□作品オフィシャルサイト 「永遠の0」
□監督 山崎 貴
□脚本 山崎 貴、林 民夫
□原作 百田尚樹
□キャスト 岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田 岳、新井浩文、染谷将太、
三浦貴大、上田竜也、吹石一恵、田中 泯、山本 學、風吹ジュン、
平幹二朗、橋爪 功、夏八木 勲
■鑑賞日 2月15日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
前回観たときの感想はこちらで 『永遠の0』
多くは語らない。
やはり、人間“宮部久蔵”を人となりを辿る人間的に大きな節となる探求の
旅だったのだろう。
二度観ても、この映画の素晴らしさは、共に過ごした若き日の、自分という
それまで生きた存在を抹消して生きなければならなかった特攻の時代を
生きた人たちの活きた声だったのだろう。
それもこれからの日本を間違いなく担うだろう若い世代の声を。
この作品の良し悪しは岡田クンや真央チャンという若い世代の担い手が、
しかも戦争を知らない彼らが、当時の若者の生き様を想像しながら、
演じることの大変さと大切さを、観ている側が感じ入ることだったし、
また、前回も述べたが、やはり宮部を回顧するストーリーテラーとしての
4人の重鎮俳優陣の存在の大きさだろう。
そして、最初は嫌がっていた本当の祖父探しをする孫であり、真実を
見つめることができた家族であった。 松乃の言うとおり、宮部久蔵は
その姿を変えて、約束を守り帰って来たのだったと。
それにしても、山崎 貴監督のVFXは素晴らしい。
あたかも零戦がかくもあのように空を舞っていたかのように感じた次第。
血を吸った刀かぁ・・・。 やはり景浦が命を張って松乃を守ったんだろうなぁ。
若い頃の景浦(新井浩文)、そして老いた景浦(田中 泯)、ここはやはり
重要なポイントでもあったんだなぁ。
そして実の孫に、本当の人間宮部のことを教えたかったんだろうなぁ。
改めて、夏八木 勲氏のご冥福をお祈りしたい。
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