□作品オフィシャルサイト 「R100」
□監督・脚本 松本人志
□キャスト 大森南朋、大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永 愛
佐藤江梨子、渡辺直美、前田吟、YOU、西本晴紀、松本人志
松尾スズキ、渡部篤郎
■鑑賞日 10月6日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
何故彼はM? 彼の奥さんは何故植物状態なの?
「そして父になる」ならぬ「そして父はMになる」とは松チャン談。
便乗映画か、これは(笑)
主人公は都内有名家具店に勤務する片山貴文(大森南朋)。 片山の妻は1年以上も
意識不明で入院している。 人には言えない性癖を持っている彼が、謎の秘密クラブ
「ボンデージ」に入会するところから物語が展開していく。
「ボンデージ」の支配人(松尾スズキ)は片山に「当クラブは日常生活の中で楽しんで
いただくシステムになっております。 いつやってくるか分からない緊張感が、お客様を
きっと満足させることでしょう」とクラブのルールを説明。 その説明通り、片山の前には
突如、さまざまなタイプの美女たちが現れるようになり、彼がこれまでに味わったことの
ないプレーで、恍惚の世界へと誘っていく。
色んな女優が色んなボンデージ・ファッションでムチを打ちながら色んな女王を演じていて、
最初はそれなりに楽しめたけど、その女王たちも男の職場や家庭内に土足で踏み込んで
くるあたりから、段々不愉快になってくる。
松チャン独特の悪の強さが映画のトーンを決定付けていたが、実際にはボンデージも
期待していたほどではなかったし、殺人を招いていくストーリー展開にはあんぐり。
しかも何だかわからないけどプロレスラーまがいのCEOが出てきたりして、
終盤戦はバカバカし過ぎて笑えない。
唯一、笑えたのは「丸呑みの女王」を片桐はいりが演じていて、確かに人間丸呑みとは
あの顔のデカさとエラの張り具合はピッタシかも(笑)
渡辺直美にはドン引きだったけど
シネコン内は殆どが男の客で、女性はうちのかみさんともう一人で2名のみだった。
きっとあのオジサンたちは、このボンデージが過激だという触れ込みに、
大いなる期待を胸に観に来てたんだろうなぁ~、残念(笑)
入場時に「clubB ONDAGE」のメンバーズカードをもらったが、それも松チャンと
企画協力の倉本三津留の札幌ティーチインのフル映像(28分49秒)だけ。
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