□作品オフィシャルサイト 「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」
□監督・脚本 ピエール・サルヴァドーリ
□脚本 ブノワ・グラファン
□キャスト オドレイ・トトゥ、ガッド・エルマレ、マリー=クリスティーヌ・アダム、
ヴァーノン・ドブチェフ、ジャック・スピエセル、アンヌリーズ・ヘスメ
■鑑賞日 3月20日(木)
■劇場 109CINEMAS川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
“ミイラ取りがミイラになる”とはこんな映画のことかな(笑)
カモにした男にその後カモられ、恋に落ちる
オドレイ・トトゥ演じるイレーヌが超一流の男たちの中で玉の輿を狙いながら、とある金も地位も名誉もないウェイターのジャン(ガッド・エルマレ)を億万長者と勘違いして一夜をともにしてしまったことから、話が意外な展開を見せる。 男に金がないとわかると“金の切れ目が縁の切れ目”で他の男を物色。 しかしながら、“縁は異なもの”でまるですごろくで何度サイコロを振ってみても上がれないような彼女の人生。
縁を切った金のない男は、別の大金持ちの女に拾われ、少しずつ少しずつ洗練されていく。 その道程でイレーヌのレクチャーを受けながら。
この手のシチュエーションのフランス映画は昔からよくあるのだが、惜しいかなも少しテンポがほしい。 決してトトゥが魅力ないとは言わないが、この相手役のガッド・エルマレはこれでいいのだろうか。 フランスで大人気のコメディアンなんだそうだが・・・。 単なるウェイターから洗練されていく過程で出来上がるイイ男には程遠いようなイメージ。
イレーヌがジャンと関わって、最初に振られた男にイレーヌと同業者(笑)のアリエスを使って仕返しするところはなかなか面白かったけれど、ちょっとトトゥの童顔で引いてしまうところもあったけど、それでいてその童顔も小悪魔的に見えて魅力はあったかな。
比較してはいけないけど、『8人の女たち』のようなきちっとした役回りと、『エレベーターを降りて左』のようなハチャメチャなテンポの良さがもう少しほしかったかなぁ
ジャンが引っかかった金持ちの未亡人マドレーヌ役のマリ=クリスティーヌ・アダムって、前に何かの映画で観たんだけど思い出せない。 う~ん、何だったんだろう(笑)
オドレイ・トトゥ、『ダ・ヴィンチ・コード』や『ロング・エンゲージメント』を観たけれど、やっぱり『アメリ』のイメージは払拭されないなぁ(笑)
この日、3本の映画をはしごしたのだが、最後に観たということでこの映画の印象が残るのは仕方がないけれど、女性向け映画三連荘だったなぁ~
オフィシャルサイトにこんなものがありました~
あなたはプライスレスの世界に行ったら
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これって女性向けやんかっ~
面白かったですねぇ。フランス風のベタな部分も御愛嬌。
あの男優さん、最初は本当に野暮ったく、ぜってぇ、惚れねえ、と思ったのですが、じわじわとよくなりましたよ。
最後まで残った微妙感が、またいい味わいでした。
やはり「アメリ」の印象は強く残ってます。なかなか抜けませんね。
>あの男優さん、最初は本当に野暮ったく、ぜってぇ、惚れねえ、と思ったのですが、じわじわとよくなりましたよ。
そうですね^^ 逆プリティ“マン”みたいで(笑)
>最後まで残った微妙感が、またいい味わいでした。
そそ、妙な余韻が(笑)
>やはり「アメリ」の印象は強く残ってます。なかなか抜けませんね。
彼女の屈託のないベイビーフェイスのせいですかねぇ(笑)?