半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

三菱一号館美術館で 『レオナルド×ミケランジェロ展』 を観ました。

2017-08-05 18:19:51 | 美術館、展覧会
夏休みで帰ってくる娘を迎えに行く途中、三菱一号館美術館に寄りました。




現在開催されている企画展はこちら、 『レオナルド×ミケランジェロ展』 です。






レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロがお互いにライバル心を燃やしていたということは知っていたものの、23歳もの年齢差があったということは知りませんでした。まぁこの二人が同じ時代、同じ場所に存在していたというだけでも奇跡なんでしょうけどね。





この二人に関しては例の 「絵画と彫刻は、どちらが優れた芸術であるのか?」 という議論を思い出ししてしまいますが、二人とも素描を大変重要視していたり、解剖学の知識を作品に活かしていたり、数多くの共通点があることが分かりました。


今回はこのミケランジェロの 《十字架を持つキリスト》 が展示されており、撮影可になっていました。



この作品、未完成のままで放棄され、そのままずっと行方不明になっていたそうですが、何と2000年にローマ郊外の修道院で発見されたとのこと。カラバッジョの作品でも長年それと知らずに飾られていた例などがありましたし、まだまだ人知れず生き残っている巨匠の真作というのが他にも沢山あるんでしょうね。

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