カミさんに誘われて、東京ミッドタウンのサントリー美術館まで 『天上の舞 飛天の美』 展を見に行きました。私だけだったら完全にスルーですけど、カミさんが以前に平等院鳳凰堂を訪問したときに見た雲中供養菩薩像が素晴らしかったというので、一緒に見に行くことにしたのです。
正直な話、前半の 「飛天の源流と伝播」 や 「天井の光景」 等の展示にはあまり興味が湧かなかったのですが……
……最後の第三展示室に入ってビックリ。国宝の阿弥陀如来坐像光背飛天と雲中供養菩薩像がずらりと並んでいました。これは凄い。
実は今回の展覧会、この平等院鳳凰堂の平成修理完成記念として企画されたものでした。
これが鳳凰堂の御本尊である阿弥陀如来像。
そして、52体の雲中供養菩薩像が、鳳凰堂の内側のかなり高い位置の壁面に、まるで周囲を飛び回っているかのようにして掛けられています。
雲中供養菩薩像はこのように雲に乗って音楽を奏でている姿や、踊っている姿、合唱している姿等々、実に多種多様。今回は52体の内、14体が展示されていましたが、どの像も実に生き生きとしていて、確かにカミさんが感動したというのも十分に納得できました。
鮮やかに彩色された “彩色想定復元模刻” を見たら、平安時代に製作された頃は本当に極彩色の世界だったということが良く分かりました。それこそが当時の極楽浄土のイメージだったんでしょうね。でも、もし当時の姿を完璧に再現して修復したら、恐らく私達にとっては物凄く違和感のあるものとなるんだろうなぁ……
正直な話、前半の 「飛天の源流と伝播」 や 「天井の光景」 等の展示にはあまり興味が湧かなかったのですが……
……最後の第三展示室に入ってビックリ。国宝の阿弥陀如来坐像光背飛天と雲中供養菩薩像がずらりと並んでいました。これは凄い。
実は今回の展覧会、この平等院鳳凰堂の平成修理完成記念として企画されたものでした。
これが鳳凰堂の御本尊である阿弥陀如来像。
そして、52体の雲中供養菩薩像が、鳳凰堂の内側のかなり高い位置の壁面に、まるで周囲を飛び回っているかのようにして掛けられています。
雲中供養菩薩像はこのように雲に乗って音楽を奏でている姿や、踊っている姿、合唱している姿等々、実に多種多様。今回は52体の内、14体が展示されていましたが、どの像も実に生き生きとしていて、確かにカミさんが感動したというのも十分に納得できました。
鮮やかに彩色された “彩色想定復元模刻” を見たら、平安時代に製作された頃は本当に極彩色の世界だったということが良く分かりました。それこそが当時の極楽浄土のイメージだったんでしょうね。でも、もし当時の姿を完璧に再現して修復したら、恐らく私達にとっては物凄く違和感のあるものとなるんだろうなぁ……