半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

横浜美術館で 『プーシキン美術館展 フランス絵画の300年』 を見ました。

2013-09-01 11:25:05 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で、横浜美術館に行きました。





前回の訪問は 『ポンペイ展』 のときだったので、いつの間にか2年以上のご無沙汰になってました。


今回のお目当てはこちら、 『プーシキン美術館展 フランス絵画300年』 です。



タイトル通り、プーシキン美術館の収蔵作品の中から、フランス絵画を選りすぐっての展示。昨年、国立新美術館で 『大エルミタージュ美術館展』 を見たときにも感じましたが、ロシアの美術館の収蔵作品のレベルは本当に高いなぁ……

エカテリーナ二世の時代、ロシアの貴族はロシア語よりフランス語が得意だったということですが、まぁ確かに当時のロシアの文化を見ると、その話も素直に納得できます。



今回の展示作品の中で、個人的に面白かったのは、ルソーの “詩人に霊感を与えるミューズ” 。アポリネールからの依頼で、アポリネールとローランサンの姿を描いた有名な作品です。解説には書かれていなかったものの、実はこの作品は2点あり、今回の展示作品は1点目。アポリネール自身は2点目を購入しています。

一応、書き直した理由は 「花を描き間違えたから」 ということになっています。しかし、今回の1点目と、我が家にある画集に出ていた2点目を較べてみたところ、2点目のアポリネールの方が格段にハンサムな姿に直されていました!。やっぱり、本当の理由は花じゃないよね (笑) 。


7月上旬から開催されていたこともあり、そろそろ空いているのかな?と思っていたら、結構沢山の人が訪れていました。



今回の来日作品は、2005年に東京都美術館で開催された 『プーシキン美術館展』 ともあまり被っていませんでしたし、一見の価値はあると思います。

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