「第一章」では星野真里さんが演じたわけですが,彼女が続投する形でいくのでしょうか?

お玉が何歳の時点で物語がスタートするかにもよるのですが,僕は,別の女優さんのお玉で「第二章」は展開すると思います。
時代劇初体験とはいえ連ドラ主演歴豊富な松下由樹さんでさえ最初は,幕末編・滝山の浅野ゆう子さんや,お江与役の高島礼子さんの存在感にかなうのかとはらはらさせたくらいですから(※最初はそういう立場の弱い役だったんですけどね),今年24歳の星野さんでは,「将軍の母」桂昌院役を務めるのは難しいでしょう。

では,誰がお玉役を引き継ぐのか?
顔の骨格的から考えると,
川島なお美さんあたりだと違和感がないと思うのですが,それだと…ねぇ。
「第一章」のおふく(春日局)が困窮の末,愛する子ども達とも別れて身一つで大奥入りしたように,ボロボロの状態から始めるならいざしらず,「玉の輿」がとっくに済んでいる状態でスタートする以上,川島さんではちとお茶の間の共感を得られないかと…主人公を別の人物にして,桂昌院を贅沢三昧で綱吉の悪政の元凶となった敵役に据えるならいいかもしれませんが。
(※失礼申し訳ありません。個人的には,私も名古屋出身だけに『お笑いマンガ道場』の頃から好きです)

じゃあ,お玉は誰にしようか?
僕のおすすめは天海祐希さん。
4~6月の05年第2クールでの
『離婚弁護士2』主演が決まっている天海さん,
夏クール,3か月空けて,10月の第4クールから
『大奥~第二章~』でフジ連ドラ再登板という筋書き。
いかがでしょう?

『離婚弁護士』の間宮貴子は有能な敏腕弁護士だけれど
三枚目的なところもあるかなりバタバタした役でした。
桂昌院がどんなキャラクターに設定されるかも
重要なファクターではありますが,
『ラストプレゼント~娘と生きる最後の夏』
シリアス100%の役もやっており,こちらの線が
本業といえるでしょう(もともと男役だしw)。

「第一章」の“3代将軍の母(乳母)”春日局と同様,
「第二章」の“5代将軍の母”桂昌院も,母としての
性格が強い主人公となるでしょう。
町民の出身であるお玉はそのコンプレックスを克服するため
勉強熱心で,息子の綱吉への教育にも大変熱心でした。
草なぎ剛君主演の『イヌと呼ばれた男』でも
学究肌の将軍という性格,それが「生類憐れみの令」を
発する下地になったことが表現されていましたね。

予想というからには,主演候補は一本で決まって,
それが当たるというのがベストなのかもしれませんが,
やはりあれこれ考えるのが面白いので,
もう1人候補を挙げさせていただきますと,
黒木瞳さんなんかはどうでしょう?
※『幕末編』→火曜時代劇,
 『第一章』→木曜時代劇,
 『第二章』→水曜どうでしょう?

映画『東京タワー』が話題となっている黒木さん,
その透明感のある容姿・生活感がないスタイルから
母としての性格を前面に出した役というと
あまり記憶にないのですが(東京タワーも設定は子持ち
ですけど,役は“女”でしょ),ここらで一発,
将軍の母役を演じていただくというのはどうでしょう?

これで決まれば,
『87%』の黒木陽平(by本木雅弘),
『救命病棟24時』の黒木春正(by香川照之)
に並んで,平成17年度日本三大黒木の完成
ということになるわけですね(勝手に決定)。
『87%』のエントリーで振った小ネタですが,
 じゃすみんさん,レスいただきましてありがとうございました^o^)


で,骨格といえば,歴代の徳川将軍は,皆,
極端な細面だったことが知られています。
江戸時代というと,庶民は背が低くて
ごつごつした彫りの浅い顔をしていたのに対し,
将軍家や大名の家柄の人々は現代ふうに
あごの細い顔だったというのです。
それは,やわらかく調理されたものばかり
食べていた貴族的な食生活や,
公家・摂関家から妻を迎えていたためといわれています。

ちょっとまて。
大名家はいざ知らず,ドラマ大奥でやってたように,
公家から迎えた将軍家正室は,
誰ひとり跡継ぎを産んでいないじゃあ~りませんか!
※唯一跡継ぎを産んだ正室・2代将軍秀忠のお江与は
 織田信長の妹お市と浅井長政との間の娘。

なのですが,歴史学者の調査によると,
武家や庶民の出であった将軍の側室たちの遺骨を
調査すると,彼女たちも細面で鼻が高く,
目の大きい現代型の美人顔だったとのこと。
資料→山本博文著『サラリーマン武士道』

江戸時代,家柄のいい武家は,
困窮ゆえに持参金や実家の援助優先で
嫁を選んだといい,むしろ裕福な商人が
金に糸目をつけずに人柄や容貌のうるわしい娘を
嫁にもらったそうですが,武家のトップで
かつ究極の富豪でもある将軍さまは,
現代顔の美人を好んで選んでいたようです。

つまり,『第一章』で「顔ではお楽に
かなわないかもしれませんが,体では
負けません!」とアピールして大奥入りしたお夏ですが,
実際には,顔でもお夏役の野波麻帆さんのほうが
お楽役の京野ことみさんよりも将軍好みだったかもしれませんw。

と考えると,リカちゃん雛人形バージョン
のようだった「幕末編」和宮役の安達祐実さん,
目は大きいけれど,実は公家顔ではなかったのかな…^^)。

それを考えると,
実は私,“京野枠”として田畑智子さん(京都出身)
なんてどうだろうと思っていたのですが,
違うのかな…。


こんな感じで,さらにつづきます。
史実のどの期間・どんな出来事をドラマ化するのか,
桂昌院以外の役柄は誰がいいか?などを検討していきたいと思います。
→>>次回かってに大奥~第二章~配役案(4)トホホ人物伝

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天海祐希さん公式ホームページ
 リニューアルとのことで今のところ最近の情報しか載っていません。

黒木瞳さん本人作成サイト

川島なお美さんオフィシャルサイト「Club Naomist」

星野真里さん公式ホームページ
 …更新が2003年6月(「Schedule」は4月)で止まってるんですけど…

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