『ロック・オブ・エイジズ』

 

□作品オフィシャルサイト　「ロック・オブ・エイジズ」
□監督　アダム・シャンクマン
□キャスト　ジュリアン・ハフ、デイエゴ・ボネータ、ポール・ジアマッティ、トム・クルーズ
　　　　　　　キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、メアリー・J・ブライジ、アレック・ボールドウィン

■鑑賞日　９月２３日（日）
■劇場　チネチッタ
■cyazの満足度　★★☆（５★満点、☆は０．５）

＜感想＞

　かみさんがトム・クルーズのファンなので、一応観に行ったが、「なんじゃこりゃぁ～」
　このあと、書く気にもなれないけれど・・・。

　これは、アメリカでは人気のロック・ミュージカルだとか。　その映画化なのだけど、
　なんだかゆる～い映画で、そのミュージカルが何故受けたのかが知りたい・・・。

　サクセス・ストーリーは数々あるけれど、どこにチャンスが転がっているかもしれない、
　アメリカのショービズ界で、こんなやわなものが許されるのか（笑）

　成功を夢見てやってきたシェリー（ジュリアン・ハフ）は、ロックの殿堂“バーボンルーム”で
　自らもロックシンガーを目指して働くドリュー（デイエゴ・ボネータ）と知り合う。
　間もなく二人は恋仲になるが、当時伝説となったアーセナルの解散ライブが
　バーボンルームで行われることになった。　そこでドリューのバンドが前座に抜擢され、
　成功を収めるが、ドリューはシェリーとアーセナルのボーカルのステイシー（トム・クルーズ）の関係を疑ってしまう。

　背景や時代は違っているが、『バーレスク』が良かっただけになんとも・・・マズイ。

　なんとなくこの時代のショウビズ世界の象徴と思えるべき内容なのだが、如何せん、
　内容がヒドイ（笑）
　ブロードウェイでヒットしたミュージカルの演出がどんなものだったのかはわからないが、
　そのミュージカルを観て、この映画を観た人の感想を聞いてみたいものだ。
　但し、懐かしの８０年代のロックがガンガン使われるところはウェルカムだった。
　そのあたりの背景からトム・クルーズもキャサリン・ゼタ・ジョーンズもオファーをOKしたのだろうが、
　なんともオソマツな映画になっていたことは否めない。
　普通ならシネコンでも一番大きなスクリーンでかかるべきキャストの映画だと思うのだが、
　意外に箱が小さいことから、おそらくそんなに観客動員は見込めないとシネコン側は
　踏んでいたのだろう・・・。

　アレック・ボールドウィン、君味は痩せる気はないのか（笑）

　　ひさびさ、金返せ～映画だった